Powered by Global Step Academy    
BenQの電子黒板で深みのある学びへ!国際バカロレア一貫校 アオバジャパンの取り組みから

BenQの電子黒板で深みのある学びへ!国際バカロレア一貫校 アオバジャパンの取り組みから

探求学習でICTをどのように使いこなすか。国際バカロレア一貫校 アオバジャパン・インターナショナルスクールの取り組みをご紹介します。編集部の取材では、BenQの電子黒板が中心にありました。【広告】


BenQの電子黒板を導入したアオバジャパン

写真提供:ベンキュージャパン株式会社

編集部は、国際バカロレア一貫校であるアオバジャパン・インターナショナルスクールで探究的な学びが各教育課程でどのように実施されているのか、を取材しました。

その結果、生徒・教員の使用する教材が多様化し、同時にICT教材が重要な役割を果たしていることに気付きました。

その中核となるのが電子黒板です。

BenQ電子黒板は、黒板とは異なり、生徒のiPadやノートPCの画面をワイヤレスでミラーリングでき、生徒の意見や回答を簡単にクラス全員に共有することができます。

▽ 国際バカロレア一貫校のアオバジャパン・インターナショナルスクールの導入事例が紹介されています。

教員が抱えていた課題を解決!

生徒が座る円形テーブルの正面にBenQの電子黒板があり、学びのコアになっていることが教室の配置からもわかります。
写真提供:ベンキュージャパン株式会社

学習のオンライン化が進む中で、先生方から既存のプロジェクターだとクラウド上のファイルにアクセスする事ができず、「授業の流れが阻害される」との声が出ています。

その点、電子黒板だとAndroidが内蔵されているためその場でクラウド上のファイルにアクセスし、事前に用意した教材をその場に合わせて表示することができます。

また、計算の過程や考え方、図形を電子黒板に映し出して説明を可視化することで生徒達の理解に繋がり、分かることで生徒達の興味が深まり、やる気にも繋がります。そして、インターネットに接続されているため、YouTubeやWikipediaなどに接続も簡単です。

インタラクティブな操作性で授業の意欲、理解度が深く

アオバジャパン・インターナショナルスクールの授業では体操などでも双方向で活用しています。
写真提供:ベンキュージャパン株式会社

WindowsをはじめMac、AndroidなどのマルチOS対応によって教員側が教材作りでOSに縛られず、自由に使いやすいソフトを選べます。

教材が多様になり、電子黒板のインタラクティブな操作性によって授業で対話が増え、結果的に生徒の意欲、理解度が深まります。

▽ 国際バカロレアで学ぶアオバジャパン・バイリンガルスクールでもBenQの電子黒板を導入しています。

アオバジャパン・インターナショナルスクールグループの情報システム部テクノロジーディレクターのチェイスン・スタール氏は、編集部の取材に対し電子黒板のメリットを次のように述べました。

電子黒板を導入し、生徒の授業の参加意欲が高まりました。
生徒が動画や教材が画面に表示されるとすぐに電子黒板に目線を上げ、集中して授業を受けます。
集中と同時に理解度が深まりました。

パソコンやタブレットのひとり一台が普及しているアオバジャパン・インターナショナルスクールでは、ICT端末の一元管理も決めてとなった、とスタール氏。

先生独自の指導法や学習方法もパソコンやタブレットなどICT機器と接続できるため、取り組みやすいのも特徴です。

デジタルネイティブ世代への学び

タッチパネルの操作性は、教員だけでなく幼児でも使いやすい。
写真提供:ベンキュージャパン株式会社

BenQの電子黒板は、保護者からデジタル機器を使うことへの心配が寄せられる点でも対策が施されています。
そのひとつがアイケアです。
デジタル機器の長時間使用による目への悪影響が問題となる中で、BenQは眼精疲労を抑えるアイケアテクノロジーを搭載しています。

もうひとつが生徒が触れるタッチパネルへの対策です。
画面は、抗菌ガラスが採用されており、パネル面の菌の繁殖を抑えます。
同時にCO²濃度を測定し、色で濃度を示すインジケーターが表示されているため、換気のタイミングを教員に教えてくれます。

