Powered by Global Step Academy    
2028年 東京駅前にインターナショナルスクールが開校計画へ

2028年 東京駅前にインターナショナルスクールが開校計画へ

2028年、東京駅前にインターナショナルスクールが開校へ。東京都は、東京駅八重洲口の再開発の概要を公表しました。東京ミッドタウン八重洲の隣に建築される高層ビルの低層階にインターナショナルスクールが入ることが公表されました。


東京駅前にインターナショナルスクールが開校へ

東京都は、東京駅八重洲口の再開発の概要を公表しました。
東京ミッドタウン八重洲の隣に建築される高層ビルの低層階にインターナショナルスクールが入ることが公表されています。

東京都都市整備局のホームページより引用。

地上43階・地下3階で敷地面積約19,600m2の再開発プロジェクトです。

インターナショナルスクールが入居する計画は、ビルの低層階の1フロアと公表されています。

東京都都市整備局のホームページより引用。

どのサイズのインターナショナルスクールが開校するのか?

パース図を見る限り、4階にインターナショナルスクールが1フロアで入る計画です。
東京都都市整備局のホームページより引用。

文部科学省は、学校教育法により学校設置基準を定めています。
それによると校舎と運動場の面積、普通教室以外に図書室、保健室、職員室を設けることを必須としています。

文部科学省 小学校設置基準より引用。

東京駅に最も近い本ビルに開校する場合、運動場の確保などが課題です。
小学校より中学校、中学校より高等学校の方が広い面積が必要となります。

そのため、消去法で幼稚部+小学校、小学校のみが検討されると考えられます。

東京駅に最も近いインターナショナルスクールはどこになるのか?

2024年に着工し、2028年度に完成予定です。

八重洲二丁目中地区市街地再開発組合の会員は、鹿島建設、住友不動産、都市再生機構、阪急阪神不動産、ヒューリック、三井不動産のため水面下でインターナショナルスクールの誘致が進んでいると考えられます。

現在では、どのインターナショナルスクールが入居するのか、は判明していません。

イメージ画像:著作者 Drahomír Posteby-Mach

総理官邸と金融庁が、国際金融都市の採択を進めています。

東京都、大阪府、福岡県が申請をしており、インターナショナルスクールが国際金融都市構想において重要な役割を果たすと金融庁も公表しています。

東京都が国際金融都市に採択された場合、外資系金融機関が東京に誘致されるため外国人が増えます。

その場合、受け入れるインターナショナルスクールとして、カリキュラムも国際バカロレアまたはケンブリッジ国際カリキュラムのような世界標準のカリキュラムが求められます。

現時点では、どのようなインターナショナルスクールが東京駅前に開校するのか判明していませんが、国際標準カリキュラムのインターナショナルスクールが開校すると考えられます。

この記事の記者

インターナショナルスクールタイムズの編集長として、執筆しながら国際教育評論家として、NHK、日本経済新聞やフジテレビ ホンマでっかTV、東洋経済、プレジデント、日本テレビ、TOKYO FMなど各メディアにコメント及びインタビューが掲載されています。

プリスクールの元経営者であり、都内の幼小中の教育課程のあるインターナショナルスクールの共同オーナーの一人です。

国際バカロレア候補校のインターナショナルスクールの共同オーナーのため国際バカロレアの教員向けPYPの研修を修了しています。

最新の投稿


帰国子女アカデミー第2回中高生対象スピーチコンテストを 東京アメリカンクラブで開催

帰国子女アカデミー第2回中高生対象スピーチコンテストを 東京アメリカンクラブで開催

2025年9月15日、帰国子女アカデミーは、第2回中高生対象スピーチコンテストを 東京アメリカンクラブで開催し、50名を超える熱意あふれる生徒たちが登壇しました。


教室でのVEXロボティクス:保護者のためのガイド

教室でのVEXロボティクス:保護者のためのガイド

VEXロボティックスについての説明とそしてこれがどう子供の学習に向いているのかをFAQも含めて解説してます。


日本におけるニューロダイバーシティとインターナショナルスクール

日本におけるニューロダイバーシティとインターナショナルスクール

インターナショナルスクールは、多文化・多言語・多様な神経特性を持つ子どもたちが共に学ぶ場として、ニューロダイバーシティ(脳の多様性)を実践的に体験できる教育環境を提供しています。 日本でも近年、企業や文化の分野でニューロダイバース人材や障害のあるアーティストの価値が認識され始め、社会全体が「不自由」ではなく「能力」として多様性を捉える方向へ変化しています。 保護者は子どもと日常の会話の中で「違い」を強みとして伝え、互いの多様性を認め合う力を育むことが、未来の社会を豊かにする第一歩となります。


アメリカの大学出願におけるAI利用の現状 (2025)

アメリカの大学出願におけるAI利用の現状 (2025)

想像してみてください:高校3年生がストレスを抱え、真っ白なPC画面に点滅するカーソルを見つめています。そしてChatGPTを開き「大学のエッセイのアイデアを考えてくれる?」と入力する・・。こうした光景がますます増えています。生成AIはもはや未来的なツールではありません。普通の学生たちが大学入試という迷路を攻略するために活用しています。しかし、大学側はこれを容認しているのでしょうか?


スクリーンタイム:権威・教育・信頼

スクリーンタイム:権威・教育・信頼

いまや私たちの生活のあらゆる場面にスクリーンが存在し、多くの家庭にとって、子どもたちがそれらとどう関わっていくかが、現代の子育てにおける大きなテーマとなっています。学習、娯楽、友人との交流など、用途は多岐にわたり、オンラインで過ごす時間はかつてないほど長くなっています。では、保護者は、子どもたちがスクリーンタイムと健全に付き合うために、どのようにサポートできるのでしょうか?