Powered by Global Step Academy    
インターナショナルスクールは英語だけ?

インターナショナルスクールは英語だけ?

インターナショナルスクールは「英語」と考えがちですが、言語的にはフランス語・スペイン語・ドイツ語などがあります。国際バカロレアでは、英語、フランス語、スペイン語を公式教授言語として定めています。フランス語のインターナショナルスクールもあります。それが「東京国際フランス学園」と「リセ・フランセ・ド・京都」です。


インターナショナルスクールは英語だけ?

インターナショナルスクールは「英語」で指導すると考えがちですが、言語的にはフランス語・スペイン語・ドイツ語などがあります。

 国際バカロレアでは、英語、フランス語、スペイン語を公式教授言語として定めています。

 国内のインターナショナルスクールは、英語で指導する学校が多いのですが、フランス語では「東京国際フランス学園」と「リセ・フランセ・ド・京都」があります。

lycee002.PNG東京国際フランス学園

 どちらもフランス政府公認の指導要綱、履修過程、時間割で学ぶためナショナルスクールとしての分類もできると思いますが、フランス文化圏は、北アフリカ諸国、ベルギーやカナダの一部があります。

aefe.PNG歴史的にアフリカに多いフランス海外教育庁管轄の学校

 そのためフランス政府には、AEFE(フランス海外教育庁)があり、130国に分布するフランス海外校約488校、生徒数32万人を監督しています。

lycee001.PNGリセ・フランセ・ド・京都

 多くの国数・校数・生徒数を含めるとフランス系のインターナショナルスクールは、ナショナルスクールでもなく多様な生徒の受け入れという意味でインターナショナルスクールといえます。

AEFE(フランス海外教育庁)
http://www.aefe.fr/
東京国際フランス学園

  • 〒114-0023
  • 東京都北区滝野川5-57-37
  • 電話 : 03-6823-6580

リセ・フランセ・ド・京都

  • 〒602-8144
  • 京都府京都市上京区丸太町通黒門東入藁屋町536-1
  • 電話: 075-812-7015
  • ファックス: 075-812-7014

いいね!と思ったらシェア!

Contents share1 mobile hatena2
Contents share1 mobile pocket2

この記事の記者

インターナショナルスクールタイムズの編集長として、執筆しながら国際教育評論家として、日本経済新聞やフジテレビホンマでっかTV、東洋経済、プレジデント、日本テレビ、TOKYO FMなど各メディアにコメント及びインタビューが掲載されています。

プリスクールの元経営者であり、都内の幼小中の教育課程のあるインターナショナルスクールの共同オーナーの一人です。

国際バカロレア候補校のインターナショナルスクールの共同オーナーのため国際バカロレアの教員向けPYPの研修を修了しています。

関連するキーワード


東京国際フランス学園 リセ・フランセ・ド・京都

関連する投稿


インターナショナルスクールは「英語」を学ぶところと考えていませんか?

インターナショナルスクールは「英語」を学ぶところと考えていませんか?

インターナショナルスクールは、「英語」を学ぶところと考えていませんか? 実は、英語で「学ぶ」ところです。英語は、教授言語です。インターナショナルスクールの教育は、その先、「どのように学ぶか」とつながっています。その代表が探究的な学びです。


最新の投稿


【ビジョン 2035】第4の柱: 正しい第一歩を踏み出すために

【ビジョン 2035】第4の柱: 正しい第一歩を踏み出すために

日本の英語教育の大きな課題は、学習初期からカタカナで英単語を教える点です。カタカナは日本語の音体系で設計されており、英語本来のリズム・強勢・母音を歪めてしまいます。一度カタカナ版の音が定着すると修正に何年もかかり、聞き取りや発音の障壁となります。幼少期は音声発達の敏感期であり、正しい発音習得に最適です。ネイティブ音声教材やフォニックス、オーディオブックを活用し、カタカナに頼らない「本物の英語」で学ぶことが、ビジョン2035実現への確かな第一歩となります。 (文字数:200文字)


学校は社会の縮図 小さな国際コミュニティが教えてくれること

学校は社会の縮図 小さな国際コミュニティが教えてくれること

インターナショナルスクールは多様性が前提の小さな地球。子どもたちは共感力や協働する力を自然に学びます。家庭では「なぜこの学校を選んだか」という対話が重要で、比較ではなく価値観の共有が子どもの挑戦を支えます。「今日何を学んだ?」と問いかけ、「自分も他人も違いがある」という視点を育てることが国際教育の本質です。学校には移動の多い子どもたちに質の高いインクルーシブ教育を提供し、地域に根ざした存在として社会への責任を学ぶ場となることが求められます。


小学校受験に国際化の衝撃!サレジアン国際学園小学校インターナショナルクラス受験レポ

小学校受験に国際化の衝撃!サレジアン国際学園小学校インターナショナルクラス受験レポ

サレジアン国際学園小学校インターナショナルクラスは、2025年度入試で志願者が前年比220名以上増え、A日程2〜3倍、B日程8.1倍と高倍率でした。受験生の8割がプリスクール生や帰国生など英語環境の子どもで、英語未経験でも合格例がありました。入試では創造力、主体性、非認知能力が重視され、幼児教室未経験でも合格が見られました。「一条校×インター」の安心感、プリスクール生の増加、口コミの速さ、改革で知られる大橋学園長への期待、都心からの通いやすさが人気の理由として挙げられます。


【ビジョン 2035】第3の柱: 実用的な英語を最優先に

【ビジョン 2035】第3の柱: 実用的な英語を最優先に

日本がアジア太平洋地域で英語力のリーダーシップを発揮するには、中高の英語教育の抜本的な見直しが必要です。現在、週5時間の授業の大半が文法・読解に費やされ、スピーキング練習は週1〜2時間程度です。この比率を逆転させ、週5時間をスピーキング中心に、文法・読解は週1〜2時間とすべきです。AI会話ツールやオンライン交流などのテクノロジーを活用すれば、日本人教員でも実施可能です。2024年のEF英語能力指数で日本は116か国中92位でした。文法や読解を捨てるのではなく、「話す・聞く・書く力」を支える手段として再構成し、実際に使える英語力を育成することが重要です。試験や評価方法もスピーキング能力を反映したものに変える必要があります。


インターナショナルスクールへの転校を考える前に知っておきたい学校生活言葉の壁:その先にある課題

インターナショナルスクールへの転校を考える前に知っておきたい学校生活言葉の壁:その先にある課題

インターナショナルスクールへの転校は、言葉の壁を越えた先に、新しい文化や価値観との出会いが待っています。本記事では、子どもが多様な環境の中で自分らしさを保ちながら成長していくためのヒントを探ります。


人気記事はこちら!週間ランキング


>>総合人気ランキング
“生徒募集!KAインターナショナルスクール”

インター入門








最近話題のキーワード

School Timesで話題のキーワード


サレジアン国際学園小学校 インターナショナルスクール 転校 多様な環境 東京大学 カレッジ・オブ・デザイン 国際系小学校 東京都 港区 西町インターナショナルスクール ローラスインターナショナルスクール モンテッソーリスクール東京 東京インターナショナルスクール エプソムカレッジ エプソムカレッジ東京 エプソム カレッジ マレーシア インターナショナルクラス