2022年11月、BenQの電子黒板とICT機器を活用した学びのワークショップを開催へ

編集部は、BenQの電子黒板とICT機器の活用で探求学習を促す方法と電子黒板の一元管理の仕方など調査を続けます。

今後、ICTをどう導入していくべきなのか、電子黒板の活用方法や機能について、実機に触れられる先生方向けのワークショップが2022年11月に開催されます。

詳細や参加登録は10月上旬から公開予定です。

お問い合わせ

ベンキュージャパン株式会社
HP:https://bit.ly/3CaJqXt
〒101-0047 東京都千代田区内神田1丁目14-5 NK内神田ビル8階
TEL:03-5280-9880  
FAX:03-5280-9881

この記事の記者

インターナショナルスクールタイムズの編集長として、執筆しながら国際教育評論家として、NHK、日本経済新聞やフジテレビ ホンマでっかTV、東洋経済、プレジデント、日本テレビ、TOKYO FMなど各メディアにコメント及びインタビューが掲載されています。

プリスクールの元経営者であり、都内の幼小中の教育課程のあるインターナショナルスクールの共同オーナーの一人です。

国際バカロレア候補校のインターナショナルスクールの共同オーナーのため国際バカロレアの教員向けPYPの研修を修了しています。

関連する投稿


【速報!】K.インターナショナルスクール DP 満点7名、平均点42.0点

【速報!】K.インターナショナルスクール DP 満点7名、平均点42.0点

東京にあるK.インターナショナルスクール東京(KIST)が、2025年5月に実施された国際バカロレア DPにおいて、驚異的な成果を収めました。同校によると、今年度のDP試験では7名の生徒が満点である45点を獲得。さらに、受験生の平均点は42.0点という、世界平均を大きく上回る優れた成績を記録しました。


ノースロンドン【イベントレポート/後編】世界基準から考える今の日本の教育〜子供が選択できる未来づくり〜

ノースロンドン【イベントレポート/後編】世界基準から考える今の日本の教育〜子供が選択できる未来づくり〜

「North London Collegiate School Kobe(NLCS Kobe/ノースロンドン神戸)」は、2025年3月6日(木)にトークイベント「世界基準から考える今の日本の教育〜子供が選択できる未来づくり〜」を開催しました。NLCS Kobeのコラボレーターである東京大学教授の鈴木寛さんとNLCS Kobeを手掛ける八光エルアールの池田浩八代表がトークセッションを展開し、Well-being(ウェルビーイング)を実現するために必要な教育環境について語り合いました。当日のトークの様子を2回のレポートにてお届けします。


茗溪学園とさくらインターナショナルスクール(関西国際学園)が小中連携協定を締結

茗溪学園とさくらインターナショナルスクール(関西国際学園)が小中連携協定を締結

茗溪学園中学校・高等学校と茗溪学園とさくらインターナショナルスクール(関西国際学園)は、小中連携協定を締結したことを公表しました。茨城県つくば市にある中学校、高等学校で国際バカロレア認定校です。2017年から国際バカロレアのDPをスタートし、高等学校ではアカデミアクラス(AC)、茗溪ジェネラル、IBコースではバイリンガルディプロマも習得できます。さくらインターナショナルスクールは、国際バカロレア PYP候補校で、運営母体の関西国際学園はPYP,MYP,DPの認定校で日英バイリンガルの探究学習を通して、創造力と責任感を持って国際社会に貢献するリーダーの育成しています。


国際バカロレアの初等教育プログラム PYPとはどのような学びなのか? キャピタル東京インターナショナルスクールの探究学習

国際バカロレアの初等教育プログラム PYPとはどのような学びなのか? キャピタル東京インターナショナルスクールの探究学習

多くのインターナショナルスクールで採用されている国際バカロレアという教育プログラムですが、探究学習を取り入れた授業が人気の初等教育プログラムPYP(プライマリーイヤーズプログラム)では、実際にどのような授業が行われているのでしょうか? 今回は港区にあるキャピタル東京インターナショナルスクール(以下CTIS)を訪れ、5年生のユニットの授業を見学させていただきました。


