2027年4月、サレジアン国際学園小学校に初心者向け新クラス「SG」誕生の理由とは?

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英語経験の有無が、小学校入学の入口を分けてしまう現実があります。英語で学べる小学校への関心が高まる一方、サレジアン国際学園小学校のインターナショナルクラスでは志願者の多くが帰国生やプリスクール出身者でした。こうした状況を受け、同校は、2027年4月、英語未習からでも段階的に世界基準へ接続する新クラス「SG」が始動します。日本語を土台に基礎を築き、徐々に英語へ移行する設計です。日本型インターナショナル教育の進化が進んでいます。

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英語経験の「有無」で分かれてしまう現実

ここ数年、英語で学べる小学校への関心は明らかに高まっています。

その中でもサレジアン国際学園小学校のインターナショナルクラスは、英語環境の強さで注目されてきました。

昨年度入試では志願者の約8割がプリスクール出身者や帰国生。すでに英語環境で育った園児が多数を占めたという事実は、学校の質への信頼の裏返しでもあります。

インターに興味はあるが、英語はまだ学んでいない。
プリスクールには通っているが、発話に自信がない。
いきなり英語環境に入るのは不安だ。

人気が高まるほど、無意識のうちに「英語ができる子のための学校」という印象が強くなります。その心理的ハードルは、決して小さくありません。

2027年4月、新クラス「SG」始動

2027年4月、インターナショナルクラスに新クラス「SG」が誕生します。

入試は日本語を中心に実施。

入学後は英語を初歩から丁寧に積み上げます。

他教科はまず日本語で学び、徐々に英語へ移行するバイリンガル型。

1~2年後には従来クラス(AG)と合流し、その後は通常のインタークラスで小学校生活を過ごします。

いきなり完全英語環境に置くのではなく、段階的に接続する設計です。

このAG(Advanced Group)SG(Standard Group)のクラスは、サレジアン国際学園中高とも共通の制度設計。広尾学園や三田国際科学学園も同様の制度になっています。

これは単なる緩和策ではありません。個人の学習歴に合わせて最適な学習環境を提供し、しっかりと能力を伸ばすための戦略的なステップです。

学園長主導で生まれた覚悟のクラス

SGは、同学園長・大橋清貫先生の主導で構想されました。
背景にあるのは明確な問題意識です。

英語経験の有無で入学の門戸が事実上狭まっている現状を変えたい。
日本の教育を本気で世界基準へ引き上げたい。

英語ができる子を選抜するモデルの方が、英語で授業をする教育はしやすい。それでもあえて、英語未習の子どもにも世界への入口を開く。

ここにサレジアン国際学園の教育的覚悟があります。

SGは、優秀な英語経験者を集めるクラスではありません。英語未習からでも、世界基準へ育てるという宣言です。

これは、日本型インターナショナル教育の次の進化形とも言えるでしょう。

サレジアン国際学園小学校 大橋学園長インタビュー

2026年4月、星美学園小学校は、校名を「サレジアン国際学園小学校」と変更し「インターナショナルクラス」を開設します。 編集部では、大橋清貫学園長にその背景と狙いについてインタビューをお願いしました。

2026年3月7日 第1回学校説明会で詳細発表

2027年度入試向け第1回学校説明会が3月7日に開催されます。

当日は、学園長による教育ビジョンの講演、SGの詳細説明、そして2025年11月に実施されたA日程一般生ペーパー試験の実物(日本語版)が配布される予定です。

小学校受験に国際化の衝撃!サレジアン国際学園小学校インターナショナルクラス受験レポ

サレジアン国際学園小学校インターナショナルクラスは、2026年度入試で志願者が前年比220名以上増え、A日程2〜3倍、B日程8.1倍と高倍率でした。受験生の8割がプリスクール生や帰国生など英語環境の子どもで、英語未経験でも合格例がありました。入試では創造力、主体性、非認知能力が重視され、幼児教室未経験でも合格が見られました。「一条校×インター」の安心感、プリスクール生の増加、口コミの速さ、改革で知られる大橋学園長への期待、都心からの通いやすさが人気の理由として挙げられます。

6月の第2回説明会では英語版ペーパーも配布されます。

SGの制度設計の全体像は、この説明会で明らかになります。

小学校入学後からでも、世界基準へ育てられる。

それを本気で設計したSGクラスです。

日本の教育を内側から変えていく動きが、静かに、しかし確実に始まっています。インターナショナルスクールタイムズとして、この動向を引き続き注視していきます。

連載1:ほぼインター「サレジアン国際学園小学校インタークラス」の人気が高まる理由

サレジアン国際学園小学校インターナショナルクラスの人気が急上昇しています。2026年度入試では出願者数が400名となり前年から253名増加。「英語で学ぶ」環境を求める家庭が、インターナショナルスクールだけでなく私立小学校の国際クラスにも広がっていることを示しています。同校では、英語ゼロから学べる「SG(スタンダードグループ)」も新設。PBL型授業やSTEAM教育を通じ、「正解を覚える教育」ではなく「問いを立てる教育」を重視しています。日本の国際教育は今、“第三の選択肢”として新しいフェーズに入り始めています。

お問合せ

サレジアン国際学園小学校インターナショナルクラス
公式サイト:https://www.el.seibi.ac.jp/international/
住所:〒115-8524 東京都北区赤羽台4-2-14
インターナショナルクラス設置準備室直通:080-2343-1621
メール:primary@salesian.seibi.ac.jp

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編集長 兼 国際教育評論家 村田学

編集長 兼 国際教育評論家 村田学

編集長 兼 国際教育評論家 村田学

インターナショナルスクールタイムズの編集長として、執筆しながら国際教育評論家として、NHK、日本経済新聞やフジテレビ ホンマでっかTV、東洋経済、プレジデント、日本テレビ、TOKYO FMなど各メディアにコメント及びインタビューが掲載されています。プリスクールの元経営者であり、都内の幼小中の教育課程のあるインターナショナルスクールの共同オーナーの一人です。国際バカロレア候補校のインターナショナルスクールの共同オーナーのため国際バカロレアの教員向けPYPの研修を修了しています。