Powered by Global Step Academy    
【2/10(土)】インター生が高校を受験するには?中卒認定試験ワークショップ開催

【2/10(土)】インター生が高校を受験するには?中卒認定試験ワークショップ開催

インターナショナルスクールから一条校の高校に志願するにはどうしたらよいのでしょうか?インターナショナルスクールに通わせているご家庭の向けの中卒認定試験を知るワークショップを2/10(土)東京ウエストインターナショナルスクールで開催します。


インター生が一条校の高校を受験するポイント!

インター生が高校を受験するには、中卒認定試験(中学校卒業程度認定試験)に合格してなくてはならないのでしょうか?

1990年代から急増したプリスクールは、その後、英語で学び続けたいニーズを増やしました。
しかし、日本国籍のお子さんがいる保護者には「就学義務」があります。

海外からの帰国生が増え、さまざまな国籍や文化的な背景を持つ児童が増えたため、就学義務猶予免除者の仕組みもあります。

高校は、大きな分かれ目。子供の選択肢に応えたいのが親としての気持ちですね。
そのためにもまずは「高校を受験したい」と考える可能性があるご家庭は、「中卒認定試験」を知って進路を考えていきましょう。

文科省は、インターナショナルスクールに通わせる児童が増え、保護者からの問い合わせが増えたため公式ホームページで、子供をインターナショナルスクールに通わせた場合の就学義務について学教法第17条を用いて、次のように説明しています。

保護者は子を「小学校又は特別支援学校の小学部」「中学校、中等教育学校の前期課程又は特別支援学校の中学部」に就学させる

問い合わせも多いため、文科省は次のように記しています。

保護者が日本国籍を有する子を一条校として認められていないインターナショナルスクールに就学させたとしても、法律で規定された就学義務を履行したことにはなりません。

また、中学校について次のように記してします。

一条校でないインターナショナルスクールの小学部を終えた者が中学校から一条校への入学を希望してきても認められないこととなります。
インターナショナルスクールの中学部の途中で我が国の中学校へ編入学を希望する場合も同様です。

編集部には、多様な背景を持つお子さんが増え、中卒試験を経て一条校の高校に進学したいと相談もふえてきました。

そこで、実際にインターナショナルスクールで学ばせ、中卒認定試験に合格し、都内の都立高に通わせている教育専門家をゲストに招き、まずは「中卒認定試験」について知るワークショップを開催します。

2月10日(土)八王子にある東京ウエストインターナショナルスクールで開催

ワークショップは、東京都八王子市にある東京ウエストインターナショナルスクールで開催します。

インターナショナルスクールからどのように私立高校の受験資格を得るのか?
そもそもうちの子に中卒認定試験の受験資格があるのか?


具体的な例も合わせて「中卒認定試験」について学びます。

今回、中卒認定試験について話していただけるのがWINGS EDUCATIONの韓代表です。

韓 夕晶(Han Sockchong)さんは、都内の私立高校から東京大学大学院を卒業し、P&Gの製品開発を担ってきました。

実際にお子さんを海外のインターナショナルスクールで学ばせ、国内に帰国しお子さんと「中卒認定
試験」を受験し、合格。
現在、お子さんは都内の公立高校に通っています。

イベント概要

日時:2月10日(土)
会場:東京ウエストインターナショナルスクール


10:15 開場
10:30 中卒認定試験とは?

11:00 中卒認定試験担当者紹介

11:30 個別相談(予約制)

*当日のスクールバスの運行はございません。ご了承ください。

申込み:連絡不要。
なお、個別相談は、事前連絡をいただいた方が優先です。


▼個別相談をご希望の方はこちらのお問い合わせから「中卒認定試験個別相談希望」をご連絡ください。

インターナショナルスクールで学ぶご家庭は、予備知識として知っておきたいですね。

インター生向けの家庭教師に相談もできます。

本イベントでは、中卒認定試験を知るだけではなく、同校で開催される「中卒認定試験」講座で教える予定のバイリンガル家庭教師(チュータリング)も同席します。

バイリンガルの家庭教師に興味がある方も、その場で個別相談とデモレッスンの予約ができます。

お声掛けください。

本イベントについて

本講座は、国際教育ワークショップとチュータリングを実施するWINGS EDUCATIONとGSAグループの国際教育メディアThe International School Timesが共催し、東京ウエストインターナショナルスクールとGLOBAL STEP ACADEMYが後援しています。

WINGS EDUCATIONの公式ホームページのスクリーンショット。

中学校卒業程度認定試験の概要

受験案内と願書配布:例年7月中旬から9月上旬まで
出願期間:例年8月下旬と9月上旬 
試験日:例年10月下旬
結果発表:例年12月上旬

受験資格とは?

