Powered by Global Step Academy    
2015.07.23 日本人はあまりに少ない!国際バカロレアのデータから

2015.07.23 日本人はあまりに少ない!国際バカロレアのデータから

日本人はあまりに少ない!国際バカロレアのデータを再度、分析しました。その結果、やはり日本人の受験者数が少ないことが確認されました。


日本人はあまりに少ない!国際バカロレアのデータから

国際バカロレアのデータを再度、分析

2015.07.25

 国際バカロレアのディプロマ課程で日本人受験者は、取得率が世界平均よりも10パーセントほど高いことがデータより判明。

2015.07.25.001.png

 約90パーセントという高い取得率。

 しかし、気になるのが、全体における受験者数。

世界の受験者数は、2006年の約3万5千人から7万5千人へ急増。

 しかし、日本人の受験者数は2006年から1パーセント未満。

2015.07.25.002.png

 さらに年々、低下しています。

 2006年の0.96パーセントから0.86パーセントへ全体的に右肩下がり。

2015.07.25.003.png

 国際バカロレアの受験者数が国際教育のすべてではないのですが、このデータは国際バカロレアのおいて、日本人があまりに少ないことを物語っています。

 文部科学省の国際バカロレア200校計画に期待がかかります。

  • データ出典 文部科学省
  • 作図 インターナショナルスクールタイムズ

この記事の記者

インターナショナルスクールタイムズの編集長として、執筆しながら国際教育評論家として、日本経済新聞やフジテレビホンマでっかTV、東洋経済、プレジデント、日本テレビ、TOKYO FMなど各メディアにコメント及びインタビューが掲載されています。

プリスクールの元経営者であり、都内の幼小中の教育課程のあるインターナショナルスクールの共同オーナーの一人です。

国際バカロレア候補校のインターナショナルスクールの共同オーナーのため国際バカロレアの教員向けPYPの研修を修了しています。

最新の投稿


26年4月 東京多摩に新たな国際中高「明星institution中等教育部」開設へ!

26年4月 東京多摩に新たな国際中高「明星institution中等教育部」開設へ!

東京多摩地域に国際中高「明星institution中等教育部」が開設します。特徴は「渋幕メソッド」です。国際バカロレア(IB)やケンブリッジ国際等の標準化された海外進学カリキュラムは導入せず、渋幕・渋渋のように生徒一人ひとりの進路希望に合わせて教員が伴走し個別に対応します。海外大学進学希望者にはSAT対策なども柔軟に対応する計画です。


ノースロンドン【イベントレポート/後編】世界基準から考える今の日本の教育〜子供が選択できる未来づくり〜

ノースロンドン【イベントレポート/後編】世界基準から考える今の日本の教育〜子供が選択できる未来づくり〜

「North London Collegiate School Kobe(NLCS Kobe/ノースロンドン神戸)」は、2025年3月6日(木)にトークイベント「世界基準から考える今の日本の教育〜子供が選択できる未来づくり〜」を開催しました。NLCS Kobeのコラボレーターである東京大学教授の鈴木寛さんとNLCS Kobeを手掛ける八光エルアールの池田浩八代表がトークセッションを展開し、Well-being(ウェルビーイング)を実現するために必要な教育環境について語り合いました。当日のトークの様子を2回のレポートにてお届けします。


茗溪学園とさくらインターナショナルスクール(関西国際学園)が小中連携協定を締結

茗溪学園とさくらインターナショナルスクール(関西国際学園)が小中連携協定を締結

茗溪学園中学校・高等学校と茗溪学園とさくらインターナショナルスクール(関西国際学園)は、小中連携協定を締結したことを公表しました。茨城県つくば市にある中学校、高等学校で国際バカロレア認定校です。2017年から国際バカロレアのDPをスタートし、高等学校ではアカデミアクラス(AC)、茗溪ジェネラル、IBコースではバイリンガルディプロマも習得できます。さくらインターナショナルスクールは、国際バカロレア PYP候補校で、運営母体の関西国際学園はPYP,MYP,DPの認定校で日英バイリンガルの探究学習を通して、創造力と責任感を持って国際社会に貢献するリーダーの育成しています。


ノースロンドン【イベントレポート/前編】世界基準から考える今の日本の教育〜子供が選択できる未来づくり〜

ノースロンドン【イベントレポート/前編】世界基準から考える今の日本の教育〜子供が選択できる未来づくり〜

「North London Collegiate School Kobe(NLCS Kobe/ノースロンドン神戸)」は、2025年3月6日(木)にトークイベント「世界基準から考える今の日本の教育〜子供が選択できる未来づくり〜」を開催しました。NLCS Kobeのコラボレーターである東京大学教授の鈴木寛さんとNLCS Kobeを手掛ける八光エルアールの池田浩八代表がトークセッションを展開し、Well-being(ウェルビーイング)を実現するために必要な教育環境について語り合いました。当日のトークの様子を2回のレポートにてお届けします。


BST students to Perform with the Tokyo Symphony Orchestra

BST students to Perform with the Tokyo Symphony Orchestra

The British School in Tokyo (BST) is proud to host a momentous musical collaboration between its most gifted student musicians and the renowned Tokyo Symphony Orchestra (TSO) in a special concert celebrating the school’s 35th anniversary.