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ウィリアム王子もケンブリッジ認定で学んだ!インターで学ぶなら知っておきたいケンブリッジ国際認定とは?

ウィリアム王子もケンブリッジ認定で学んだ!インターで学ぶなら知っておきたいケンブリッジ国際認定とは?

編集部の調査では、日本国内で英国式のケンブリッジ国際認定校、ケンブリッジ国際認定試験を実施するインターナショナルスクールが増えています。ちなみに英国王室のウィリアム王子が、イートン校に在学中、大学を受験するために受けた試験がケンブリッジ認定試験です。その国際版があり、それがケンブリッジ国際認定校、国際認定試験です。早速、編集部はケンブリッジ国際認定校、ケンブリッジ国際認定試験についてまとめました。


ウィリアム王子も受験した「ケンブリッジ認定試験」

編集部の調査では、日本国内で英国式のケンブリッジ国際認定校、ケンブリッジ国際認定試験を実施するインターナショナルスクールが増えています。

ちなみに英国王室のウィリアム王子が、イートン校に在学中、大学を受験するために受けた試験をご存知ですか?

日本では大学入試センター試験があるように英国にも共通試験があります。
それが、ウィリアム王子が受験したケンブリッジ認定試験です。

ウィリアム王子は、当時イートン校でケンブリッジ認定試験のひとつであるAレベルの「地理、生物、歴史」を選択しています。

▽ 英国王室公式Instagramより引用。

ちなみに当時マルボロカレッジで学んでいたキャサリン妃は、「化学、生物、美術」でAレベルを取得しています。

ウィリアム王子、キャサリン妃は、英国国内でケンブリッジ認定試験を受けていますが、編集部では、その国際版であるケンブリッジ国際認定校、ケンブリッジ国際認定試験についてまとめました。

「ケンブリッジ国際認定試験」をご存知ですか?

「世界基準の学び」のひとつにケンブリッジ大学国際教育機構が運営するケンブリッジ国際認定試験があります。

ケンブリッジ大学国際教育機構が提供する国際認定試験は、世界で最も優れた大学を含む、世界中の教育機関によって、大学入学資格として認められています。
日本では世界基準の国際カリキュラムと言えば国際バカロレア(IB)が良く知られています。

しかし海外に目を転じると、ケンブリッジ国際認定が実は世界で最も普及している国際カリキュラムと言えます。

ケンブリッジ国際認定は、5〜19歳を対象に4つの教育課程があり、世界で約160ヵ国、10,000校で学ばれている国際教育プログラムです。

ケンブリッジ国際認定校は、教員採用、研修、カリキュラムなどをケンブリッジ大学国際教育機構の認定を受けています。

英国王室のウィリアム王子、キャサリン妃は、英国国内のケンブリッジ認定校でケンブリッジ試験の成績でセント・アンドルーズ大学に合格し、大学で出会っています。

ケンブリッジ大学国際教育機構は、海外の学校にもカリキュラムと国際認定校の仕組みを提供し、生徒向けに国際認定試験を実施しています。

ケンブリッジ国際認定校と国際認定試験は、世界中で認定校と試験が実施されており、世界基準のカリキュラムと大学志願資格です。

ケンブリッジ国際認定は、英国をはじめ日本、世界の多くの大学で大学志願資格として認められています。

世界の大学への志願資格となるため、インターナショナルスクールでケンブリッジ国際認定校が増えており、ケンブリッジ国際試験の受験者数も増えています。

ケンブリッジ国際認定の特徴とは?

ケンブリッジ国際認定には、4つの特徴があります。

東京都三鷹市にあるリトルエンジェルスインターナショナルスクールは、ケンブリッジ国際認定校です。

同校のケンブリッジ国際認定の説明が丁寧なため引用です。

・世界最大の国際カリキュラム:160か国、10,000校、100万人の学習者が学ぶ

・年長(Year 1)から高校(Year 13)までの一貫した国際カリキュラム:Y1からY13まで、段階別に連続した内容

・国際的な学習評価システム:生徒は世界中のインターナショナルスクール生が受験する試験を通じて逐次評価とフィードバックを受ける

・世界中の大学からの認知:ケンブリッジの資格は、英国大学だけでなく、米国の650を超える大学(すべてのIvyリーグを含む)、カナダ、オーストラリア、シンガポールなどの主要な高等教育機関の主要大学を含む、世界中の1400を超える大学で認知。日本でも大学の国際化に伴い認知が進んでいる。

LAIS Little Angels International School

https://littleangels.jp/jp/

東京都三鷹市にあるリトルエンジェルスインターナショナルスクールは、ケンブリッジ認定校で幼稚部から高等部までの教育課程があります。

ケンブリッジ国際認定は、英国式の学年制で学びます。

小学部をプライマリー、中学部をローワーセカンダリー、前期高等部をアッパーセカンダリー、後期高等部をアドバンスと表記ているのも英国式です。

そのため、1年前倒しの年長から小学校1年生相当のカリキュラムが始まります。

ケンブリッジ国際認定校で進級していくには、中等部、高等部でケンブリッジ国際認定の進級試験を通る必要があります。

中等部に該当するローワーセカンダリーは、最後にCheckpointテストがあります。
前期高等部では、IGCSEとO Levelの2種類の2年間プログラムがあり、試験があります。

