2017年05月03日
英語力を伸ばすキーは、知識定着率にありました。日本の英語教育は、読み書きが中心になっています。きちんと「話す、聞く」を「体験」させると英語力が伸びてきます。インターナショナルスクールのサマースクールやサタデースクールなど通いやすいプログラムを通して「体験」することを考えたいですね。
ただ覚えたことより、人に教えたり、自分で体験したことの方が記憶に残っていませんか?
例えば、子どもに何かを教えたりした時に「なるほど、こうだったのか」と感じることありませんか?
それが今から説明する知識定着率という考え方。
この考え方を押さえておくと、子どもにどのように英語や算数・国語などどのように学ばせていくと効率が良いのか、ツボがわかってきます。
異なる学習方法による学習定着率(忘れにくさ)の違いを示したもの
「習うより慣れよ」という言葉があるように、これは誰かに教えてもらうという受け身の姿勢よりも、実際にやってみたり練習したりして身につけるという主体性をもって取り組むことが重要であることを示しているのです。
人気なのが、英語を学べるサマーキャンプです。
言語はもちろんのこと、育った環境や習慣、文化、考え方もまったく異なる子どもたちが一緒に寝泊りし、勉強、アクティビティを楽しみながら、お互いの心を通いあわせる経験をします。
「英語が通じた」「理解できた」「苦手なプールに 取り組めた」「ひとりで通学できた」など、様々な「できた」があります。
そんなたくさんの「できた」の感動 とエネルギーで満ちあふれているのが、アメリカンスクールのサマーデイキャンプです。
インターナショナルスクールのShow and Tellは、学習定着率が90%「他の人に教える」カテゴリーですね。
プレゼンの原型と考えるとわかりやすいですね。
誰かに「教える」ことが、最も学習効果が高いと考えられるのは、教えることで学んだことを一通り整理することができるから
「教えること」は、知識のインプットではなく、アウトプットですね。
探究的な学びを体験するので、効果が高い。だからインターナショナルスクールは、探究的な学習を導入しています。
読み書きが中心になってしまいますが、重要なのは、体験!
お子さんの英語力を上げるためには、どんどん人に教える経験をさせてあげましょう!
インターナショナルスクールのサマースクールやサタデースクール、もちろん短期の海外留学もおすすめです。
夏は、英語を体験的に学ぶチャンスが多い季節。
お子さんにぴったりな英語体験を探してみてくださいね。
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この記事の記者
インターナショナルスクールタイムズの編集長として、執筆しながら国際教育評論家として、NHK、日本経済新聞やフジテレビ ホンマでっかTV、東洋経済、プレジデント、日本テレビ、TOKYO FMなど各メディアにコメント及びインタビューが掲載されています。
プリスクールの元経営者であり、都内の幼小中の教育課程のあるインターナショナルスクールの共同オーナーの一人です。
国際バカロレア候補校のインターナショナルスクールの共同オーナーのため国際バカロレアの教員向けPYPの研修を修了しています。