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【Eton X】なぜ、イートン校は、世界に分校を開校するのではなく、オンラインを選んだのか?

【Eton X】なぜ、イートン校は、世界に分校を開校するのではなく、オンラインを選んだのか?

世界で英国式のボーディングスクールが人気になっています。日本でも英国の名門ボーディングスクールの「ラグビー校」と「ハロウ校」が参入を表明しました。その中でチャールズ皇太子、ウィリアム王子、ハリー王子の母校「イートン校」がいつ海外に分校を作るのか?に注目が集まっていました。イートン校は、世界に分校ではなく、世界にオンラインで「Eton X」を展開することを決めました。「Eton X」を日本で展開するのが、グローバルスカイ・エデュケーション株式会社(以下、GSE)です。GSE社の友永氏、須川氏、写真左上からサンダークリフ氏、大槻氏にインタビューをお願いしました。


なぜ、イートン校は、世界に分校を開校するのではなく、オンラインを選んだのか?

世界で英国式のボーディングスクールが人気になっています。
日本でも英国の名門ボーディングスクールの「ラグビー校」と「ハロウ校」が参入を表明しました。

▼ ラグビー校の速報はこちら。

【超速報】2022年英国名門ラグビー校が日本にインターナショナルスクールを設立へ | By インターナショナルスクールタイムズ

https://istimes.net/articles/1240

英国エリザベス女王1世が勅旨で開校した名門校”The Nine"の一校であるラグビー校が日本に開校することが決まりました。北海道と東京に開校へ。

16世紀に英国エリザベス女王1世に開校の勅旨を受けた英国の名門ボーディングスクールは、9校を評して、"The Nine" と呼びます。

そのうち、ラグビー校、ハロウ校が日本にキャンパスを開校する動きに対し、名門イートン校の動きに注目が集まっていました。

▼ クリスマスにお菓子を作るジョージ王子を見守る英国王室のエリザベス女王。
 チャールズ皇太子、ウィリアム王子は親子でイートン校で学びました。ジョージ王子もイートン校で学ぶのか、注目が集まります。英国王室公式インスタグラムより引用。

果たして名門イートン校は、世界のどこに分校を創立するのか?
その答えは、「世界のどこでもなく、オンラインで世界中」でした。

▼ 世界30ヶ国でオンライン提供が始まったオンラインプログラムの「Eton X」。

イートン校のソフトスキルをオンライン化したプログラム「Eton X」を日本で展開するのが、グローバルスカイ・エデュケーション株式会社(以下、GSE)です。

リベラルアーツへの深い知見を活用した学び・研修デザインをはじめ、リベラルアーツへの深い知見を活用した学び・研修デザインをはじめ、オーストラリアやニュージーランドでプリスクールを運営するGSE。

編集部は、早速、その学びについてインタビューをお願いしました。

世界で展開、イートンのオンラインプログラム

編集部:このたびはEton Xプログラムの提供開始、おめでとうございます。

豊富なコースとカリキュラムは、英語で多様なプログラムを提供することが難しかった学校、塾などにとっても朗報です。

まさに「我が校にEtonXが来た」となります。

編集部:ラグビー校、ハロウ校など英国式ボーディングスクールが世界各地で分校を建てている中で「EtonX」は、オンラインで世界に提供を目指しています。

なぜ、イートン校は、世界に分校を開校するのではなく、オンラインでプログラム提供を選んだのでしょうか?

GSE:私たちが、最初に明確に理解しなければいけないこと。
それは、「イートン校(本校)は、バークシャー州イートンその場にしかない」という事実です。

EtonXは30カ国で展開され、グローバルな生徒が共に学ぶオンラインのプログラムです。
このような取り組みは、世界を見渡しても本プログラム以外にはなかなか見当たりません。

▼ Eton XのキャサリンCEOは、記者会見でGSEとEton Xのパートナーシップについて次のように説明しています。

編集部:キャサリンCEOの記者会見でも、Eton XがGSEとパートナシップを結んだ流れがわかりますね。

GSE:GSEは、「世界を次に進めるために 本当に必要な人材に、 本当に必要な成長を。」をスローガンとしています。

そのため、すでにオーストラリア・ニュージーランドで乳幼児教育の園を11か所運営しています。

またリベラルアーツ への深い知見を前提に、つくりながら学ぶ手法で、その人や組織に合った学びのデザインをしています。

こうした学びへの姿勢は、既存の教育システムの分類を超えて生涯を通じて続いていくべきものです。そこでライフロングで横断的に日本の教育市場をとらえてきました。

これらの3つの実践実績がEton Xに結びついたと言えます。

編集部:様々なコースが用意されていますが、その軸となる理念はなんでしょうか?

