2016年08月15日

【校舎見学】ローラス・インターナショナルスクール・オブ・サイエンス小学部

バイリンガ・サイエンス・インターナショナルスクールを田園調布など7カ所で運営する株式会社バイリンガは、2015年4月に港区白金台に小学部のローラス・インターナショナルスクール・オブ・サイエンスを開校しました。同校は、1歳半から6歳までの未就学児童のプリスクールとキンダーガーテンで有名です。


ローラス・インターナショナルスクール・オブ・サイエンス 小学部

バイリンガ・サイエンス・インターナショナルスクールを田園調布など7カ所で運営する株式会社バイリンガは、2015年4月に港区白金台に小学部のローラス・インターナショナルスクール・オブ・サイエンスを開校しました。
バイリンガ・サイエンス・インターナショナルスクールは、1歳半から6歳までの未就学児童のプリスクールとキンダーガーテンで有名です。
キンダーガーテンの卒園児が、英語、サイエンスの能力を伸ばした能力を活かせる小学部が少なかったことなど保護者の声を受け、小学部を開校しました。

十年以上の歳月を経て設立されたのが、ローラス・インターナショナルスクール・オブ・サイエンス 小学部。 サマースクールの時期でしたが、校舎を見学してきました。

 

サイエンスは、子どもたちの好奇心を刺激!

ローラス・インターナショナルスクールの特徴は、「サイエンス」。
しかし、それだけではなく興味を仮説・実験・検証・仮説のサイクルで自分の好奇心と「なぜ?」「どうして?」という探究心を育むことがポイント。

すなわち、「楽しい」「面白い」という学習する力を子どもたちが1歳半から6歳のもっとも成長する時期に体験することで、探究心と学ぶ姿勢が身につくのです。

ローラス・インターナショナルスクール小学部を見学!

場所は、港区でも八芳園や明治学院、旧朝香宮邸(現:東京都庭園美術館)のある地域。 白金台の閑静な住宅街のなかにローラス・インターナショナルスクールはあります。

電車では、東京メトロ南北線・都営三田線の白金台駅から徒歩6分。都営浅草線の高輪台駅からも徒歩10分と便利なところにあります。

 

お屋敷が並ぶ白金台。
ここが都心の一等地にあるとは感じられないほど静かです。

車寄せと重厚感のあるエントランス。

校舎のなかに入ると目に飛び込んできたのが、アンモナイトの化石と恐竜時代の年表など。

 

今回、案内をしてくれたマーケティング部の高橋さん。 「夏休み前のテーマが恐竜でした。子どもたちの好奇心を引くように、実際に触れるように展示してあります」とのこと。

 

正門からエントランスに進むと、今度は宇宙が出現。

望遠鏡や顕微鏡など子どもたちが触りたくなる実験道具が並びます。
エントランスから吹き抜けを眺めると、まるでアンモナイトと惑星が並んでいるよう。

らせん階段からエントランスを撮影。
惑星が並んでいました。

 

訪れた日は、サマースクールの時期

サマースクールの生徒さんも帰った後。
教室だけ見せてもらいました。

理科室の壁一面がホワイトボード兼スクリーン。
授業で使ったスライドを展示してもらいました。

壁一面に映し出される星座たち。
教室でプラネタリウムができますね。

 

子どもたちの好奇心のスイッチを押す仕掛けがたくさん。

顕微鏡にミニタブレットを装着。
見やすい!

 

顕微鏡は、教室のインタラクティブ・ボードに表示もできます。
これなら顕微鏡のなかの映像を先生が全員に話しながら共有できますね。

 

また、目を引いたのが教室にある実物大のワニや熊のパネル。
このワニのもパネルは、2メートルはありました。

これならワニの大きさを、自分の体と較べることでどれくらい大きのか理解できますね。

 

「図鑑やプロジェクターでは、実際の大きさを感じ取ることはないと思います。校長が子どもたちに実際のサイズを体験してほしい」とワニや熊のパネルを用意してくれました、と高橋さん。

「フォニックスは、イギリスで生まれたジョリーフォニックスを使っています。歌って、踊って身につけるフォニックスなので、従来のフォニックスとは違う覚え方ですよ。なにより子どもたちが楽しそうにしています」と総務部長の川上さん。

教室では、オールラーニングイングリッシュ(英語ですべて学ぶ)ため、徹底的に英語です。
疑問も質問も英語で話せるようにしているのが特徴です。

時間割りは、英語(Language Arts)、科学と算数、リーディングは、毎日あり、国語(日本語)、社会などは週四日。

もちろん、多感な小学生にとって、アートや体育など情操教育も大切です。 そこで、ローラス・インターナショナルスクールは、空手やアート、音楽もあり、バランス良い時間割りを組んでいます。

なぜ、サイエンスなのか?

プリスクール・キンダーガーテンのバイリンガ・サイエンスも同じですが、サイエンスに教育理念の中心にしています。

その理由は、自分の頭で分析し、考えられるようにする「クリティカル・シンキング」を習得するため。

また、サイエンスによって探究心が深まり、「なぜだろう?」「どうして?」と問いながらサイエンスの実験を繰り返します。
そのプロセスで、観察を継続的に続ける力と仮説と分析を繰り返すのです。

客観的に分析し、自分の頭で考える力をつけるのです。

理論立てた思考習得のためのサイエンスといえます。
すなわち、脳の思考法を科学的にすること。 それがローラス・インターナショナルスクールの特徴。 今後、同校の授業もレポート予定です。

お楽しみに!

2017年度 入学希望者向け小学部説明会

日程
 2016年09月24日 14:00~
 2016年10月15日 14:00~
 2016年11月19日 14:00~

下記より予約
 http://www.bilinga.net/laurus-lp/

 

ローラス・インターナショナルスクール お問い合わせ

ローラス・インターナショナルスクール
Laurus International School of Science

コース 保・幼・小
各認定 ー
サマー、スプリング、サタデー/アフタースクールあり。

http://www.laurus-school.com
〒108-0071 東京都港区白金台3-4-17
TEL:03-5422-7375
FAX:03-5422-7376

 

この記事の記者

インターナショナルスクールタイムズの編集長として、執筆しながら国際教育評論家として、NHK、日本経済新聞やフジテレビ ホンマでっかTV、東洋経済、プレジデント、日本テレビ、TOKYO FMなど各メディアにコメント及びインタビューが掲載されています。

プリスクールの元経営者であり、都内の幼小中の教育課程のあるインターナショナルスクールの共同オーナーの一人です。

国際バカロレア候補校のインターナショナルスクールの共同オーナーのため国際バカロレアの教員向けPYPの研修を修了しています。