都立新国際高校(仮称)の設置を検討している東京都教育委員会
開校予定地
東京都港区白金二丁目(東京都財務局所管 旧東京都職員白金住宅地)
引用:東京都教育委員会 新国際高校(仮称)の設置について
引用:Googleマップから東京都港区白金二丁目を編集部が赤丸で抜いたもの。
矢印は北に六本木、西に渋谷、南に品川、東に新橋とアクセスも良い。
東京都が計画を進めている新国際高校。
東京都は設置検討の背景として次のように述べる。
国際化の進展に伴い、我が国の国際社会における持続的な発展を支える人材の育成が急務となっている。
また、多くの企業が海外に事業展開しており、企業のグローバル人材に対するニーズは今後も高まっていくと考えられる。
このような社会的な背景を含め、東京都教育委員会が重視しているのが次の3つが指摘されている。
1.英語力
2.国際感覚等の育成
3.帰国生徒や外国人生徒への対応
その中で「国際社会で活躍する人材の育成は喫緊の課題」に対して、主に次のような施策を取り入れた新国際高校を考えている。
Googleマップから東京都港区白金二丁目を編集部がスクリーンショットから抜粋し、赤円をつけた。
・高い語学力や豊かな国際感覚等を育成するための様々な手法を、児童・生徒の状況や地域事情を見ながら、多様に展開
・帰国児童・生徒や外国人児童・生徒への対応
(編集部一部抜粋)
新国際高校の理念
新国際高校の理念は次のように公表されている。
1 教育理念
国際社会において、地球規模の問題解決に積極的に取り組み、他者と協調しながら、より良
い未来を構築する人材を育成する。
新国際高校が育成すべき生徒像とは?
教育理念にある地球規模の問題解決に取り組むこと。それを他者との協調できること。
そして、未来を構築する人材育成のための学校となる。
そのための育成すべき生徒増も明確だ。
1.豊かな教養と論理的思考力をもち、自ら課題を見付け、主体的に分析・判断・行動し、より
良く解決することができる生徒
2.自己のアイデンティティを確立させるとともに、多様な価値観を受容しながら、新たな価値
を見いだすことができる生徒
3.高いコミュニケーション能力を有し、他者との信頼関係を構築しながら、協力して課題解決
に取り組むことができる生徒
新国際高校の学科は、「国際教養学科」
Googleマップのストリートビューから東京都港区白金二丁目を編集部がスクリーンショットから予定地と考えられる場所に予定地と付けた。
新国際高校では育成すべき生徒像をさらに掘り下げた結果国際関係に関する学科として2つの系統を持つことになった。
1つ目が理数教養系であり、もう一つが語学教養系だ。
■理数教養系
・ 理数教養系は、理数学科と国際学科を併せもった特色があり、専門教科「理数」及び
「英語」に基づく教育課程を編成する。
■語学教養系は
語学教養系は、国際学科の教育課程を基盤としつつ、理数系を重視するとともに、第
二外国語を理数教養系の単位数よりも多く設定した教育課程を編成する。
Googleマップのストリートビューから東京都港区白金二丁目を編集部がスクリーンショットから予定地と考えられる場所に予定地と付けた。
海外進学コースから海外大学へ
理数教養系と語学教養系それぞれに、海外大学等の海外への進学を希望する生徒を対象に海外進学コースが設置されます。
少人数授業、習熟度別授業を活用して、英語でエッセイや小論文を作成するなどの学習活動を行い、語学力をより一層高めます。
気になる新国際高校の規模
1学年6クラスで構成され、3クラスが理数教養系、3クラスが語学教養系となる予定。
よって高校3学年全体で、全校生徒は、720 人を計画しています。
入試について
入試については一般枠の入試とは別に特別枠を設けるとしています。
特別幕の人数等は海外からの帰国生、すでに東京に住んでいる在京外国人生徒の数なども計算に入れられ枠が作られるものと考えられます。
計画の進み具合
2019年2月14日に東京都教育委員会から公表された「都立高校改革推進計画・新実施計画(第二次)」によると新国際高校の配置計画に年度が記入されていない。
基台が集まる新国際高校。すでに国際バカロレアコースのある都立国際高校とは異なる理念を実施するため、新たにカリキュラムの策定と教員確保などゼロから学校を構築している様子が伝わってくる。
心待ちに、東京都教育委員会からの開校予定の情報を待ちたい。
こちらも参考にしたいですね。
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https://istimes.net/articles/890東京都教育委員会は、新国際高校(仮称)の設置の検討に入りました。東京都港区白金の旧都職員住宅跡地に検討されているのが、「新国際高校」です。国際教養として理数教養、語学教養と海外進学が特徴です。
インターナショナルスクールタイムズの編集長として、執筆しながら国際教育評論家として、日本経済新聞やフジテレビホンマでっかTV、東洋経済、プレジデント、日本テレビ、TOKYO FMなど各メディアにコメント及びインタビューが掲載されています。
プリスクールの元経営者であり、都内の幼小中の教育課程のあるインターナショナルスクールの共同オーナーの一人です。
国際バカロレア候補校のインターナショナルスクールの共同オーナーのため国際バカロレアの教員向けPYPの研修を修了しています。