Powered by Global Step Academy    
インターナショナルスクール 受験動向16年-17年【東京地域】

インターナショナルスクール 受験動向16年-17年【東京地域】

インターナショナルスクール 東京地域 受験動向 2015年。倍率が高い状態が続く東京地域のインターナショナルスクール受験状況をまとめました。


インターナショナルスクール 受験動向 

2015.08.25

2015年 東京地域 夏

 インターナショナルスクールタイムズは、進学相談および運営するCFIS立川の保護者などへの聞き取りなどから、東京地域のインターナショナルスクールの受験動向をまとめた。

【対象】
 本動向は、主に東京都心部にある幼稚部・小学部・中学部・高等部など3つ以上の教育課程があるインターナショナルスクール(主にJCIS加盟校)を対象としている。 

 なお、一条校は対象としていない。
 従って、保育・幼稚部のみのキンダーガーテンおよびインターナショナルスクールは、本受験動向調査に含まれていない。

【概要】
 東京地区のインターナショナルスクールの全般的な志願者数は、世界的な好景気およびアベノミックスなどによる株価・地価の上昇および外資系企業の増加により外国人駐在員が増加したことを受けて、外国人と日本人志願者数は2014-15年度より増加している。

f85f9a7e5e0485678a14133184ad6a68_m.jpg

 そのため、都心部の名門インターナショナルスクールでは、外国人枠において定員を越えたスクールが多くなており、一部のスクールでは、対象となる国籍の生徒で定員に達し、日本人枠が事実上無いケースも出ている。

 東日本大震災後、外国人駐在員の都心回帰( 港区・渋谷区・品川区・世田谷区)は続いており、都心部のインターナショナルスクールでは、外国人および日本人の志願者が増えている。
 また、東京オリンピックを控え、開発が進む東京の臨海部(中央区・江東区・江戸川区)では、外国人駐在員が増加しており、キンダーガーテン(幼稚部)が増加傾向にある。

【受験傾向】
 名門インターナショナルスクールは、人気が高まっており、日本人希望者にとって難易度は高い。
 なかでも昨年度に引き続き、日本人保護者の間でカリキュラムに国際バカロレアを採用しているスクールの人気が高い。

70ce4e20f1f090d38b05804ad5194159_s.jpg

  カリキュラムに国際バカロレアを採用し、幼小中高一貫校のエスカレーター型のスクールでは、キンダーガーテン(幼稚部)の志願数が増えている。
 その背景には、文部科学省の国際バカロレア200校計画とメディアによる国際バカロレアの報道などにより、国際教育の認知が進み、関心が増えてことが理由に挙げられる。

 また、エレメンタリー(小学部)以降においてインターナショナルスクール間の受験回避だけではなく、国際バカロレア一貫校のおける教育効果を期待する保護者が多い。

 日本人希望者にとって名門インターナショナルスクールの難易度が高まっているため、日本人の名門インターナショナルスクール志望者は、ウェイティングリスト登録後、都心部にある小規模の幼稚部と小学部のみのインターナショナルスクールで待機するケースが増えている。

【2016-17度 展望】
  東京都内の2016-17年度の名門インターナショナルスクールのエレメンタリー(小学部)の志願者数は、外国人および日本人でも増加しており、日本人希望者にとっては、難易度が高い傾向が続くと考えられる。

18fefd66e684003e597da1252104af12_s.jpg

 なかでも国際バカロレア認定校で、小中高があるエスカレーター型キンダーガーテン(幼稚部)は、昨年に引き続き、高い人気が続くと考えられる。

 不確定要因として世界的な景気後退と自然災害が懸念される。
 世界的な景気後退と自然災害が起きた場合、外資系企業の固定費削減、人員削減、拠点の縮小などにより外国人駐在員が減少すると考えられ、それに伴いインターナショナルスクールの志願者数も減少する可能性がある。
 その場合、名門インターナショナルスクールの日本人枠が増える可能性がある。

 *本調査は、あくまでもインターナショナルスクールタイムズの調査に基づくものであり、特定のインターナショナルスクールの動向を保障するものではない。

“国際家庭教師サービス、国際サバイバル。今すぐ無料体験!”