GSE:どのコースも良いのですが、全コースを通じてやっても一番大事にされているものがあります

それが「リーダーシップ」です。
もう少し詳しくお伝えするならば「イートンが考えるリーダーシップ」です。

そのリーダーシップをより深く「自分へのリーダーシップ」として身につけることが重要です。

イートンは、全寮生活で身につけるソフトスキルをどのように世界に広げるか。を考えてきました。

その点においても、EtonXは、イートン校のノウハウがオンラインで全世界に人に向けて発信されています。

▼ オンラインプログラムの開発風景。公式インスタグラムより引用。

編集部:実際にリリースを出してみてメディア、一般ユーザー、学校さんからどのような反響があったでしょうか?

GSE:Eton Xに取り組むことをリリースしてから、ポジティブな反応がありました。

このEton Xのターゲットは14歳〜20歳となっていますが、中学校や高校から導入を検討したいと言う声があったことは嬉しいことでした。

▼ Eton Xの「パブリック・スピーキングコース」を履修した生徒は、スピーチやプレゼンテーションにおける効果的な表現方法のスキルを習得できたとコメント。

また、大学留学の準備や留学後のメンテナンスとしての導入を検討する声が多くありました。
想定対象の上振れとして、企業の新人研修に使用したいと言う打診も多かったです。

これは人材開発現場が「まさにこれだ!」と思う教育プログラムをEtonXが提供できている証だと実感しています。

編集部:実際に教育の中でどのように使われる可能性があるでしょうか?

GSE:私たちは、オーストラリアなどの教育運営経験から、EtonXが最高峰の学びを提供するプログラムであるとことは大きな自信を持って言えます。

では、実際に日本において、Etonの生活の中で培われるソフトスキルをどのように授業に組み込むか。

コミュニケーション能力を高める、強いリーダーシップを育成するEtonの特徴を活かしたEtonXは、独自のカリキュラムに沿って作られています。

GSE:EtonXには各2か月間の2つのプログラムがあります。週1回のグループワークを含むチューター・グループと自習型で同じ教材を扱うセルフ・スタディです。

多様な11科目の中から生徒、先生方のニーズに合わせた選び方など、私たちもサポートを加えます。最良の各校独自の「Eton X」を作り出せればと考えています。

編集部:オンラインというと、全て受け身で座学。インタラクティブ性がないものを想像する方も多いようです。Eton Xはどのような授業ですか?

▼ 世界で展開するEton Xは、学ぶ生徒も世界から。公式インスタグラムより引用。

GSE:EtonXは、バーチャルクラスルームがあり、自分一人で勉強するのではなく、学んだことが使える場をきちんと用意しています。

例えば、グループワークでは、1人の先生に対して8人の生徒でクラスが構成され、2ヶ月間同じクラスで授業を行うので、生徒同士のコミュニケーションが深まります。

生徒は、自分の都合の良い時間に参加し、時差の合った他国の人と同じクラスで学びます。まさにバーチャルダイバーシティーです。

Eton Xを日本の実情に合わせて活用していく。 

編集部:Eton Xは、そのプロジェクトの豊富さからステップアップして活用していくイメージがあります。現実的にどのようなステップを踏むと学びやすいでしょうか?

GSE:いきなりチューター・グループで異なる国々の人々とディスカッションすることはは難しいと感じる人には、まずは自習プログラムをお勧めしています。

自習といっても、自分だけでやっているのではなく、学んだことを使える場をきちんと用意しています。

▼ 世界で展開するEton Xは、教育イベントにも参加している。公式インスタグラムより引用。

いわゆる反転学習なので、厳しい言い方をすると強制的に参加せざるを得ないのですが、実はこれが自分をコントロールする能力を育みます。

学習録(ダイアリー)を残す機能も備わっているため、自己管理への意識が高まり、自分へのリーダーシップを形成することに繋がります。

セルフスタディプログラムで自信をつけ、慣れてきたらチューター・グループでのディスカッションにステップアップしていくのが、日本の実情に合わせた提案です。

編集部:学ぶチャンスは誰にでもあるでしょうか?

