Powered by Global Step Academy    
国際教育フェア2025春 インタビュー : 帰国子女アカデミー

国際教育フェア2025春 インタビュー : 帰国子女アカデミー

本記事では、2025年春に東京で開催された国際教育フェアにて取材した帰国子女アカデミーをご紹介します。


本記事では、2025年春に東京で開催された国際教育フェアにて取材した学校の一つをご紹介します。

国際教育フェアは、国際教育を牽引する教育専門家、学校、業界のリーダーが、国際教育分野における様々な可能性や機会を全国の保護者や生徒、関係者に向けて継続的かつタイムリーに発信することを目的としたイベントです。

2025年秋に開催予定の国際教育フェアの概要についてはこちらの記事をご覧ください。

国際教育フェア2025秋【東京・大阪】開催概要と見どころ | By インターナショナルスクールタイムズ

https://istimes.net/articles/1598

国際教育フェアは、国際教育を牽引する教育専門家、学校、業界のリーダーが、国際教育分野における様々な可能性や機会を全国の保護者や生徒、関係者に向けて継続的かつタイムリーに発信することを目的としたイベントです。

学校の歴史

IST編集部 :KAの歴史と背景について教えてください。

帰国子女アカデミー : はい。KAは2004年に始まり、当時私たちは帰国子女や二文化児童のためのアフタースクール・インターナショナルスクールを作ろうとしていました。これらの生徒が海外で生活している時に身に付けたネイティブレベルの言語力を維持したいと思っていました。まだそこに住んでいるかのような学年レベルで話せるようにです。でもそれ以上に大切だったのは、同じような仲間や生徒たちと過ごせる環境を作ることで、彼らが安心できる場所を提供することでした。

IST編集部 : いいですね。素晴らしそうです。

帰国子女アカデミー : 実は、少し付け加えさせてください。当時のスローガンは「アフタースクール・インターナショナルスクール」でしたが、現在は「一生涯の英語」に発展しています。KAが設立されて20年の間に、オンラインプログラムも提供するようになり、生徒たちは日本に帰国する前から私たちと学習できるようになりました。在学中はもちろん同じレベルの愛情とサポートを提供し、その後も充実した卒業生プログラムで、KAを卒業した後もつながりを保っています。

学校生活

IST編集部 : いいですね、素晴らしそうです。KAでの学習について詳しく教えてください。そこでの学びはどのようなものですか?

帰国子女アカデミー : はい。学習は素晴らしいものです。冒険のようなものですね。私たちが最も誇りに思い、力を入れているプログラムは6年生の受験プログラムです。これは中学校への入学を目指す生徒たちのプログラムです。ほとんどの中学校には2つの入学ルートがあります。一つは通常の入試、もう一つは特別な帰国子女プログラムです。私たちはその帰国子女プログラムを通じて入学するための準備を専門としています。とても挑戦的で厳しいものですが、生徒たちにとって感情面でも知的面でも大きな成長の一年となります。そこに重点を置いています。生徒たちを希望する学校全てに合格させる能力を私たちは誇りに思っています。それは私たちが非常に誇りに思っていることです。試験対策だけでなく、子ども全体を包括的に成長させることに焦点を当てているからこそ、生徒たちとそのような成功を収められると考えています。学習面でもう一つユニークなプログラムをご紹介したいのが「KAプラス」です。これはグループライブレッスンのオンライン購読プログラムです。録画された講義ではなく、実際に他の生徒と一緒にライブで先生が指導します。生徒は先生とだけでなく、他の生徒とも交流できます。これらのクラスは標準的な語彙や文法などのより学術的なトピックから、歴史、理科、数学などのより楽しい話題まで幅広く扱っています。

課外活動

IST編集部 : 子ども全体の教育といえば、教室外で生徒たちがどのように関わっているかについて教えてください。課外活動的なことについてです。

帰国子女アカデミー : はい、もちろんです。専門のコミュニティ・エンゲージメント・チームがあります。冬休みイベントやハロウィンイベントなど継続的な年間行事があり、全校で子どもたちが仮装して参加したり、一緒に食事をしてフィールドでスポーツを楽しむ春のピクニックイベントなどがあります。生徒たちが海外の学校で経験したであろう体験を再現しようとしています。また、楽しさと学習を一つの週末に組み合わせたブリティッシュヒルズへの宿泊旅行も行っています。最近では「インスパイア東京」イベントも再開しました。子どもたちのためのTEDxトークのようなものです。この目標は、日本に住み、日本で働いている人々を招いて、生涯にわたって英語を維持することの重要性を生徒たちに示すために、彼らのキャリアや情熱について話してもらうことです。

帰国子女アカデミーでの永続的な思い出

IST編集部 : 素晴らしいですね。KAスクールの卒業生が卒業時に持つであろう思い出について、子どもたちがKAでの時間から覚えているハイライトは何だと思いますか?

