
東京交響楽団とリハーサルをするBST生徒たち
BSTは、生徒一人ひとりの可能性を最大限に伸ばすことに尽力しており、本公演ではBSTの生徒たちが誇るスキルを、日本を代表するオーケストラのひとつである東京交響楽団とともに披露します。
クラシックの名曲から現代のアレンジ作品まで、多彩なプログラムが用意されているこのコンサートは、コミュニティ全体にとって特別な体験となることでしょう。
コンサートは、映画『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』のテーマ曲である「レイダース・マーチ」で幕を開け、フィナーレには日本の名曲「ビリーブ」が演奏されます。
さらに、東京交響楽団によるディズニー・メドレーも披露されます。
また、本公演のハイライトのひとつとして、BST作曲コンクールで優勝したYear 10 生徒、カンさんのオリジナル作曲作品が東京交響楽団によって演奏されます。これは若き作曲家にとって、非常に貴重な体験となることでしょう。
さらに、BSTのスタッフや生徒からなるジャズバンド、合唱団、オーケストラ、そしてロックバンドも東京交響楽団と共演します。またソリスト生徒たちは「I've Got You Under My Skin」や「The Long and Winding Road」を披露します。
BST学校長 イアン・クレイトンのコメント
このコラボレーションは、BSTが生徒たちに世界レベルの機会を提供するという学校の理念を象徴するものです。東京交響楽団と共演することは、私たちの若き音楽家たちにとって大きな成果であり、BSTの35年の歴史を祝うにふさわしい機会となるでしょう。
BSTは、音楽教育において高い評価を受けており、これまで多くの生徒が演奏また声楽で優れた成果を上げてきました。
本コンサートは、音楽教育を通じた創造性、情熱、そして卓越性の育成という学校のビジョンを象徴するものです。
また、本公演の実現に向けて多大な貢献をされたBSTブラス教師のジョナサン・ハミル氏に、深く感謝申し上げます。
ブリティッシュ・スクール・イン東京について
1989年に設立されたブリティッシュ・スクール・イン東京(BST)は、現在、60以上の国籍を持つ3歳から18歳までの1,300人以上が在籍する世界レベルの教育を提供するブリティッシュ・インターナショナルスクールです。
日本国内で最も優れたインターナショナルスクールのひとつとして評価されており、多くの卒業生が世界のトップ大学へ進学しています。
BSTの使命は、生徒一人ひとりの可能性を最大限に引き出し、志の高い探求心を持った豊かな個性を育成することです。この使命を達成するため、以下のコアバリューを掲げています。
● 常に自己ベストを目指します。
● 誠実であり、他者に対して優しさと思いやり、敬意を持って接します。
● 強い好奇心を持ち、創造的かつ革新的に考えます。
● 多様性を受け入れ、個々の個性を尊重します。
● 国際的な視野を持ち、異なる文化に敬意を払います。
● 社会的および環境的問題に対する意識と責任を持ちます。
東京交響楽団
1946年、東宝交響楽団として創立。1951年に改称し現在に至る。
サントリーホール、ミューザ川崎シンフォニーホール、東京オペラシティコンサートホールで主催公演を行い、文部大臣賞を含む日本の主要な音楽賞の殆どを受賞。
新国立劇場のレギュラーオーケストラを務めるほか、川崎市や新潟市など行政と提携した演奏会やアウトリーチ、「こども定期演奏会」「0歳からのオーケストラ」等教育プログラム、ウィーン楽友協会をはじめとする海外公演や「アジア・プロジェクト」も注目されています。
さらに日本のオーケストラとして初の音楽・動画配信サブスクリプションサービスや、VRオーケストラ、電子チケットの導入などITへの取組みも音楽界をリードしており、2020年ニコニコ生放送でライブ配信した無観客演奏会は約20万人が視聴、2022年12月には史上最多45カメラによる《第九》公演を配信し注目を集めました。
近年は、音楽監督ジョナサン・ノットとともに日本のオーケストラ界を牽引する存在として注目を集め、音楽の友誌「コンサート・ベストテン」では2022年に《サロメ》が第2位、23年には《エレクトラ》が第1位に選出されました。