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高梨沙羅のジャンプとインターナショナルスクール

高梨沙羅のジャンプとインターナショナルスクール

オリンピック日本代表スキージャンプの高梨沙羅選手。『高認(高等学校卒業程度認定試験)』に合格し、日本体育大学に飛び級しました。高梨選手は、平成8年生まれで、2013年3月に北海道・上川中を卒業し、4月にグレースマウンテン・インターナショナルスクールを卒業し、日本体育大学に飛び級で入学しました。(2018年2月記事修正)


高梨沙羅は、インターナショナルスクールを卒業!

©︎Hans135797531 画像引用:wikipeida

オリンピック日本代表 スキージャンプの高梨沙羅選手

『高認(高等学校卒業程度認定試験)』に合格し、日本体育大学に飛び級で進学しました。

高梨選手は1996年生まれ、2013年3月に北海道・上川中を卒業し、4月にグレースマウンテン・インターナショナルスクール(北海道旭川市)へ進学ていします。

グレースマウンテン・インターナショナルスクール入学からわずか約4か月の8月初旬に高認試験を受け合格しています。

インターナショナルスクールに通っていたことでも話題になりました。

高梨選手が通っているのは、北海道旭川市にあるグレースマウンテンインターナショナルスクール。

2004年6月に日本ナザレン教団旭川教会がホームスクール型カリキュラムを採用し運営しています。

公式サイトによると生徒数は約30人。

カリキュラムは、クリスチャン系のホームスクールのためのカリキュラムのA.C.E.教育システムを採用しています。

A.C.E.教育システムは、聖書知識と聖書の価値観に基づくカリキュラムです。

©︎Ailura 引用:wikipedia

国際認定機関から認定を受けるインターナショナルスクール

WASCやNEASCなどは米国の認定機関、英国に本部を持つCIS、世界的なクリスチャンの認定機関としてACSIなどが代表的です。

これらの国際認定機関の認可を受けたスクールの卒業生を文部科学省は、高等学校と卒業したものと同等としています。

そのため、国内の大学に志願する時に『高認(高等学校卒業程度認定試験)』を受けなくとも、志願できる道ができています。

グレースマウンテンインターナショナルスクールの採用するA.C.E.教育システムは、米国のAccelerated Christian Educationが提供していますが、文科省が認める国際認定機関ではありませんでした。

そのため高梨選手は、高認を取得する必要がありました。

入学からわずか約4か月で、高認に合格した高梨選手

オリンピックなどの活躍への期待、それ以外にその学びへの意欲、姿勢が大学側のとってさらに伸びる生徒と判断される根拠となったことは間違いありません。

グレースマウンテンインターナショナルスクールは、フリースクールから発祥したインターナショナルスクールです。

国際移動性の高い生徒が国際的なカリキュラムで学ぶというインターナショナルスクールの要素から派生した新しいインターナショナルスクールの形です。

今後も、フリースクール型、ホームスクール型のインターナショナルスクールが増えると予想されます。

ホームスクール型で学ぶ生徒像では、帰国生の例があります。
たとえば、海外の高校に2年生まで通っていたが、日本に帰国することが決まった場合です。

高校2年生以降の編入学は、受け入れてくれる学校が少なく、見つけることが大変むずかしいのが現状です。

帰国後の受け入れ先がなく、自宅でホームスクール型の通信教育を利用し、海外の高校の卒業資格を得るケースもあります。

編集部では

生徒・保護者が求めるインターナショナルスクールが多様化するなかで、編集部には、掲載基準があります。

その理由は、文部科学省の審議会でも挙がっています。

よりよい教育を受けるために児童生徒がインターナショナルスクールに通う場合と、不登校児童生徒が社会的自立のためにフリースクールに通う場合とは、中身が全く違うので分けて考えるべき。

(引用:文科省 中央教育審議会 初等中等教育分科会(第40回)議事録 就学義務に関する論点と主な意見)

編集部では、フリースクール型、ホームスクール型のインターナショナルスクールは、掲載していません。

しかし、同校のように生徒・保護者の願いから生まれているスクールであることも事実です。

今後、より正確にどのようなカリキュラムを採用し、どのような生徒のニーズがあり、どのような方が運営しているのか。
 
フリースクール型、ホームスクール型のインターナショナルスクールを見分けていけるよう努力してまいります。

現在のインターナショナルスクールタイムズ編集部の掲載基準は下記の通りです。

・多国籍な生徒構成
・教育課程の連続性
・カリキュラムの世界共通性
・学校運営の継続性
・国際認定機関の認定

これらを、総合的に判断した結果、スクール一覧に掲載しています。

参考リンク

【グレースマウンテンインターナショナルスクール】
 http://www.gmis.biz/introduction.html

【文科省 国際的な評価団体認定】
 WASC(ウエスタン・アソシエーション・オブ・スクールズ・アンド・カレッジズ)
 ACSI(アソシエーション・オブ・クリスチャン・スクールズ・インターナショナル)
 CIS(カウンセル・オブ・インターナショナル・スクールズ)

【Accelerated Christian Education】
 カリキュラムは聖書知識と聖書の価値観に基づくもの

 http://www.aceministries.com/

【A.C.E.教育システム】
 1970年にスタートしたカリキュラムで、現在145カ国以上で使用され、7000校以上の学校、8万人以上のホームスクーラーに用いられています。
 プレスクールから12年生(高等学校)までの一貫したカリキュラムを持ち、学力面だけでなく、聖書に基づく人格教育を目指します

 http://www.ace-japan.jp/

【文科省 高等学校相当として指定した外国人学校一覧】

 http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shikaku/07111314/003.htm

【高等学校卒業程度認定試験(大学入学資格検定)】
 満16歳以上が受験できる。
 公的に「高等学校を卒業した者と同等以上の学力がある」とみなされる。
 大学・短期大学・専門学校の入学試験の受験資格を得ることができる。

【大学飛び入学】
 2001年度より全分野で解禁された。
 大部分の大学では正規課程への入学年齢は18歳以上となっている。

 引用 ウィキペディア   
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%9B%E3%81%B3%E7%B4%9A

【飛び級入学を取り入れている大学】
 千葉大学
 成城大学
 昭和女子大学(同大附属校の3年生のみ)
 エリザベト音楽大学
 日本体育大学
 名城大学

この記事の記者

インターナショナルスクールタイムズの編集長として、執筆しながら国際教育評論家として、日本経済新聞やフジテレビホンマでっかTV、東洋経済、プレジデント、日本テレビ、TOKYO FMなど各メディアにコメント及びインタビューが掲載されています。

プリスクールの元経営者であり、都内の幼小中の教育課程のあるインターナショナルスクールの共同オーナーの一人です。

国際バカロレア候補校のインターナショナルスクールの共同オーナーのため国際バカロレアの教員向けPYPの研修を修了しています。

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