次の(1)から(4)までのいずれかに該当する方が受験できます。

(1) 就学義務猶予免除者である者又は就学義務猶予免除者であった者で、その年度で満15歳以上になるもの
(2) 保護者が就学させる義務の猶予又は免除を受けず、その年度までに満15歳に達する者で、その年度の終わりまでに中学校を卒業できないと見込まれることについてやむを得ない事由があると文部科学大臣が認めたもの
(3) その年度に満16歳以上になる者((1)及び(4)に掲げる者を除く。)
(4) 日本の国籍を有しない者で、年度内までに満15歳以上になるもの

試験科目とは?

試験科目は、5教科です。
1.国語
2.社会
3.数学
4.理科
5.外国語(英語)

問題が日本語のため英語で学んできたインター生は、日本語力も求められます。

▼試験内容は、こちらで公開されています。

この記事の記者

インターナショナルスクールタイムズの編集長として、執筆しながら国際教育評論家として、NHK、日本経済新聞やフジテレビ ホンマでっかTV、東洋経済、プレジデント、日本テレビ、TOKYO FMなど各メディアにコメント及びインタビューが掲載されています。

プリスクールの元経営者であり、都内の幼小中の教育課程のあるインターナショナルスクールの共同オーナーの一人です。

国際バカロレア候補校のインターナショナルスクールの共同オーナーのため国際バカロレアの教員向けPYPの研修を修了しています。

最新の投稿


国際教育フェア2025秋【東京・大阪】開催概要と見どころ

国際教育フェア2025秋【東京・大阪】開催概要と見どころ

国際教育フェアは、国際教育を牽引する教育専門家、学校、業界のリーダーが、国際教育分野における様々な可能性や機会を全国の保護者や生徒、関係者に向けて継続的かつタイムリーに発信することを目的としたイベントです。


TOEFL 2026年改訂:セクション構成・スコア・対策を解説

TOEFL 2026年改訂:セクション構成・スコア・対策を解説

2026年1月、TOEFLは数年来最も大幅な変更を迎えます。全セクションにわたって新しい形式、採点システム、課題タイプが導入されます。試験時間の短縮、リーディングとリスニングの適応型システム、そして新しいライティングとスピーキングの課題まで、ETSによる今回のアップデートは単なる見た目の変更以上の意味を持ちます。本ガイドでは、各セクションの変更点とテスト全体への影響について分かりやすく解説します。


KAインターナショナルスクールが日本初のコーウィン・ビジブル・ラーニング認定校になりました。

KAインターナショナルスクールが日本初のコーウィン・ビジブル・ラーニング認定校になりました。

今年、KAインターナショナルスクールは、コーウィンから「ビジブル・ラーニング・スクール」認定を受賞する栄誉に浴しました。日本で初めてこの称号を獲得した学校となります。これは、私たちの学校を特徴づけてきた共同努力、共有された考え方、そして研究に基づく実践への取り組みに対する意義深い評価です。KAインターナショナルスクールでは、学習を可視化することで学習をより良いものにし、最も重要なことに集中できるようになりました。それは、すべての生徒の成長を支援することです。


ビジョン 2035 – 基準を引き上げる時

ビジョン 2035 – 基準を引き上げる時

日本は2035年までに全高校生が英検2級レベルに達する目標を掲げているが、現実は厳しい。6年間英語を学んでも基本的な会話ができない生徒が多く、英語能力の国際ランキングでは92位とアジア諸国に大きく遅れている。根本的な問題は、週1回程度の学習では不十分なことと、英語を「あると便利」程度にしか考えない社会の認識だ。本当の改革を実現するには、教師・保護者・政策決定者が意識を変え、英語を必要不可欠なスキルとして捉え直し、継続的な学習と実践を重視した教育に転換する必要がある。


ビジョン2035: 日本の将来を見据えた英語能力の向上

ビジョン2035: 日本の将来を見据えた英語能力の向上

「ビジョン2035」は、2035年までに日本の全高校卒業生の英語習得を目指す教育改革計画です。人口減少により労働力が縮小する中、英語力向上は生産性と柔軟性を高める重要な手段となります。現在、高校3年生の英検2級合格率は20%強に留まり、多くの学生がグローバル環境で必要な言語能力を持たずに卒業しています。英語力は観光を超えた経済的視野の拡大をもたらし、地方企業の国際展開や学術研究への参加を可能にします。この取り組みは教育格差の解消と社会的流動性の向上にもつながり、日本の文化的アイデンティティを世界に発信する手段ともなります。目標達成には教育者、家族、機関、政策立案者の連携が不可欠です。