Powered by Global Step Academy    
インターナショナルスクールの歴史 ②昭和元年から昭和64年まで

インターナショナルスクールの歴史 ②昭和元年から昭和64年まで

激動の昭和。インターナショナルスクールの校数も高度成長期に一気に増加します。昭和元年から64年まで昭和時代にできたインターナショナルスクールの歴史を紐解きます。


昭和元年~30年まで

東京・横浜・神戸の三都市集中の時代がまだ続きます。
 第2次世界大戦後、明治・大正創設の学校が戦後の復興のなかで再開していきます。
 そのなかで、新たなインターナショナルスクール6校がこの時期に開校します。
 昭和20年の「サンフランシスコ平和条約の発効(日本の主権回復)」後、昭和21年から開校が続きます。

 写真引用サンフランシスコ平和条約に署名する吉田茂と日本全権委員団。引用Wikipedia

 東京・横浜・神戸の三都市集中の時代がまだ続きます。
 第2次世界大戦後、明治・大正創設の学校が戦後の復興のなかで再開していきます。
 そのなかで、新たなインターナショナルスクール6校がこの時期に開校します。
 昭和20年の「サンフランシスコ平和条約の発効(日本の主権回復)」後、昭和21年から開校が続きます。

聖ミカエルインターナショナルスクール St. Michael's International School

聖ミカエルインターナショナルスクールは、英国カリキュラムで学べるスクールとして大きな役割を果たしてきました。


設立:1946年 昭和21年
設立地:兵庫県
設立時のスクール分類:クリスチャンスクール
設立母体:日本聖公会 英国教会
住 所:〒650-0004 兵庫県神戸市中央区中山手通3-17-2
最寄り駅:阪神本線 元町駅、阪急神戸線 神戸三宮駅
電 話:078-231-8885
ホームページ:http://smis.org/
学 年:3歳 - 5年生 共学
学 期 8月 - 6月 
認定機関:WASC,CIS
カリュキュラム:英国教育課程

清泉インターナショナルスクール Seisen International School

清泉インターナショナルスクールは、国際バカロレアで学べる唯一の女子校です。同じ世田谷区にある男子校のセントメリーズインターナショナルスクールとクリスチャンスクールとして結びつきが強いのも特徴です。

設立:1946年 昭和21年
設立地:東京都
設立時のスクール分類:クリスチャンスクール
設立母体:イタリア 聖心侍女修道会
東京都世田谷区用賀1-12-15
最寄り駅:東急田園都市線 用賀駅
電話:03-3704-2661
ホームページ:http://www.seisen.com
学年:幼稚園 - 12年生  幼稚部共学 小学部以降女子のみ
学期:8月 - 6月
認定機関:WASC,CIS,NEAS&C
カリュキュラム:モンテッソーリ・国際バカロレア IB-PYP,MYP,DP
大学志願:IB-DP,SAT

西町インターナショナルスクール Nishimachi International School

1949年に創立された西町インターナショナルスクールは、日本人が最初に創立したインターナショナルスクール。帰国生だった松方種子が創立。そのため、独自に英語と日本語による教育を発展させ、さらに多文化的なアプローチを生み出しました。その教育は、多くのインターナショナルスクールに影響を与え、また、日本の学校からも高い評価を受けています。

設立:1949年 昭和24年
設立地:東京都
設立時のスクール分類:インターナショナルスクール
設立母体:松方種子
住所:東京都港区元麻布2-14-7
最寄り駅:日比谷線 広尾駅、南北線/都営大江戸線 麻布十番駅
電話:03-3451-5520
ホームページ:http://www.nishimachi.ac.jp
学年:幼稚園年長 - 9年生 共学
学期:8月 - 6月
認定機関:WASC,CIS,
カリュキュラム: 独自カリュキュラム

クリスチャンアカデミー・イン・ジャパン Christian Academy in Japan

1950年に設立された、12年の一貫教育を行う学校です。宣教師や日本在住のクリスチャンの子弟が通っており、歴史と伝統、大学進学でも高い評価を出しています。

設立:1950年 昭和24年
設立地:東京都
設立時のスクール分類:クリスチャンスクール
設立母体:キリスト教徒
住所:東京都東久留米市新川町1-2-14
最寄り駅:西武池袋線 東久留米駅
電話:042-471-0022
ホームページ:http://caj.or.jp
学年:幼稚園 - 12年生 共学
学期:9月 - 6月 
認定機関:WASC・ACSI・CSI
カリュキュラム: キリスト教に焦点をあてた欧米式カリュキュラム
大学志願:SAT,AP

