2025年02月01日
星美学園小学校は、校名を2026年4月よりサレジアン国際学園小学校に変更し「インターナショナルクラス」の開設を公表しました。インターナショナルクラスは、主要教科は、英語による授業です。これにより、小中高12年の一貫した国際教育校となります。インター幼稚園卒園児にとって朗報で、外国籍生徒の入学も可能です。
星美学園小学校は、校名を2026年4月よりサレジアン国際学園小学校に変更することを公表しました。
21世紀に活躍できる 「世界市民力」の育成のために「インターナショナルクラス」の開設も決めました。
・2026年4月より星美学園小学校から校名をサレジアン国際学園小学校に変更
・星美クラスとインターナショナルクラスを開設
・インターナショナルクラスは、主要教科は、英語による授業
大橋 清貫学園長は、編集部の取材に対し、下記のように重視している点を挙げました。
多様性の大切さを学びながら、 英語で考え、学び合うことを重視しています。
そのためPBL(プロジェクト型学習)やアクティブラーニングを取り入れます。子どもたちは自分のアイデアを英語で発表し、協力して問題を解決します。
また、担任が外国人教師であるため、英語を日常的に使いながら、異文化への理解も深まります。楽しみながら語学力を伸ばし、国際的な視野を広げることができます。
大橋 清貫学園長は、これまで広尾学園、三田国際学園と女子校を共学化させ、国際教育を導入し学校改革のトップランナーとして活躍してきました。
中学校・高校の改革が中心でしたが、今回、サレジアン国際学園小学校にインターナショナルクラスが開校します。
いち早く国際化したサレジアン国際学園 中学校・高等学校は、国際教育でも人気になっています。
今回、小学校にインターナショナルクラスができることで小中高(6-3-3制)12年間という長期の視野で一貫した国際教育が可能になりました。
編集部の取材においても、私立小中高の12年間をインターナショナルクラスで学べるケースはありません。
大橋学園長は、取材に対し、海外経験のあるお子さん、外国籍のお子さん、インター幼稚園に通っているお子さん、他に英語力がゼロベースのお子さんに対し、私立学校として本物の英語環境とグローバル思考を目指した一貫教育の場を提供すると答えます。
サレジアン国際学園 中学校・高等学校は、本科コースとインターナショナルコースの2コース制。
文科省の学習指導要領の学びと共に、インターナショナルコースは、オーストラリア州政府のカリキュラムも学びます。
そのため、インターナショナルコースの生徒は、大学志願時に日本の高等学校とオーストラリア州政府の高等学校を卒業する見込みとして志願することができます。
オーストラリアやイギリスの大学の基礎コースが免除になるなど海外進学に有利です。
写真左からインターナショナルクラス設置準備室 カレブ・ライナード先生、久保敦先生。
サレジアン国際学園の小学校にインターナショナルクラスについて編集部は、下記の点に注目しています。
1.小中高 12年の一貫した国際教育校
同校が独自に取り組んできた中学校・高等学校の国際教育が小学校に降りてきます。
小学校から同校の国際教育を一貫して学ぶことで、学びが深くなると考えられます。
2.小学校と中学校の学びの連携と継続
小中が連携することで、学びの深さなどスムーズな学びが期待できます。
3.PBLやSTEAM教育、探究などICTを活用した学び
同校の中学校・高等学校がすでに取り組んでいるPBLやSTEAM教育、探究を小学校から学ぶ機会が増えることで、アウトプットのプレゼンテーションやディベートなどのスキルが身につき、生徒ひとりひとりの学ぶ力や思考力を高めていきます。
4.インター幼稚園卒園児
プリスクール卒園児も英語による授業が多いため、進学先として有望です。
日本の学校の良いところと英語で探究的に学ぶ同校の国際クラスは、プリスクール卒園児にとって新たな進学先です。
5.外国籍生徒の入学
同校は、入学時に外国籍の生徒も入学を可能としています。
クラス内に外国籍の生徒が増えることで、多様性あるクラスと英語話者の児童・生徒が在籍することで言語力も豊かになります。
星美学園小学校(26年4月より サレジアン国際学園 小学校に校名を変更予定)
HP:https://www.el.seibi.ac.jp/
〒115-8524 東京都北区赤羽台4-2-14
小学校インターナショナルクラス設置準備室 直通 080-2343-1621
サレジアン国際小学校は、下記に日程で説明会を計画しています。
【説明会】
3月8日AM 第一回説明会
5月31日AM 第二回説明会・授業体験会
9月13日AM 第三回説明会・入試体験会
【入試】
10月25日 第一回帰国生入試
11月1日 一般入試A
11月21日 一般入試B
2026年
1月7日 第二回帰国生入試
この記事の記者
インターナショナルスクールタイムズの編集長として、執筆しながら国際教育評論家として、NHK、日本経済新聞やフジテレビ ホンマでっかTV、東洋経済、プレジデント、日本テレビ、TOKYO FMなど各メディアにコメント及びインタビューが掲載されています。
プリスクールの元経営者であり、都内の幼小中の教育課程のあるインターナショナルスクールの共同オーナーの一人です。
国際バカロレア候補校のインターナショナルスクールの共同オーナーのため国際バカロレアの教員向けPYPの研修を修了しています。
大橋 清貫学園長