2016年06月10日
東洋英和女学院大学で、CLIL(科目内容と言語を統合した学習)や CBLT(内容を重視した言語指導)について、オーストラリアや世界でこれらのアプ ローチがどう展開しているかを学びます。
東洋英和 CLIL 研究会は、横浜市教育委員会の後援を受けて、CLIL(科目内容と言語を統合した学習)や CBLT(内容を重視した言語指導)のセミナーを開催します。
CLIL や CBLT は、小中高大でのバイリンガル教育やインターナショナル・バカロレア(IB)などで最近注目され ている教育アプローチです。
日時: 2016年7月2日(土) 午後1時〜5時
場所: 東洋英和女学院大学 横浜キャンパス Room 5101
主催の東洋英和女学院大学から笹島茂氏, Miriam Black氏, Paul Underwood氏, 武藤克彦氏が登壇されます。
近年ヨーロッパでは、CLIL(Content and Language Integrated Learning:クリル)という英語教育法が急速に広まっています。
簡単に言うと、「英語を学ぶ」から「英語で(理科、社会、算数を)学ぶ」
CLIL型学習では,「4C」と呼ばれるCで始まる4つの要素(Content, Communication, Cognition, Culture)を組み合わせて,質の高い教材・授業を作りだす。
内容:
13:00 開会
13:10 – 13:40 The CLIL project of Toyo Eiwa CLIL ReN (東洋英和 CLIL プロジェクト)
笹島茂, Miriam Black, Paul Underwood, 武藤克彦 (東洋英和女学院大学)
13:40 – 14:20 講義 1
The implementation of CLIL programs in Australian schools
(オーストラリアの学校の CLIL プロジェクトの実践) Margaret Gearon (メルボルン大学教育大学院)
14:30 – 15:20 講義 2
CLIL pedagogic transfer across contexts and boundaries:Caveats and considerations
(内容と境界を超える CLIL 教育の転換:注意と配慮)
Russell Cross (メルボルン大学教育大学院)
15:20 – 15:50 講義 3
Personal Social Education at YIS: Developing Global Citizens (YIS の個人社会教育:グローバル市民を育てる)
熊本エリザ (YIS:横浜インターナショナルスクール)
16:00 – 17:00 パネルディスカッション
Content, Cognition, Communication and Culture in CLIL and IB
(CLIL と IB における内容、思考、コミュニケーション、文化)
Margaret Gearon, Russell Cross, 笹島茂, 熊本エリザ
世界大学ランキングでも上位のオーストラリアのメルボルン大学。
メルボルン大学教育大学院からMargaret Gearon氏、Russell Cross氏などが講演をおこないます。
国際バカロレアで高い実績の横浜インターナショナルスクール。
熊本エリザ氏の講演があります。
予約:不要
参加費:無料
使用言語:英語(通訳なし)
お問い合わせ:sasajima.s@toyoeiwa.ac.jp
この記事の記者
インターナショナルスクールタイムズの編集長として、執筆しながら国際教育評論家として、NHK、日本経済新聞やフジテレビ ホンマでっかTV、東洋経済、プレジデント、日本テレビ、TOKYO FMなど各メディアにコメント及びインタビューが掲載されています。
プリスクールの元経営者であり、都内の幼小中の教育課程のあるインターナショナルスクールの共同オーナーの一人です。
国際バカロレア候補校のインターナショナルスクールの共同オーナーのため国際バカロレアの教員向けPYPの研修を修了しています。