この記事の記者

インターナショナルスクールタイムズの編集長として、執筆しながら国際教育評論家として、日本経済新聞やフジテレビホンマでっかTV、東洋経済、プレジデント、日本テレビ、TOKYO FMなど各メディアにコメント及びインタビューが掲載されています。

プリスクールの元経営者であり、都内の幼小中の教育課程のあるインターナショナルスクールの共同オーナーの一人です。

国際バカロレア候補校のインターナショナルスクールの共同オーナーのため国際バカロレアの教員向けPYPの研修を修了しています。

最新の投稿


変化する帰国枠入試における国語の役割 ー 「学びのインフラ」で広がる学習の可能性

変化する帰国枠入試における国語の役割 ー 「学びのインフラ」で広がる学習の可能性

近年の帰国枠中学入試では、英語力を前提としつつも、国語が算数と並んで合否を左右する科目として位置づけられる傾向が強まっています。背景には、英語資格による試験免除の拡大や、英語で得点差がつきにくくなっている現状があり、家庭ごとの差が大きい語彙・読解・記述の力が選抜の軸になりやすい点が挙げられます。国語は単独の得点科目であるだけでなく、算数の文章題など他科目の設問理解にも影響する「学びのインフラ」として機能します。本稿では、帰国生がつまずきやすい課題を三点(語彙・漢字/読解/記述)に整理したうえで、学校別の出題タイプ(複数文章+知識、単一文章+知識、読解+作文、作文のみ)を概観し、志望校に応じた個別対策の必要性を示しました。さらに、学年


高い英語力だけでは不十分:総合型選抜入試を理解する(あるいは「英語が流暢に話せても総合型選抜入試で苦戦する理由」)

高い英語力だけでは不十分:総合型選抜入試を理解する(あるいは「英語が流暢に話せても総合型選抜入試で苦戦する理由」)

海外経験のある学生が総合型選抜入試や英語入試で出願するケースが増えていますが、高い英語力だけでは合格は保証されません。大学は現在、試験の点数の他に作文、課外活動、長期的な取り組みも評価しています。この記事では、これらの経路がなぜ厳しいものになり得るのか、そして学生がより効果的に準備するにはどうすればよいのかを解説します。


[ビジョン2035] 第10の柱:教室外にイマージョンを拡大する

[ビジョン2035] 第10の柱:教室外にイマージョンを拡大する

教室での学習は英語の基礎を築きますが、真の流暢さには集中的なイマージョン体験が不可欠です。カナダやメタ分析の研究で、イマージョン環境の生徒は従来の授業のみより高いコミュニケーション能力を獲得することが実証されています。日本では現在イマージョン機会が限られていますが、英語校外学習、夏期イマージョンスクール、インターナショナルスクールとの提携、オンラインプラットフォームなど、多様な形で実現可能です。イマージョンは海外留学だけでなく、地域社会や学校に組み込めます。毎日の英語接触が習慣を作り、イマージョンが飛躍的成長を促します。ビジョン2035実現には、イマージョンを一部の生徒の特権ではなく、全ての地域で標準化することが必要です。


スクリーンタイムを超えて―高学年の生徒にとって禁止よりもバランスが重要である理由

スクリーンタイムを超えて―高学年の生徒にとって禁止よりもバランスが重要である理由

記事:高学年の生徒にとって「スクリーンタイム」は必ずしも有害とは限りません。PISA関連の調査結果や日本の調査データからは、デジタル利用を一律に禁止するよりも、バランスの取れた区切りを設定し、保護者や教師が積極的に関与する方がより効果的であることが示されています。


3/28(土)ハロウ安比校、東京のイベントで卒業生の進学先を公開!海外大学進学の道 

3/28(土)ハロウ安比校、東京のイベントで卒業生の進学先を公開!海外大学進学の道 

3月28日(土)東京・丸の内でハロウ安比校が、全寮制教育から海外大学へ進む進学について公開イベント開催。UCL、エディンバラ大学、マンチェスター大学、トロント大学、メルボルン大学など世界各国の大学から早期オファーも届き始めています。日本では近年、ラグビー日本校、マルバーン・カレッジ東京、ノースロンドン神戸校など英国系スクールが次々と開校し、国際教育は新しい段階に入りつつあります。安比高原で学んだ生徒たちがどのように成長し、世界へ進むのか。英国式ボーディング教育のリアルを紹介する貴重な機会です。参加無料(事前申込制)。


“生徒募集!KAインターナショナルスクール”