2016年12月13日
東京都港区にあるSTEM教育を推進するローラス・インターナショナルスクールで開催されたサイエンス・フェア。当日は、バイリンガグループの生徒から近所の小学生など多くのお子さんが集まりました。プログラミング教育と英語が文部科学省の学習指導要領になるのが2020年。ますます注目が集まるSTEM教育を感じるフェアでした。
11月11日、12日に開催されたScience Fair(サイエンスフェア)。
注目が集まったのが、同校の生徒による発表とサイエンス体験。
ちなみにSTEMとは、Science, Technology, Engineering and Mathematicsの頭文字。
STEMアカデミーとともに注目の同校の取り組みです。
ただの絵ではなく、実は角度によってこう見えます。
校舎に入ると恐竜が受付に。
エントランスは、”Discover”をテーマに恐竜時代の化石やポスターが展示してあり、子どもたちが大好きな恐竜時代からワクワクするサイエンスフェアに入っていきます。
エントランスは、"Air"のテーマのため風船が飾られていました。
風船が飾ってあるだけではなく、そこから"Air"を学ぶのがローラス流!
それがこの動画。
ドライヤーの熱風で膨らんだビニールが、螺旋階段を突き抜けて天井へと飛んでいきます。
Math(算数)コーナーでは、”Math challenge”を設置。
香港の小学校で出題され、難問として有名な入試問題をはじめ、ひねりをきかせた算数の問題を階段に掲示しました。
また、Big Padでは”Interactive Math games”に挑戦。こちらも難しいパズルが多く、ローラスの先生まで躍起になって取り組んでいました。
この問題、解けますか?
大画面がそのままPadのBig Padでは”Interactive Math games”に挑戦できました。
−196 ℃をLiquid nitrogen(液体窒素)を体験する実験は、大人気。
風船やバナナなどどのように液体窒素で変化するのか、を専門的な資格を持つ東大の理系大学院生とともに体験しました。
BIO ゾーンでは、実物大のアニマルパネルと背比べ。パネルの横には、生息地や生態を掲示。図鑑で見るだけでは分からない、動物の迫力が伝わってきます。
ECOゾーンでは、”Hydroponics (水耕栽培)”と”Aquaponics (アクアポニックス)”を展示。植物と動物の関係性やライフサイクルを理解できます。
多目的室では、Doroneを飛ばすデモンストレーションが実施!
テレビなどで見ることはあっても、その音や振動を感じることは少ないですね。
ドローンの仕組みを知るには、目で見て、五感で感じることが仕組みの理解につながります。
Micro Scope(顕微鏡)で観察したのは、STAR SAND(星の砂)やNoctiluca(夜光虫)。
また、近くの水の池などじっくり観察しました。
磁石のコーナーでは、“Floating Magnet”(浮遊する磁石)の不規則な振り子の揺らぎに子どもたちも興味深々。
初等部1年生によるプロジェクト発表も開催されていました。
自分の身近な環境から一つ疑問や課題を出し、それに対して仮説を立て検証をし、プレゼンまで自分の力でやり抜く。
プロジェクト発表は、成果だけではなく、その先につながります。
初等部の発表は、未来を感じさせる内容でした。
「なぜだろう?」
「ふしぎだな?」
をこころに育てたローラスのサイエンスフェア。
実は、監修はローラスの先生とアシスタントは、東大、京大、東工大、お茶の水女子大などの理系学生でした。
子どもたちは、サイエンスフェアを楽しみながら、「こういうお兄さん、お姉さんになりたいな」と感じたのかもしれませんね。
ローラス・インターナショナルスクール
Laurus International School of Science
コース 保・幼・小
各認定 ー
STEM教室、サマー、スプリング、サタデー/アフタースクールあり。
URL:http://www.laurus-school.com
〒108-0071 東京都港区白金台3-4-17
TEL:03-5422-7375
FAX:03-5422-7376
ローラスのSTEMアカデミーは、英語・日本語でプログラミングとロボットが学べる!
http://istimes.net/articles/841東京都港区にあるローラスインターナショナルスクールのSTEM Academyでは、英語と日本語でプログラミングの基礎を学び、最先端のゲームやロボットなどの制作を楽しめます。英語を学ぶESLも一緒に学べるから便利ですね。
【校舎見学】ローラス・インターナショナルスクール・オブ・サイエンス小学部
http://istimes.net/articles/766バイリンガ・サイエンス・インターナショナルスクールを田園調布など7カ所で運営する株式会社バイリンガは、2015年4月に港区白金台に小学部のローラス・インターナショナルスクール・オブ・サイエンスを開校しました。同行は、1歳半から6歳までの未就学児童のプリスクールとキンダーガーテンで有名です。
成功に必要なのは、やり遂げる力(GRIT):マインドセットのImaginEx寄稿コラム
http://istimes.net/articles/834日本初のUWC加盟校のインターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢。そのマインドフルネスを開発し、担当していたふたりが「マインドセットのImaginEx」を開講しました。英語と日本語を交えたバイリンガル指導で「学び方」を身につけ、問題解決能力と自己管理力を育むワークショップを開催しています。
この記事の記者
インターナショナルスクールタイムズの編集長として、執筆しながら国際教育評論家として、NHK、日本経済新聞やフジテレビ ホンマでっかTV、東洋経済、プレジデント、日本テレビ、TOKYO FMなど各メディアにコメント及びインタビューが掲載されています。
プリスクールの元経営者であり、都内の幼小中の教育課程のあるインターナショナルスクールの共同オーナーの一人です。
国際バカロレア候補校のインターナショナルスクールの共同オーナーのため国際バカロレアの教員向けPYPの研修を修了しています。
錯角を活用したアートで、面白体験。
思わず携帯で写真を撮ってしまいますね。
玄関ホールでは、表面張力を生かしたシャボン玉が舞っていました。