後期高等部では、1年間プログラムとしてAS Level (Advanced Subsidiary)、2年間プログラムとしてA Levelがあります。

ウィリアム王子、キャサリン妃は、後期高等部で英国国内のケンブリッジ認定試験のA Levelを受験して合格しています。

▽ 世界で増えていくケンブリッジ認定国際試験の受験者数を伝えるケンブリッジ認定の公式Youtubeより引用。

世界基準の多様なカリキュラムがあるインターナショナルスクール

インターナショナルスクールというと「国際バカロレア(IB)」と感じる方も多いと思います。

日本の国際バカロレアは、インターナショナルスクールが1970年代から開始しました。
2000年以降、国公私立校でも取り組みが広がりました。

そのためインターナショナルスクール=国際バカロレアと感じる方も多いようです。

実は、世界のインターナショナルスクールから見ると国際バカロレアとともに英国発の「ケンブリッジj国際認定」が主流です。

▽ケンブリッジ国際認定校のアッパーセカンダリーのサイエンス賞を受賞する北欧のスウェーデンにあるインターナショナルスクールの生徒たち。
 ケンブリッジ国際認定公式Instagramより引用。

なぜ、日本にケンブリッジ国際認定校が少ないのか?

実は、日本のインターナショナルスクール業界は、アメリカ式と国際バカロレア式が主流です。

しかし、世界のインターナショナルスクールの歴史を紐解くと英国式が主流で、その後、アメリカ式、国際バカロレア式のカリキュラムが増えていきました。

▽ 英国式のカリキュラムでは、ブリティッシュスクール・イン・東京が有名です。同校の生徒の多くは英国の大学へ進学しています。

世界でケンブリッジ国際認定校が多い理由は、大英帝国時代まで遡ります。

大英帝国は、世界に植民地を抱え、「陽の沈まない国」と呼ばれていました。
世界中の植民地で採用された教育が英国式の教育です。

現在もイギリス連邦のカナダ、オーストラリア、ニュージーランド。
独立したインド、エジプト、ナイジェリア、南アフリカをはじめとするアフリカ。
さらにカタール、バーレーン、イラクなど中東諸国、アジアでは香港をはじめシンガポール、マレーシアなどが旧英国領でした。

そのため、世界で英国式のカリキュラムが根付いており、その後も英国式学びが世界中で広がっていきました。

▽ケンブリッジ国際認定の世界中から成績優秀者が会する表彰式。ケンブリッジ国際認定公式Instagram引用。

国内でケンブリッジ国際認定校が人気に!

日本は、第二次世界大戦後にアメリカを中心とした連合国の統治があり、その子弟の教育のためアメリカ式のインターナショナルスクールが増えました。

その後、1970年代に国際バカロレアに取り組むインターナショナルスクールが増え、2010年以降は国内の国公私立学校でも国際バカロレア認定校が増えました。

しかし、日本国内に英国式カリキュラムのインターナショナルスクールが少なく、英国圏、旧英国領の外国人駐在員が増えるとともに、英国式インターナショナルスクールのニーズも高まっています。

その結果、日本国内で世界基準のカリキュラムと大学志願資格として「ケンブリッジ国際認定」が再認識されてきました。

ケンブリッジ認定のカリキュラムは、理数系のSTEM教育など特徴ある学びが世界のインターナショナルスクールで人気となり、日本にもケンブリッジ国際認定校とケンブリッジ国際試験に取り組むインターナショナルスクールが増えてきました。

▽アメリカにあるケンブリッジ国際認定校で表彰される生徒たち。ケンブリッジ国際認定公式Instagram引用。

日本のケンブリッジ国際認定校

編集部が調査した結果、ケンブリッジ国際認定校は、国内に11校。
2019年は、7校だったため、4校が新規にケンブリッジ国際認定を取得しています。

東京都
 ブリティッシュスクール・イン・東京
 清泉インターナショナルスクール 
 ローラスインターナショナルスクール・オブ・サイエンス
 リトルエンジェルス インターナショナルスクール 
 グリーバル・インディアン・インターナショナルスクール
 キャメロットインターナショナルスクール 
 東京ベイインターナショナルスクール
 UIAインターナショナルスクール・オブ・東京(旧校名タヒィーナインターナショナルスクール) 
 
神奈川県
 サンモール・インターナショナルスクール
 小花インターナショナルスクール

高知県
 明徳義塾高等学校

日本で最も古くからある外国人学校で神奈川県横浜市にあるサンモール・インターナショナルスクールをはじめ、東京都渋谷区・世田谷区にあるブリティッシュスクール・イン・東京、東京都世田谷区の清泉インターナショナルスクール、東京都三鷹市のリトルエンジェルスインターナショナルスクールが代表的です。

ケンブリッジ国際認定校が増加へ

国際バカロレア、アメリカ式のインターナショナルスクールが多かった日本。
ようやく英国式のケンブリッジ国際認定校が増えてきました。

編集部では、増加していくケンブリッジ国際認定校の取材とケンブリッジ国際試験について詳細をレポートしていきます。

ちなみにケンブリッジ試験は、英国王室のチャールズ皇太子、ウィリアム王子、ヘンリー王子、さらにキャサリン妃も受験しています。

英国では、王室報道のなかでどの科目を受験し、どのような成績を取ったのか、も報道されています。

ちなみにウィリアム王子は、イートン校で地理、生物、歴史をAレベルで選択し地理でA,美術史でB,生物学でCの評価を得ました。

キャサリン妃は、化学、生物、美術でAレベルを取得しています。

▼ 詳しくは、こちらの記事を参考にしてください。

英国王室 キャサリン妃に学ぶプリンセスになる学校選び  | By インターナショナルスクールタイムズ

https://istimes.net/articles/800

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