2021年11月03日
これまで2023年に開校予定としていたローラス インターナショナルスクール オブ サイエンスは、この度、中等部の開始を前倒し2022年9月から開校すると公表しました。この背景には、4月始まりに既存の生徒が9月始まりの中等部でギャップイヤーが生まれるため、早めに生徒が継続的に学べる環境を作ろうとする動きでもあります。
ローラス インターナショナルスクール オブサイエンスは、中等部の開校を予定より半年早い2022年9月に開校すると公表しました。
2022年9月に中等部を開校させる背景には、初等部6年生進級しやすい仕組み作りが背景にあります。
中等部から新年度が4月から9月に移行されます。
ローラス中高の外部生向け説明会
12/4(土)10:00-11:30
同校 初等部(東京都港区三田4-1-27 FBR三田ビル 4F)にて開催。
▽ 詳しくはこちらからお申し込みください。
中高 説明会 ローラス インターナショナルスクール|Laurus International School of Science
https://laurus-school.com/ja/topics/4716/中高の説明会です。ローラス インターナショナルスクールは日本で唯一のサイエンス・インターナショナルスクールです。自分の頭で思考でき、革新的で創造的な人物となるように学習環境と機会を提供することに努めています。
編集部作図
編集部は、都心部の状況を分析した結果、インターナショナルスクールがさらに集まる地域になっていることが判明しました。
【変更なし】
・聖心インターナショナルスクール
・東京インターナショナルスクール
・西町インターナショナルスクール
【変更があったスクール】
・フェニックスハウスインターナショナルスクール
(2021年9月開校)
・アオバジャパン・インターナショナルスクール
(2022年9月 高等部を練馬区より移転)
・カナディアンインターナショナルスクール
(一部校舎を目黒に移転)
・モンテッソーリスクール・オブ・東京
(高等部を開校へ)
・ブリティッシュスクール・イン・東京
(虎ノ門再開発へ一部移転)
・キャピタル東京インターナショナルスクール
(2022年開校 小学部、23年度 幼稚部・中学部、26年度高校部)
・インディア インターナショナルスクール・イン・ジャパン
新校舎竣工へ
・グローバル インディア インターナショナルスクール
キャンパス増
【計画】
・東京駅八重洲口 (2028年開校予定)
・JR品川駅 リニア駅再開発に伴うインターナショナルスクール開校計画
編集部作図:都内都心部にインターナショナルスクールが増える構図とともに地方にボーディングスクールが増えていく2方向の国際教育の流れがあります。
ローラス インターナショナルスクール オブ オブサイエンスの開校前倒しは、既存の生徒の進級でギャップイヤーが生まれないための早期開校と都心部に増えるインターナショナルスクールの増加にも影響を及ぼしそうです。
総理官邸が主体となり、東京、大阪、福岡を国際金融都市として採択し、外資系金融機関が日本で運営しやすいような政策が進んでいます。
その中で、駐在員の住環境と教育は最も重視されます。
東京にインターナショナルスクールが増えることで、結果的に「東京に良いインターナショナルスクールがたくさんあり、子どもの教育環境としても選びたい都市」になる可能性が出てきました。
インターナショナルスクールとコラボし、国際教育をより学校生活に取り込む私立小中高も増えてくると考えられます。
この記事の記者
インターナショナルスクールタイムズの編集長として、執筆しながら国際教育評論家として、NHK、日本経済新聞やフジテレビ ホンマでっかTV、東洋経済、プレジデント、日本テレビ、TOKYO FMなど各メディアにコメント及びインタビューが掲載されています。
プリスクールの元経営者であり、都内の幼小中の教育課程のあるインターナショナルスクールの共同オーナーの一人です。
国際バカロレア候補校のインターナショナルスクールの共同オーナーのため国際バカロレアの教員向けPYPの研修を修了しています。
ローラス インターナショナルスクール オブ サイエンス公式ホームページより引用。