【速報!】27年に埼玉県川越市に山手インターナショナルスクール開校へ

Yamate International School Feature
2027年4月、埼玉県川越市に「山手インターナショナルスクール」が開校します。対象年齢は、3歳から5歳、年少から年長まで。1クラスの定員は、20名で、授業は主に英語で行われる予定です。

【速報!】27年に埼玉県川越市に山手インターナショナルスクール開校へ

保護者の声から生まれたインターナショナルスクール

2027年4月、埼玉県川越市に「山手インターナショナルスクール」が開校します。

対象年齢は、3歳から5歳、年少から年長まで。1クラスの定員は、20名で、授業は主に英語で行われる予定です。

運営する山手学院は1975年創業の進学塾を母体とし、現在は幼稚園、日本語学校、学童保育なども展開する総合教育グループです。

今回の学校設立では、アオバジャパン・インターナショナルスクールなど都内でインターナショナルスクールを10拠点運営する(株)アオバインターナショナルエデュケイショナルシステムズとアドバイザリー契約を締結し、カリキュラム設計、教員採用、学校運営などの支援を受けて進めています。

インターナショナルスクールというと、海外ブランド校や外資系企業による新設を思い浮かべる人も多いかもしれません。しかし、今回のプロジェクトは少し異なります。

その出発点は、「地元にインターナショナルスクールを作ってほしい」という保護者の声でした。

山手学院の下村学院長、開校準備を進める藪校長、アオバジャパンの板倉氏に話を聞きました。

「地元に作ってほしい」保護者の声から始まった

今回の取材で最も印象的だったのは、山手インターナショナルスクールがその設立にあたり掲げる目標が世界を視野に入れたものであるのに対し、この事業を始める発端は、実は埼玉や川越という地元に根付いたところから生まれたという点です。

下村学院長によると、山手学院がこれまで手掛けてきた事業の多くは、地域の保護者や卒業生からの要望が出発点だったといいます。

下村学院長(以下、下村):塾も日本語学校も幼稚園も、出発点には卒業生の保護者や実際に通っている生徒さんからの声がありました。インターナショナルスクールについても、英語でしっかり学べる教育機関を作ってほしいという声が多く寄せられました。

山手学院は創業から50年を迎えます。これまで地域に育てていただいた教育機関として、少しでも社会に貢献できる存在になれればと思っています。

実際、市役所へ相談に行った際には、担当部署に山手学院の卒業生保護者がいたというエピソードもありました。長年、地域と向き合ってきた教育機関だからこそ、保護者の声が届き、その声に応える形で今回の開校計画が進んでいます。

山手インターナショナルスクールは、27年4月の開校を予定しています。
また、開校に先立ち、YAMATE ENGLISH SUMMER SCHOOLも開催されます。

開催期間は、8月3日月曜日から8月7日金曜日まで。

テーマは、“Journey Through Storybooks”― 絵本の世界をめぐる旅 ―です。

対象学年:2歳から7歳
時間:8時30分から15時00分
参加費:50,000円、5日間
その他に登録料など別途費用がかかります。
公式サイトはこちら

保護者の変化と国際教育

山手学院は50年間、地域に根ざした進学指導を続けてきました。現在も、難関校やブランド力のある大学を目指す生徒に対して、一人ひとりの目標に合わせた学力指導、進路指導を行っています。

その一方で、下村学院長は、教育に対する保護者の価値観が少しずつ広がっていることも感じています。

下村:志望校合格や大学進学は、今でも非常に大切な目標です。山手学院としても、そこに向けた指導はこれからも大切にしていきます。

一方で最近は、大学名だけで将来が決まるというより、その先で何ができるのか、どんな力を身につけているのかを重視する保護者の方も増えていると感じています。

かつては偏差値や学校名が教育選択の中心になりやすい時代もありました。

現在は、それに加えて、英語力、コミュニケーション力、多様な価値観への理解、自分で考えて行動する力などを重視する家庭も増えています。その象徴の一つが英語教育です。

下村:小学校英語も始まり、今の保護者世代は、英語を学ぶだけでなく、実際に使うことの大切さをよく理解されていると思います。

英検や受験のための英語も、もちろん大切です。

ただ、それだけではなく、英語を使って人と関わること、世界とつながることを楽しむ経験が、子どもたちの可能性を広げるのだと思います。

村田:山手インターナショナルスクールの構想は、山手学院が50年間大切にしてきた進学指導の土台に、英語で学ぶ環境、多文化への理解、表現する力を加えていく取り組みといえますね。

