日本のインターナショナルスクールを代表する協会
文科省がインターナショナルスクールについて知りたい時、話を訊く団体があります。
日本の私立学校は、日本私立中学高等学校連合会(1387校)、大学だと日本私立大学協会(393大学)が団体として活動しています。
では、インターナショナルスクールに団体はあるのでしょうか?
あります。
それがThe Japan Council of International Schoolsです。
略してJCIS。
この団体には、多くの方が耳にしたことのあるインターナショナルスクールが加盟しています。
実は、文科省もインターナショナルスクールについて知りたい時、JCISに話を訊きに行きます。
JCISは、業界団体なので代表は任期で変わりますが、インターの代表として活躍します。
日本政府がインターナショナルスクールの団体として認めているのは、JCISとTaiPがあります。
TaiPは、プレスクールの団体です。
ここにも代表的なプレスクールが加盟しています。
■さて、話を戻しましょう。
重要なことは、日本政府がインターナショナルスクールの公式団体として認めていることです。
実際、文科省の審議会でJCISの代表が呼ばれ、答弁を行っています。
その理由として、日本を代表するインターナショナルスクールが集まっているからです。
アメリカンスクールの卒業生で、インターナショナルスクールについて著作のある櫛田健児さんが自著「インターナショナルスクール入門」で「老舗インターと新設インター」を区別する必要があると書かれています。
ここでいう老舗インターとは、このJCIS加盟校のことです。
では、なぜ老舗インターと新設インターを区別しなければいけないのでしょうか?
少し経済的な話になりますが、海外から日本への投資を増やすためには、外国人子弟のための教育インフラが必要です。
JCIS加盟校は、その意味で古くから日本の外国人学校の教育インフラ整備をし、その教育の質を引っ張ってきました。
そのため日本政府も外国人子弟のため教育インフラを整備してきたインターナショナルスクールの団体として尊重し、審議会に呼ぶのです。
歴史的にも新設校とは、担ってきた役割も、意味合いも違う。
そこがJCIS加盟校なのです。
インターナショナルスクールタイムズの編集長として、執筆しながら国際教育評論家として、NHK、日本経済新聞やフジテレビ ホンマでっかTV、東洋経済、プレジデント、日本テレビ、TOKYO FMなど各メディアにコメント及びインタビューが掲載されています。
プリスクールの元経営者であり、都内の幼小中の教育課程のあるインターナショナルスクールの共同オーナーの一人です。
国際バカロレア候補校のインターナショナルスクールの共同オーナーのため国際バカロレアの教員向けPYPの研修を修了しています。