2025年04月14日

茗溪学園とさくらインターナショナルスクール(関西国際学園)が小中連携協定を締結

茗溪学園中学校・高等学校と茗溪学園とさくらインターナショナルスクール(関西国際学園)は、小中連携協定を締結したことを公表しました。茨城県つくば市にある中学校、高等学校で国際バカロレア認定校です。2017年から国際バカロレアのDPをスタートし、高等学校ではアカデミアクラス(AC)、茗溪ジェネラル、IBコースではバイリンガルディプロマも習得できます。さくらインターナショナルスクールは、国際バカロレア PYP候補校で、運営母体の関西国際学園はPYP,MYP,DPの認定校で日英バイリンガルの探究学習を通して、創造力と責任感を持って国際社会に貢献するリーダーの育成しています。


茗溪学園とさくらインターナショナルスクール(関西国際学園)が小中連携協定を締結

茗溪学園中学校・高等学校と茗溪学園とさくらインターナショナルスクール(関西国際学園)は、小中連携協定を締結したことを公表しました。

写真左:茗溪学園中学校高等学校 宮﨑 淳校長、写真右: さくらインターナショナルスクール 関西国際学園 中村久美子学園長

 
 

茗溪学園中学校・高等学校は、茨城県つくば市にある中学校、高等学校で国際バカロレア認定校です。
2017年から国際バカロレアのDPをスタートし、高等学校ではアカデミアクラス(AC)、茗溪ジェネラル、IBコースではバイリンガルディプロマも習得できます。

本小中連携協定について茗溪学園の宮﨑 淳校長は、下記のように述べました。

関西国際学園と小中連携協定を結ばせていただきました。
同校は国際バカロレアのPYPを候補校として導入し、日本語教育も充実しており、本校と同じ教育理念を共有している点に魅力を感じています。

特に、日本では珍しい「小中接続」を実現できる点が大きな意義であり、協定書には指定校推薦枠も設ける予定です。
この推薦枠は柔軟性を持たせ、その時々の状況に応じて人数を決定します。

さらに、2029年の本校移転計画により、新キャンパスでは快適な環境を提供するため400室の個室寮を整備する予定で、生徒の学びがより充実することを目指して参ります。

調印式に列席された両校の皆様。

 

茗溪学園中学校高等学校

https://www.meikei.ac.jp/

茗溪学園は東京高等師範学校、東京文理科大学、東京教育大学および筑波大学などの同窓会である茗溪会によって、つくばに住む子どもたちの教育、帰国子女の受入校として、1979年に設立されました。中高一貫で、全人的、総合的教育を行っています。

さくらインターナショナルスクールは、国際バカロレアのPYP候補校で、母体となる関西国際学園は、国際バカロレア PYP、MYP、DPの認定校です。
日英バイリンガルの探究学習を通して、創造力と責任感を持って国際社会に貢献するリーダーの育成しています。
また、関西国際学園は、インターナショナルスクール認定機関であるCIS認定校です。

本小中連携協定について中村久美子学園長は、次のように述べました。

さくらインターナショナルスクール(関西国際学園)は今年で創立25周年を迎え、茗溪学園との連携の日を迎えられることを大変光栄に感じています。
創立当初はSNSがなくチラシで広報活動を行い、多くの挑戦と成長を重ねてきました。
本校には45カ国以上から集まった約350人のスタッフが在籍しており、多様な視点から教育プログラムを構築しています。

さくらインターナショナルスクールは、国際バカロレアの候補校であり、運営母体の関西国際学園は、国際バカロレアのPYP,MYP,DPの認可校です。また、CIS(国際学校認定機関)の認定を取得し、その基準に基づいた質の高い教育環境を提供しており、国際的な視野で教育活動に取り組んでいます。

関西国際学園 さくらインターナショナルスクール公式ホームページ

https://www.kansai-intlschool.jp/

関西国際学園は、英語、日本語のバイリンガル教育をリードするインターナショナルスクールです。関西国際学園には、関西インターナショナルスクール、さくらインターナショナルスクールがあり、東京港区、文京区、千代田区にも開校しています。

国際バカロレアのデュアルランゲージがポイントに

今回のインターナショナルスクールと私立学校の小中連携協定の土台となっているのが、国際バカロレアのデュアルランゲージです。

さくらインターナショナルスクール(関西国際学園)と茗溪学園中学校、高等学校では、国際バカロレアを日本語、英語の両言語です。
両校とも授業見学や何度かの訪問など準備を進め、今回の小中連携協定に繋がりました。

国際バカロレアは、インターナショナルスクールと国公私立にカリキュラムの橋を架け事例といえます。

写真左:関西国際学園 東京初等部 Head of School Marwa Elgezery校長、写真右:さくらインターナショナルスクール 関西国際学園 中村久美子学園長

 

デュアルランゲージの国際バカロレアは、少ないため両校のように進学先と学びの質の高さから連携することが生徒にとって大きなメリットになりそうです。


この記事の記者

インターナショナルスクールタイムズの編集長として、執筆しながら国際教育評論家として、NHK、日本経済新聞やフジテレビ ホンマでっかTV、東洋経済、プレジデント、日本テレビ、TOKYO FMなど各メディアにコメント及びインタビューが掲載されています。

プリスクールの元経営者であり、都内の幼小中の教育課程のあるインターナショナルスクールの共同オーナーの一人です。

国際バカロレア候補校のインターナショナルスクールの共同オーナーのため国際バカロレアの教員向けPYPの研修を修了しています。