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あるある?海外のインターナショナルスクールに転校するとありがちな9のこと

あるある?海外のインターナショナルスクールに転校するとありがちな9のこと

親の仕事の関係、もしくは自らの意思で、海外のインターナショナルスクールに通うことになった日本人の子供たちは、どんなことを感じ成長していくのでしょう。日本から海外のインターナショナルスクールに転校した子供たちと家族に起こりがちな「あるある」を集めて見ました。イギリス在住のChika B記者のレポートです。


インターナショナルフェアのお寿司が人気すぎる。

海外では今、空前の日本食ブーム。初めて会った人に日本人だと伝えた途端、お寿司がどんなに好きなのか、について語られることも少なくありません。
と、言うわけで多くのインターナショナルスクールで行われている、インターナショナルフェアでは、日本コーナーが大人気。

大げさでなく日本食コーナーの前には人だかりができ、あっという間に用意したお寿司も唐揚げも天ぷらも無くなってしまいます。

成績表にいつも「礼儀正しい」と書かれる。

全ての日本人がそうである、と言うわけではありません。

しかし、「和を尊ぶ」「皆の意見を尊重する」などの考え方を大事にして育った日本人は、概して人の話をしっかり聞くことができ相手の意見を尊重することができます。必ず感謝の言葉を添える、なども小さい頃から習いますね。

それが、海外にいると、とても礼儀正しい日本人として見えるようです。人を思いやる事ができる、などと評価されることもありますね。

そのうち、その国の、例えば時間にはルーズだけれども皆のんびりとゆっくり生きている、などの価値観も取り入れていくことになるですが。

どのインターナショナルスクールに行こうと、どの国にいようと、いつまでも日本の良さを持ち続けたいですね。

周りの緩さに慣れて来て日本に帰れないと思う

これは、子供だけでなく親もよくあることです。

運動会前の激しい練習がない、厳しい部活もない、勉強するかしないかは自己責任、先生にフランクに話しかける事ができる、休みが多い、等、自己責任でのびのびしているインターナショナルスクールの様子に始めは驚くようです。

親も、日本にいた頃より残業が少なかったり、現地の多くの同僚が数週間に渡る「ホリデー」を取り、仕事より自分の家族や趣味を優先する様子に驚く経験をする事が多いようです。

親子ともに、新しい価値観に触れ最初は驚き戸惑いますが、そのうち慣れて来て、「はて、日本のきちんとした忙しい社会に戻れるかしら」と思い出します。

実際、会社から駐在として海外に派遣されたものの、現地での生活が家族で気に入り、転職してその国に永住するという例も少なくありません。

日本文化のクラスを父兄に依頼される

ゴッホに影響を与えた浮世絵、一枚の紙からなんでも作れる折り紙、お寿司に俳句、あやとりにお手玉にアニメ。日本にいると当たり前である文化も海外に出るととてもユニークな文化として興味を持ってもらえます。

ゴッホに影響を与えた浮世絵、一枚の紙からなんでも作れる折り紙、お寿司に俳句、あやとりにお手もともと、インターナショナルスクールは様々な文化を取り入れることに積極的。

そういう点ではこれらの西洋文化と全く違う日本文化はとても面白い授業内容となるため、先生方も是非授業に取り入れたいと思うようです。

日本人の子供が海外のインターナショナルスクールに通うと必ず親に「折り紙を紹介する授業をしてくれませんか。」などの声がかかります。

親は浴衣を着て、急いで日本から資料などを送ってもらって授業に臨むことになります。

お互い気持ちを推し量りましょう、は世界基準でないと知る。

日本の子供が海外の学校に行ってまず驚くのは
「あなたはどう思うの?」と聞かれることだそうです。

理科や数学も回答より、回答を出すまでのプロセスや考え方が重要視されます。
「その答が出た過程を説明しなさい」と聞かれるわけです。

人とのコミュニケーションも、曖昧な答えだと理解してもらえないことがあります。
日本では曖昧な意見を言っているつもりはなくても、海外に出ると、普段いかにイエス、ノーがはっきりしない話し方をしているかに気付かされます。

「自分の意見を考え、気持ちを明瞭に伝える」という事が世界基準なのだと気付かされます。

文化が交わる面白くてややこしい経験をする。

コロンビアに住み、エジプト人とドイツ人とトルコ人のお友達が遊びに来て日本の映画「となりのトトロ」の英語吹き替え版を観る、という面白くてややこしい経験をする。

これは、ほんの一例ですが、インターナショナルスクールのお友達やその家族と接するうちに様々な文化が自然と混ざる、ということはよくあります。

お友達の影響でイタリアのポップソングが好きになる。
気づけばお誕生日おめでとうの歌を皆でポルトガル語で歌っている。
イギリスに住んでいるけれど担任の先生はネパール人とニュージランド人。
日本人だけれど生まれも育ちもアメリカ。
親友はノルウェー人だけれど10年日本に住んでいたので自分より日本語が上手。
などなど。

これらの子供たちの文化の融合は、のちに様々な文化への対応力、包容力、理解力という素晴らしい化学反応を見せる事になるでしょう。

言葉を超えて気の合う友達っているんだ、と知る

インターナショナルスクールの生徒は宗教、体格、国籍、言語、家庭環境が違うのは当たり前。とても多様性に富んだ集団です。

どこの国出身か、英語が話せるかどうかも関係なく、子供達はどんどん気の合うお友達を作っていきます。

たとえ、言葉が通じなくてもあの子といるとなぜかいつも楽しい、ということがおこってきます。

インターナショナルスクールならではの体験ですね。

世界の中心は日本ではない

海外に引っ越しをして、現地の世界地図を見て驚くことがあります。
「世界の中心が日本じゃない!」
日本が地図の隅の方にあります。

世界の歴史、時事問題など、どうしても日本にいると日本からの意見、視点になりがちです。
しかし、世界は広く、それぞれの国から見たそれぞれの視点があることに気づかされます。

まさしく極東ですね。

クラスメイトの親が世界的に有名

地域や学校の規模にもよりますが、クラスメイトの親があの有名なサッカー選手、音楽家、政治家、俳優、という事が少なくありません。

有名人の親を持つお友達のお家に行ったら、さらに有名なあの人が遊びに来ていて、というなかなか貴重な体験ができることも。

世界を股にかけて仕事をする人が子供にインターナショナルスクールを選ぶというのは自然な選択なのかもしれませんね。

こちらも参考にしたいですね。

【英国発】ジョージ王子の学校が決定!一体どんな学校なの!?

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先日、英国王室はウイリアム王子とキャサリン妃の長男、ジョージ王子(3歳)が9月からロンドン南部にある「トーマス・バタシー校」に入学する事を明らかにしました。ジョージ王子に自分が卒業した学校とは、別の学校を選んだウイリアム王子、キャサリン妃夫妻。どんな学校に入学するのかロンドン在住のChika B記者がご紹介します。

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1976年、まだ世界にインターナショナルスクールが100校に満たなかった頃「世界で働きたい」と全てのインターに履歴書を送った若い青年がいました。ジム・ドーラン先生です。その後、日本を含む世界七カ国のインターナショナルスクールで教え一昨年定年退職したジム先生に「インターナショナルスクールの醍醐味」について伺いました。

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