2014年07月04日
神戸のカネディアン・アカデミイで一般参加できるサマープログラムがあります。それがサマーファン@CAです。国際バカロレアの教育でも有名なカネディアン・アカデミイですが、探究的な学びがサマープログラムにはあふれています。
英語が話せないお子さんでも参加できるサマーファン @ CA
カネディアン・アカデミイのサマープログラム コーディネーターのホワイト・かおるさんにサマーファン @ CA の魅力についてお聞きしました。
タイムズ:サマーファン @ CA の特徴を教えてください。
インターナショナルスクールのサマースクールをそのまま体験します。
英語のクラスの他にアート、コンピューター、スポーツ、 ゲーム等のスペシャルズクラスがありますが、全て英語で行われます。英語漬けと呼ばれるイマージョンという手法です。
10日間という短い期間なので、文字のお勉強ではなく、英語をコミュニケーションのツールとして使えるようにするのが私たちの目標です。
外国人の先生やアシスタント、ボランティア、そして生徒との関わり(勉強、遊び)を通して他国の言葉や文化、習慣等を習得する事も目指します。
今年から参加可能な中学生は基本の文法、文型をカバーしながらアクティビティーを通してコミュニケーションを図ります。
9日目の一泊キャンプや最終日の発表会も楽しい想い出になると思います。
ーーータイムズ:昨年から英語が話せないお子さんも参加できるようになりました。
参加者に大好評ですが、英語が話せないお子さんでも楽しく参加できるポイントはどのようなところにあるのでしょうか?
やはり楽しく学ぶ事でしょうか。
ネイティブクラス以外のお子様は10日間で英語がペラペラになるわけがありません。
急に読み書きができるようにもなりません。
でも毎日英語を聞いて、真似て、使っていくと変化は見えてきます。
毎日1つでも2つでも新しい言葉やフレーズを覚え、使えるようになると楽しいですし、向上心を高めることでしょう。
先生たちは普段から英語を母国語としない学生をたくさん教えているので、楽しく効率よく教えるスキルを持っています。
ーーータイムズ:各グループには、先生の他にネイティブまたはバイリンガルのアシスタントがつきます。
どのような方がアシスタントについてくれるのでしょうか?
ほとんどがカネディアン・アカデミイの卒業生で、社会人、大学生、高校生と様々です。
先生とアシスタントの他にボランティアの在学生(高校生)もたくさん参加しています。
子供たちにとっては優しいお兄ちゃんやお姉ちゃんですが、もちろん使うのは英語がメイン。
もちろん、どうしても必要な時には日本語のサポートもしてくれます。
ーーータイムズ:それならばお子さんも安心ですね。
9日目に(小中学生を対象とした)学校に泊まるアメリカンスタイルの宿泊キャンプがあります。
午後3時以降、子どもたちは、どのように過ごすのでしょうか?また、宿泊キャンプをサマープログラムに取り入れたことで、子どもたちにどのような変化がありますか?
9日目の放課後は盛りだくさんのアクティビティーを計画しています。
お天気が良ければ大きな人工芝の上で ‘Slip & Slide’, お天気が悪ければ体育館でのアクティビティーとなります。
後片付けとシャワーの後はみんなで協力し合ってディナー。
デザートはもちろんマシュマロを焼いてスモアーズ。そして一度発表会のリハーサルをします。ここで幼稚園組は帰宅です。
休憩の後は歌や映画鑑賞、そして9時に就寝します。
最終日の朝はみんなで朝食、そしてお片づけ。
少しお勉強をした後は昼食。自分でつくったランチはみんな喜んで食べます。
お帰りの準備をした後は最後のリハーサル、そして発表会です。
発表する内容はそれぞれのグループで子供たちが中心となって決めます。
昨年は歌、お遊戯、お話、映画作成などがありました。
ネイティブ/帰国子女のクラスは歌の他に、発表会の司会も務めてくれました。
ーーータイムズ:過去の参加者、保護者の声で、ホワイトさんの印象に残っているエピソードを教えてください。
エピソードと言えるかどうか分かりませんが、ほとんどの方々が笑顔で「毎日楽しそうでした」 「(発表会を見て)ここまで出来るとは思いませんでした」 「ありがとうございます。来年もよろしくお願いします」と言ってくださる事が嬉しいですね。
ーーータイムズ:普段、日本の学校に通っている子たちにとってサマーファン @ CAの経験は、驚きと楽しみの詰まった10日間です。
また、保護者にとって、家に帰ってきた子どもが楽しそうにサマーファン @ CA のことを話す姿が何よりも楽しみだと思います。
最後に、ホワイトさんから参加希望のお子さん、保護者の方にメッセージをお願いします。
経験はきっかけなり、継続は力なり!
『国際化社会』と言われていますが、まだまだ自然に外国人と会話ができる日本人は少ないようです。
道を尋ねられても格好わるい、恥ずかしい、自信が無い、など様々な理由で英語を話したがらない人がほとんどではないでしょうか。
中高を通して6年間、最近では小学校から英語教育を始めるところも増えました。
しかし英語が話せない先生や週に1、2度のネイティブスピーカーとのやり取りではなかなかコミュニケーションがとれる様にはならないでしょう。
読み書きが『学力』なら『能力』であるコミュニケーションスキルを磨くにはやはり使って練習する場を必要とします。
サマーファン @ CA では10日間英語漬けの日々を送ってもらい「英語が好き」「こんなにも英語がわかるようになった」「これからも英語を勉強して色々な人と話せるようになりたい」と思ってくれるきっかけを作りたいと思っています。
そして、これをターニングポイントとしてこれからの継続する勉強に活かしもらいたいと思っています。
塾でもない、英会話学校でもない、カネディアン・アカデミイだからこそオファーできる内容のプログラムです。
ーーータイムズ:ホワイトさん、ありがとうございました。
百年以上の歴史を誇るカネディアン・アカデミイ。
サマープログラムには、カネディアン・アカデミイの国際教育の指導方法、探求型の授業などが反映されています。
最終日の成果発表会の後、「帰りたくない」という生徒さんの声が聞こえてきそうです。
好評のカネディアン・アカデミイのサマーファン @ CA は、こちらを参照ください。
http://www.canacad.ac.jp/page.cfm?p=4289
塾でも、日本の学校でもない。
百年の国際教育の歴史があるカネディアン・アカデミイのサマープログラム。
インターナショナルスクールタイムズのおススメです。
〒658-0032
兵庫県神戸市東灘区向洋町中4丁目1
URL:http://www.canacad.ac.jp/
電話:078-857-0100
FAX:078-857-3250
この記事の記者
インターナショナルスクールタイムズの編集長として、執筆しながら国際教育評論家として、NHK、日本経済新聞やフジテレビ ホンマでっかTV、東洋経済、プレジデント、日本テレビ、TOKYO FMなど各メディアにコメント及びインタビューが掲載されています。
プリスクールの元経営者であり、都内の幼小中の教育課程のあるインターナショナルスクールの共同オーナーの一人です。
国際バカロレア候補校のインターナショナルスクールの共同オーナーのため国際バカロレアの教員向けPYPの研修を修了しています。