マリストブラザーズ・インターナショナルスクール Marist Brothers International School

1951年にカトリック宣教者によって設立されました。アメリカの教育で、幼稚部から高等部まで15年間の一貫教育です。歴史的にも高い評価を受けています。

設立:1951年 昭和25年
設立地:兵庫県
設立時のスクール分類:クリスチャンスクール
設立母体聖:マリスト教育修道士会 マルセリン シャンパニア
住所:兵庫県神戸市須磨区関守町1-2-1
最寄り駅:JR神戸線 須磨駅
電話:078-732-6266 
ホームページ:http://marist.ac.jp
学年:3-18歳 共学
学期:8月下旬 - 6月初旬
認定機関:WASC
カリュキュラム:モンテッソーリ・(米)カルフォルニア州に準拠
大学志願:SAT,AP 

セントメリーズ・インターナショナルスクール St. Mary's International School

日本の国際バカロレアの初期の認定校であり、唯一のインターナショナルスクールの男子校。歴史と伝統を誇り、大学の進学実績も高く、海外からの駐在員たちの支持が高い学校です。

設立:1954年 昭和29年
設立地:東京都
設立時のスクール分類:クリスチャンスクール
設立母体:キリスト教教育修士会
住所:東京都世田谷区瀬田1-6-19
最寄り駅:東急大井町線 二子玉川駅、東急大井町線 上野毛駅
電話:03-3709-3411
ホームページ:http://www.smis.ac.jp
学年:5歳 - 12年生 男子校
学期:8月 - 6月
認定機関:WASC,CIS
カリキュラム:国際バカロレアDP
大学志願:IB-DP,SAT,AP

昭和30年から49年まで

全国に広がるインターナショナルスクールの創設

 昭和31年、経済企画庁は経済白書(1956年)で「もはや戦後ではない」と記述します。
 昭和32年の京都インターナショナルスクールの創設から沖縄(本土復帰前)、北海道、広島、名古屋、奈良、福岡とインターナショナルスクールが7校も増えました。
 昭和39年に東京オリンピックが開催されます。
 高度成長期の日本の勢いが、全国にインターの創設と重なります。

京都インターナショナルスクール Kyoto International School

設立:1957年 昭和32年
設立地:京都府
設立時のスクール分類:クリスチャンスクール
設立母体:不明

沖縄クリスチャンスクール Okinawa Christian School International


設立:1957年 昭和32年
設立地:米国による統治下の沖縄
設立時のスクール分類:クリスチャンスクール
設立母体:キリスト教徒

北海道インターナショナルスクール Hokkaido International School

設立:1958年 昭和33年
設立地:北海道
設立時のスクール分類:クリスチャンスクール
設立母体:キリスト教徒が中心

広島インターナショナルスクール Hiroshima International School

設立:1962年 昭和37年
設立地:広島県
設立時のスクール分類:インターナショナルスクール
設立母体:不明

名古屋国際学園 Nagoya International School

設立:1964年 昭和39年
設立地:愛知県
設立時のスクール分類:インターナショナルスクール
設立母体:不明

関西クリスチャンスクール Kansai Christian School

設立:1970年 昭和45年
設立地:奈良県
設立時のスクール分類:クリスチャンスクール
設立母体:キリスト教バプテスト

福岡インターナショナルスクール Fukuoka International School

設立:1972年 昭和47年
設立地:福岡県
設立時のスクール分類:アメリカンスクール
設立母体:板付米軍基地内の学校閉鎖による福岡の行政当局、経済界、教育界、国際交流団体

昭和50年~64年まで 新たなインターの萌芽期

 この時期、それまでのインターの形から新たなインターを模索する動きが出てきます。

 アオバジャパンインターナショナルスクール、aiインターナショナルスクールと東京で、新たなインターの姿を打ち出そうとした動きがでてきます。

 また、コロンビアインターナショナルスクールのようにカナダの教育に準じた学校の創設も新たな風となります。

 この頃には、個人が私財を投じて開校するインターナショナルスクールも増えています。
 高度成長の日本から安定成長の日本において、新たなインターの姿を模索する姿は、平成に入り一気に開花します。

東京国際フランス学園(旧 リセ・フランコ・ジャポネ・ド・東京) Lycée Français International de Tokyo

設立:1975年 昭和50年
設立地:東京都
設立時のスクール分類:フランス人学校
設立母体:暁星学園国際部日仏科

アオバジャパンインターナショナルスクール Aoba-Japan international school

設立:1976年 昭和51年
設立地:東京都
設立時のスクール分類:インターナショナルスクール
設立母体:レジーナ・ドイ・ロジャース

コロンビアインターナショナルスクール Columbia International School

設立:1988年 昭和63年
設立地:東京都
設立時のスクール分類:インターナショナルスクール
設立母体:田中博

昭和のインターナショナルスクールの増加は、平成に入り、開花期を迎えます。

“国際家庭教師サービス、国際サバイバル。今すぐ無料体験!”