8/20(金)キャピタル東京インターナショナルスクール幼稚部の夏祭りイベントがShibuya Sakura Stageにて開催

8/20(金)キャピタル東京インターナショナルスクール幼稚部の夏祭りイベントがShibuya Sakura Stageにて開催

キャピタル東京インターナショナルスクール幼稚部の夏祭りが渋谷のShibuya Sakura Stageで開催されます。国際バカロレア一貫校を目指す同校は、すでに幼稚部、小学部、中学部、アフタースクールが開校しています。同校がShibuya Sakura Stageに今年開校したCTISキンダーガーテン渋谷の初めての地域イベントです。


最新の投稿


【ビジョン 2035】第4の柱: 正しい第一歩を踏み出すために

【ビジョン 2035】第4の柱: 正しい第一歩を踏み出すために

日本の英語教育の大きな課題は、学習初期からカタカナで英単語を教える点です。カタカナは日本語の音体系で設計されており、英語本来のリズム・強勢・母音を歪めてしまいます。一度カタカナ版の音が定着すると修正に何年もかかり、聞き取りや発音の障壁となります。幼少期は音声発達の敏感期であり、正しい発音習得に最適です。ネイティブ音声教材やフォニックス、オーディオブックを活用し、カタカナに頼らない「本物の英語」で学ぶことが、ビジョン2035実現への確かな第一歩となります。 (文字数:200文字)


学校は社会の縮図 小さな国際コミュニティが教えてくれること

学校は社会の縮図 小さな国際コミュニティが教えてくれること

インターナショナルスクールは多様性が前提の小さな地球。子どもたちは共感力や協働する力を自然に学びます。家庭では「なぜこの学校を選んだか」という対話が重要で、比較ではなく価値観の共有が子どもの挑戦を支えます。「今日何を学んだ?」と問いかけ、「自分も他人も違いがある」という視点を育てることが国際教育の本質です。学校には移動の多い子どもたちに質の高いインクルーシブ教育を提供し、地域に根ざした存在として社会への責任を学ぶ場となることが求められます。


小学校受験に国際化の衝撃!サレジアン国際学園小学校インターナショナルクラス受験レポ

小学校受験に国際化の衝撃!サレジアン国際学園小学校インターナショナルクラス受験レポ

サレジアン国際学園小学校インターナショナルクラスは、2025年度入試で志願者が前年比220名以上増え、A日程2〜3倍、B日程8.1倍と高倍率でした。受験生の8割がプリスクール生や帰国生など英語環境の子どもで、英語未経験でも合格例がありました。入試では創造力、主体性、非認知能力が重視され、幼児教室未経験でも合格が見られました。「一条校×インター」の安心感、プリスクール生の増加、口コミの速さ、改革で知られる大橋学園長への期待、都心からの通いやすさが人気の理由として挙げられます。


【ビジョン 2035】第3の柱: 実用的な英語を最優先に

【ビジョン 2035】第3の柱: 実用的な英語を最優先に

日本がアジア太平洋地域で英語力のリーダーシップを発揮するには、中高の英語教育の抜本的な見直しが必要です。現在、週5時間の授業の大半が文法・読解に費やされ、スピーキング練習は週1〜2時間程度です。この比率を逆転させ、週5時間をスピーキング中心に、文法・読解は週1〜2時間とすべきです。AI会話ツールやオンライン交流などのテクノロジーを活用すれば、日本人教員でも実施可能です。2024年のEF英語能力指数で日本は116か国中92位でした。文法や読解を捨てるのではなく、「話す・聞く・書く力」を支える手段として再構成し、実際に使える英語力を育成することが重要です。試験や評価方法もスピーキング能力を反映したものに変える必要があります。


インターナショナルスクールへの転校を考える前に知っておきたい学校生活言葉の壁:その先にある課題

インターナショナルスクールへの転校を考える前に知っておきたい学校生活言葉の壁:その先にある課題

インターナショナルスクールへの転校は、言葉の壁を越えた先に、新しい文化や価値観との出会いが待っています。本記事では、子どもが多様な環境の中で自分らしさを保ちながら成長していくためのヒントを探ります。


“生徒募集!KAインターナショナルスクール”