GSE:Eton 校はなぜ分校ではなく、オンライン学習を始めたのか?
それは、EtonX・CEOが来日したときの「学ぶチャンスは誰にでも平等に与えたい」というの言葉に表れています。

インタビューにご対応いただいたGSC社の写真左から友永氏、須川氏、写真左上からサンダークリフ氏、大槻氏。

ラグビー校やハロウ校のように世界各地に分校を作る学校も重要ですが、通いたい、と意欲はあっても、通える距離や授業料などの制約があり、やはり特定の人にしか学びのチャンスが与えられません。

しかし、オンラインとなれば、意欲さえあれば誰でも学ぶことができます。
誰にでもチャンスがある。
そしてチューター・グループのプログラムでは、修了するとイートン校の認定書(サーティフィケイト)が発行されます。

学びを通して真のリーダーシップを形成していく。
Eton Xというオンライン学習を通してEton校の学びを体験してもらうプロジェクトなのです。

今後の展開

GSE:現在すでに、学校、大学、企業様への提供が始まっています。
今後、オンライン、一条校とインターナショナルスクールがグループワークを行うなど国際交流の一つになるというのも理想的な形だと思います。

それぞれの良さを活かし相乗効果が生まれ、互いの教育を補完する新たな学校像が生まれると思います。

▼ 公式インスタグラムには、スピーチの練習時の「質問の仕方」なども公開されています。イートン校のソフトスキルを身につけていくことができます。

将来的には、これまでインターナショナルスクールがなかった地方の家庭や授業料に手が届かなかった家庭にとっても、EtonXが利用できるようにできればと考えています。「我が家にEtonXがやってきます」。

私たちGSEは、この新たな挑戦を楽しみながらOne for Allでチャレンジしていきます。

編集部:ありがとうございました。

未来に活躍するための「Future Skills」

英国の名門Eton College(イートン校)がその教育カリキュラムと要素を凝縮して、未来に活躍するための「Future Skills」を鍛えるオンライン教育サービス「EtonX」。

世界30ヶ国で同時に学べる仕組みは、中学校、高校などで総合の時間やアフタースクールのプログラムとしても導入されそうです。

こちらも参考にしたいですね。

【超速報】2022年英国名門ラグビー校が日本にインターナショナルスクールを設立へ | By インターナショナルスクールタイムズ

https://istimes.net/articles/1240

英国エリザベス女王1世が勅旨で開校した名門校”The Nine"の一校であるラグビー校が日本に開校することが決まりました。北海道と東京に開校へ。

【特報!】英国の名門ハロウ 2022年8月スキー場、ゴルフ場に隣接したインターナショナルスクールが日本開校へ! | By インターナショナルスクールタイムズ

https://istimes.net/articles/1211

英国の名門ハロウ校のインターナショナルスクール部門は、2022年8月に日本に開校することが判明しました。岩手県安比高原スキー場に隣接した11万㎡の敷地を確保しており、中高生向けのキャンパスを開校します。11歳から18歳を対象とした7年制で各学年の定員は、男女共学で120~140人。1クラス20人程度のクラス編成です。将来的には、7学年940人が全寮制のスクールが安比高原にできます。

巨匠隈研吾氏が設計 横浜インターナショナルスクールが新キャンパスへ | By インターナショナルスクールタイムズ

https://istimes.net/articles/1235

横浜インターナショナルスクールは、2022年1月開校計画の新キャンパスの概要を公表しました。同校は、1924年の創立時から日本初のインターナショナルスクールとして創立されました。国際バカロレアの一貫校としても有名で幼稚部から小学部、中学部、高等部があり、現在では50カ国から集まった約700名の生徒が学んでいます。

この記事の記者

インターナショナルスクールタイムズの編集長として、日本経済新聞やプレジデントファミリー、日本テレビ、TOKYO FMなど各メディアにもコメント及びインタビューを受けています。国際バカロレアのPYPの研修を修了しており、現場経験と記者の目線で記事を書いています。

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