この記事の記者

インターナショナルスクールタイムズの編集長として、執筆しながら国際教育評論家として、NHK、日本経済新聞やフジテレビ ホンマでっかTV、東洋経済、プレジデント、日本テレビ、TOKYO FMなど各メディアにコメント及びインタビューが掲載されています。

プリスクールの元経営者であり、都内の幼小中の教育課程のあるインターナショナルスクールの共同オーナーの一人です。

国際バカロレア候補校のインターナショナルスクールの共同オーナーのため国際バカロレアの教員向けPYPの研修を修了しています。

関連する投稿


インターナショナルスクールの歴史 ①明治から大正まで

インターナショナルスクールの歴史 ①明治から大正まで

一番古くからある外国人学校それが1872年創立の「サンモールインターナショナルスクール」です。明治維新からわずか5年後のことです。ナショナルスクールとインターナショナルスクールは、違います。インターナショナルスクールは、外国人学校のなかにできた概念です。


最新の投稿


インタビュー 横須賀バイリンガルスクール × 神奈川歯科大学「日本発インターナショナルスクール」の新モデル

インタビュー 横須賀バイリンガルスクール × 神奈川歯科大学「日本発インターナショナルスクール」の新モデル

横須賀バイリンガルスクール(YBS)が神奈川歯科大学との系属校連携を発表しました。歯科大学とインターナショナルスクールの提携の背景には、中高から大学までを見据えた進路接続という明確なビジョンがあります。ケンブリッジ国際カリキュラム修了生の国内進学ルート構築や医療分野との連携も視野に、「インター卒業後は海外へ」という固定観念を超える挑戦です。


2027年4月、サレジアン国際学園小学校に初心者向け新クラス「SG」誕生の理由とは?

2027年4月、サレジアン国際学園小学校に初心者向け新クラス「SG」誕生の理由とは?

英語経験の有無が、小学校入学の入口を分けてしまう現実があります。英語で学べる小学校への関心が高まる一方、サレジアン国際学園小学校のインターナショナルクラスでは志願者の多くが帰国生やプリスクール出身者でした。こうした状況を受け、同校は、2027年4月、英語未習からでも段階的に世界基準へ接続する新クラス「SG」が始動します。日本語を土台に基礎を築き、徐々に英語へ移行する設計です。日本型インターナショナル教育の進化が進んでいます。


変化する帰国枠入試における算数の役割 ー 主体的な学習姿勢が育てる帰国生の力

変化する帰国枠入試における算数の役割 ー 主体的な学習姿勢が育てる帰国生の力

近年の帰国枠中学入試では、英語力を前提としながらも、国語と算数が合否を左右する重要な科目として位置づけられる傾向が強まっています。本稿では、英語資格による試験免除制度の広がりや、英語で得点差がつきにくくなっている現状を踏まえ、算数の出題内容や難度がどのように変化しているのかを整理しました。あわせて、学校ごとに異なる試験形式や求められる力に着目し、帰国生一人ひとりの学習背景や到達度に応じた学習設計の必要性を示しています。さらに、クラスメイトと学ぶ過程の中で、算数を「できるようになる」だけでなく、「学ぶこと自体を前向きに、楽しさを伴って捉えられるようになる」経験が、帰国生ならではの主体的な学習意欲を高めることにもつながる点を論じています


言葉が広げる子供達の可能性

言葉が広げる子供達の可能性

何気ない大人の一言が、子どもの可能性を閉ざす言葉にも、未来を開く言葉にもなります。何気なく使っている大人の声かけは、学びへの姿勢や自信を静かに形づくっています。本コラムでは、家庭と学校の言葉が重なったときに生まれる、子どもの成長の力を紐解きます。


ビジョン 2035】第9の柱:テクノロジーとグローバル・パートナーシップの活用

ビジョン 2035】第9の柱:テクノロジーとグローバル・パートナーシップの活用

テクノロジーとAIが英語教育を根本から変えようとしています。最新の英語ラボでは、生徒が自分の発音を録音して即座にフィードバックを受け、海外の生徒とリアルタイムで協働プロジェクトに取り組むことが可能です。AIツールは日本人特有の発音の課題を特定し、個別指導を提供。教室の壁を越えて、自宅でも継続的に学習できる環境が整いつつあります。ビジョン2035の実現には、こうした技術を数学や理科と同じように日常的に活用することが鍵となります。未来の英語教育がどう進化するのか、その最前線を紹介します。


“生徒募集!KAインターナショナルスクール”