2016年09月09日

アオバジャパンついに国際バカロレア一貫校に

1976年に設立されたアオバジャパン・インターナショナルスクールは、東京の練馬区光が丘と目黒区青葉台にキャンパスを持つ、幼稚園から小学校、中学校、高校までの一貫校です。2013年に大前研一氏が代表を務める株式会社BBTが運営をはじめてから3年でIB校一貫校になりました。


アオバジャパン・インターナショナルスクール

 

1976年に設立されたアオバジャパン・インターナショナルスクールです。
現在、キャンパスは、ふたつあり東京の練馬区光が丘がメインキャンパス、目黒区青葉台に幼児を対象としたキャンパスがあります。

 

国際バカロレアの一貫校になることが決まりました。

 

アオバジャパン・インターナショナルスクール 国際バカロレア(IB)MYP 認定校に決定
~3 歳から 18 歳までの全ての生徒にIB教育(PYP,MYP,DP)を提供します~

2013年の10月に大前研一氏が運営する株式会社BBT(ビジネス・ブレーク・スルー)がアオバジャパンの運営を開始しました。
今回のMYPの認定校により、運営開始から4年目で、アオバジャパン・インターナショナルスクールは、国際バカロレアのPYP,MYP,DPのすべての課程で認定を取得しました。

この背景には「世界に通用する人材を育成」を掲げた教育プログラムなどBBT社のこれまでの教育の実績とグローバルな人材を育てるアオバジャパンの教育の良さが融合された結果といえます。

 

アオバジャパンは、40年以上の歴史があり、多くの卒業生を輩出しています。
1998年から2010年までK3(日本の幼稚園年中)から9年生(日本の中学3年生)までの教育課程がありました。

 

国内の国際バカロレア一貫校は、これで5校に

国際バカロレアの3歳から18歳まで一貫して国際バカロレアで学べる国際バカロレア一貫校は、これで国内に5校になりました。

 

国際バカロレア一貫校(PYP,MYP,DP)

東京都
・K.インターナショナルスクール
・アオバジャパン・インターナショナルスクール

神奈川県
・横浜インターナショナルスクール

大阪府
・関西学院大阪インターナショナルスクール

兵庫県
・カネディアン・アカデミイ

一貫校は、三大都市に集中

一貫校は、東京・大阪・神戸の三大都市に集中しています。

インターナショナルスクールは、外国人駐在員が多い地域に創立されてきたため国際バカロレアの一貫校が三大都市に集中してるのは自然な成り行きともいえます。

しかし、国内の国際教育インフラとして物足りなさを感じるのは事実です。

 

授業料

【2016-17年度の授業料】

 志願料:¥21,000
 入学金:¥310,000
 授業料
  幼稚部 K1〜K4 ¥1,510,000〜¥1,777,200
  小学部から高等部 G1〜G12 ¥2,004,000〜¥2,205,000
 施設費:¥140,000
 EAL費:¥474,000
 その他がかかります。

お問い合わせ

アオバジャパン・インターナショナルスクール
 URL:http://www.japaninternationalschool.com/ja

 コース 幼・小・中・高
 各認定 CIS,NEASC,IB-PYP,MYP,DP
 サマーキャンプ、放課後プログラムあり

【光が丘キャンパス 】
 〒179-0072 東京都練馬区光が丘7-5-1
 教育課程:幼稚部・小学部・中学部・高等部
 受付時間:午前8:30~午後5:30
 電話番号: 03-6904-3102
 FAX番号: 03-5997-0091

【目黒キャンパス】
 〒153-0042東京都目黒区青葉台2-11-5
 教育課程:保育・幼稚部 1歳~6歳
 受付時間:午前8:30~午後4:30
 電話番号: 03-5428-4488
 FAX番号: 03-5456-1800

こちらも参考にしたいですね。

3分で知る!国際バカロレア

http://istimes.net/articles/667

「世界で使える大学志願資格」国際バカロレア(International Baccalaureate)とは、世界中を転勤する家庭の子どもが、大学に進学できるように国際的に認められる大学志願資格を作ろう!という動きから生まれました。世界的な転勤族の子どもの教育を考えて生まれたと考えるとわかりやすいですね。

なぜ女子校激戦区の千代田区に国際バカロレア認定校がなかったのか?

http://istimes.net/articles/781

女子校の激戦区千代田区。東京都23区の中核区で、千代田区の皇居周辺には国会議事堂、最高裁判所といった国の中枢機関が集まっています。その千代田区にインターナショナルスクールや国際バカロレア認定校など国際教育インフラがありませんでした。理由について一部加筆しました(9月3日)。


この記事の記者

インターナショナルスクールタイムズの編集長として、執筆しながら国際教育評論家として、NHK、日本経済新聞やフジテレビ ホンマでっかTV、東洋経済、プレジデント、日本テレビ、TOKYO FMなど各メディアにコメント及びインタビューが掲載されています。

プリスクールの元経営者であり、都内の幼小中の教育課程のあるインターナショナルスクールの共同オーナーの一人です。

国際バカロレア候補校のインターナショナルスクールの共同オーナーのため国際バカロレアの教員向けPYPの研修を修了しています。