アオバジャパンとの連携

村田:今回のプロジェクトでもう一つの注目点が、アオバジャパンとの連携です。

アオバジャパンは日本を代表するインターナショナルスクールの一つですが、実は学校設立支援の相談は日常的に寄せられているといいます。同校には、資金を出すからすべての運営を任せたいという相談も少なくありません。しかし、アオバジャパンが重視しているのは、資金や仕組みだけではないのですね。

板倉:教育は、資金を出せば形になるというものではありません。きちんとした国際教育を、その地域や社会に広げていきたいというビジョンが必要です。山手学院の考え方は、アオバジャパンと非常に近いものがありました。

下村:実はいろいろな学校ともお話をさせていただきました。

その中でアオバさんは、受験だけではなく、子どもたちが自分で生きたい道を見つけること、その力を育てることを本当に大切にされていると感じました。

村田:開校に向けて、アオバジャパンはカリキュラム、教員採用、学校運営、マーケティングなど、幅広い助言を行い、一方で、実際に学校を作っていく主体は山手学院自身なんですね。

板倉:私たちは必要なアドバイスはしますが、山手学院さんが考え、自分たちで学校を作っていく。そこが今回のプロジェクトの良いところだと思っています。

海外での教育経験を持つ新校長が描く学校

村田:開校時の校長には、藪氏が就任する予定ですね。藪氏は、幼少期から海外での生活や教育環境に触れてきた経験を持っています。日本とは異なる文化や価値観の中で学んだ経験は、山手インターナショナルスクールが目指す国際教育の土台にもつながっています。

藪:海外での経験を通じて、言葉や文化が違っても、人と関わり、自分の考えを伝え、相手を理解する力の大切さを実感してきました。山手インターナショナルスクールでは、英語を学ぶだけでなく、子どもたちが自分の考えを持ち、安心して表現できる環境を作っていきたいと考えています。

村田:薮校長は、大学卒業後は企業勤務を経て、英語教育の世界に進みました。教育に関わる中で、次第に学校づくりへの思いを強めていったのですね。

藪:以前から、いつか学校づくりに関わりたいという思いがありました。山手学院に入社する際にも、その思いを伝えていました。今、その言葉が現実に近づいていることに、大きな責任を感じています。子どもたちにとって、毎日通うことが楽しみになる学校を作れるよう、準備を進めています。

村田:入社時の藪校長の発言が今回の開校に繋がっているのですね。

下村:本人に学校づくりへの強い思いがありました。もちろん簡単なことではありませんが、海外での経験や英語教育への理解を生かしながら、山手インターナショナルスクールらしい学校を一緒に作っていきたいと思っています。

子どもたちが笑顔で帰る学校を目指して

村田:下村学院長、薮校長がアオバジャパンを見学した際、最も印象に残ったのはどのような点だったでしょうか。

下村:学校見学をした時に、子どもたちがバスに乗って帰宅する姿を見かけました。みんな笑顔だったんです。今日学校楽しかったな、という顔で帰っていく。それがすごく印象的でした。子どもたちの表情でした。

板倉:私たちは、学習塾と聞いて、最初は詰め込み教育を想像していたんです。でも、山手学院さんは全然違いました。

村田:山手学院の教育哲学がそこに重なったそうですね。

下村:私たち昔から、1日1回は子どもを褒めて帰そうという考え方があります。褒めるところがなければ、褒めるところを作る。帰る時に、今日来て良かったなと思ってほしいんです。

山手学院とアオバジャパンの教育理念が重なり合う、新しい学校の姿がそこに見えていました。

川越から始まる新しい国際教育

山手インターナショナルスクールは2027年4月に開校します。

埼玉県内では数少ない本格的なインターナショナルスクールとして、現在、開校準備を進められています。

地域の保護者の声を聞き、子どもたちの夢を応援してきた山手学院。

創立50年の歩みの先に生まれる新たな国際教育の挑戦が、川越から始まろうとしています。

お問合せ

山手インターナショナルスクール
公式サイト:https://www.yamate-inter.com/
住所:〒350-1124埼玉県川越市新宿町 5-1-17
山手学院 川越西口校 2号館

お問合せ:https://business.form-mailer.jp/fms/780730c7342070

この記事の記者

編集長 兼 国際教育評論家 村田学

インターナショナルスクールタイムズの編集長として、執筆しながら国際教育評論家として、NHK、日本経済新聞やフジテレビ ホンマでっかTV、東洋経済、プレジデント、日本テレビ、TOKYO FMなど各メディアにコメント及びインタビューが掲載されています。プリスクールの元経営者であり、都内の幼小中の教育課程のあるインターナショナルスクールの共同オーナーの一人です。国際バカロレア候補校のインターナショナルスクールの共同オーナーのため国際バカロレアの教員向けPYPの研修を修了しています。