サマースクール・キャンプとは
どのようなプログラム?
サマースクールが開催される理由
カネデイアン・アカデミイのサマースクールの様子
多くのインターナショナルスクール(以下、インターと略します)は、夏休みに特別カリキュラムの学校を開きます。
それが「サマースクール」です。
9月入学が主流のインターでは、6月の修業から新年度開始の9月まで3ヶ月も間があいてしまいます。
そこで、夏休みを活用し、新年度への準備と生徒の能力アップをかねてサマースクールを開催します。
例えば、夏休み明けの9月から幼稚園の生徒が小学生になる場合、小学校の校舎や雰囲気に慣れるためサマースクールは小学校の校舎、教室で開催されたりします。
また、転勤でインターに入ってきた生徒の場合、英語力が足りない場合はサマースクールで英語力アップのための特別授業が行われることもあります。
夏休みに補習として、在校生、新入生を対象としたカリキュラムを用意している学校から、サマーキャンプとして、普段とは違う体験型学習に力を入れる学校などさまざまです。
よって、本来、サマースクールの対象者は、在校生や9月入学の新入生を対象としたものでした。
グローバル化の進展により、インターの校数も増え、帰国生徒の増加など日本人の生徒も増えてきました。
以前よりインターが身近になり、興味を向けられることが多くなりました。
そのことを受け、学校側も、サマースクールを通して多くの日本人にインターの文化を知ってもらう良い機会としてとらえています。
だれでもサマースクールに参加できるのでしょうか?
インターのカリキュラムとコミュニケーションの観点から、対象者が大きく分けて3つにわかれます。
①在校生や9月入学の新入生を対象としたもの。
②ある程度英語が使える他校生も参加できるもの。
③英語が話せなくても参加できるものです。
サマースクール特集では、主に③の英語が話せなくても参加できるサマースクール・キャンプを取り上げています。
どんな内容かな?
サマースクールの特徴は、英語で工作から理科、音楽から体操など幅広い科目を受けることにあります。少人数で学ぶアオバジャパンインターナショナルスクールのサマーキャンプ
いろいろな科目を英語で教わることで、自然と英語に触れることができます。
(この手法を英語イマージョンプログラムと呼びます)
また、その背景の文化に接することができるのも魅力です。
サマースクールの開催期間は2週間から3週間がほとんどです。
その間に、子どもたちは先生や友だちと出会い、英語を使ったコミュニケーションの楽しさを実感していきます。
短期集中だからこそできる体験できるインターの世界。
それがサマースクール・キャンプの魅力です。
インターナショナルスクールタイムズの編集長として、執筆しながら国際教育評論家として、日本経済新聞やフジテレビホンマでっかTV、東洋経済、プレジデント、日本テレビ、TOKYO FMなど各メディアにコメント及びインタビューが掲載されています。
プリスクールの元経営者であり、都内の幼小中の教育課程のあるインターナショナルスクールの共同オーナーの一人です。
国際バカロレア候補校のインターナショナルスクールの共同オーナーのため国際バカロレアの教員向けPYPの研修を修了しています。