帰国子女アカデミー : 彼らのハイライトは、この受験の年を中心に回ると思います。私たちはそれを「受験の旅」と呼んでいます。年間を通じて、生徒たちに異なる考え方をし、将来を見据え、学業的にも感情的にもなりたい場所にいるために今計画することを挑戦させています。それは挑戦的な年であり、すべての生徒が完全に受け入れていることを私たちは発見しています。年末の受験イベントでは、すべての受験卒業生が大きなスペースに集まり、前年を振り返り、どれだけ成長したかを反省するよう促します。そして、その同じエネルギーを中学校とその先に持ち続けるよう彼らを励まします。KAに戻ってくる生徒たちと話すとき、彼らはいつも受験の年について、そしてそのエネルギーを人生の残りに持ち続けるよう励まされたことについて話します。


帰国子女アカデミーについては以下のリンクを参照ください。

帰国子女アカデミー

https://www.kikokushijoacademy.com/

帰国生のための英語保持・帰国枠受験・英検・TOEFL対策。長年の実績を持つKAが、皆さんの英語学習の目標達成をサポートします。

この記事の記者

関連する投稿


帰国子女アカデミー第2回中高生対象スピーチコンテストを 東京アメリカンクラブで開催

帰国子女アカデミー第2回中高生対象スピーチコンテストを 東京アメリカンクラブで開催

2025年9月15日、帰国子女アカデミーは、第2回中高生対象スピーチコンテストを 東京アメリカンクラブで開催し、50名を超える熱意あふれる生徒たちが登壇しました。


国際教育フェア2025春 インタビュー : CTIS(キャピトル東京インターナショナルスクール

国際教育フェア2025春 インタビュー : CTIS(キャピトル東京インターナショナルスクール

本記事では、2025年春に東京で開催された国際教育フェアにて取材したCTIS(キャピトル東京インターナショナルスクールをご紹介します。


国際教育フェア2025春 インタビュー : マルバーン・カレッジ東京

国際教育フェア2025春 インタビュー : マルバーン・カレッジ東京

本記事では、2025年春に東京で開催された国際教育フェアにて取材したマルバーン・カレッジ東京をご紹介します。


国際教育フェア2025春 インタビュー : Saint Maur International School

国際教育フェア2025春 インタビュー : Saint Maur International School

本記事では、2025年春に東京で開催された国際教育フェアにて取材したSaint Maur International Schoolをご紹介します。


国際教育フェア2025春 インタビュー : North London Collegiate神戸( NLCS神戸)

国際教育フェア2025春 インタビュー : North London Collegiate神戸( NLCS神戸)

本記事では、2025年春に東京で開催された国際教育フェアにて取材したNorth London Collegiate神戸( NLCS神戸)をご紹介します。


最新の投稿


インターナショナルスクールへの転校を考える前に知っておきたい学校生活言葉の壁:その先にある課題

インターナショナルスクールへの転校を考える前に知っておきたい学校生活言葉の壁:その先にある課題

インターナショナルスクールへの転校は、言葉の壁を越えた先に、新しい文化や価値観との出会いが待っています。本記事では、子どもが多様な環境の中で自分らしさを保ちながら成長していくためのヒントを探ります。


東京大学、新学部カレッジ・オブ・デザインで日本のグローバル教育を拡充

東京大学、新学部カレッジ・オブ・デザインで日本のグローバル教育を拡充

東京大学は、2027年秋、70年ぶりに新学部「カレッジ・オブ・デザイン(College of Design)」を開設します。英語によるカリキュラムと柔軟な出願ルートを導入し、日本でも広がりつつある総合型選抜により、国内の学生にもグローバルな学びの選択肢を提供します。


帰国子女アカデミー「英語入試」「帰国生入試」中学受験ガイドを無料で公開

帰国子女アカデミー「英語入試」「帰国生入試」中学受験ガイドを無料で公開

『Bluebook Select』は、英語入試や帰国生入試を行う中学校の情報をまとめたガイドブックです。2026年度入試に対応し、首都圏を中心とした98校の最新データを掲載しています。試験科目や出願資格、英語授業体制など、学校選びに役立つ情報を整理しました。


【速報!】エプソムカレッジ東京校、2027年秋に千代田区神田で開校へ

【速報!】エプソムカレッジ東京校、2027年秋に千代田区神田で開校へ

英国の名門私立校エプソムカレッジ(Epsom College)は、2027年秋に日本校「エプソムカレッジ東京(Epsom College Tokyo)」を東京都千代田区内神田に開校することを公表しました。対象は3歳から11歳までの幼児・初等教育課程で、初年度の定員は約250名を予定しています。エプソムカレッジ東京校の公式サイトが公開されています。関心のある方は、下記の公式サイトのフォームから登録すると連絡が届きます。 https://www.epsomcollegetokyo.jp/jp/


【ビジョン 2035】第2の柱: 評価制度の改革

【ビジョン 2035】第2の柱: 評価制度の改革

ビジョン2035の始動にあたり、私たちは明確な国家目標を掲げました。すべての高校卒業生が英検2級(またはそれに相当する)レベルの英語力に到達することです。この目標の実現には、単なるカリキュラムの改訂や政策の微調整だけでは不十分です。むしろ、教育者・保護者・政策立案者の間で、「英語が教育の中で果たす役割」そのものに対する意識の転換が求められています。