インド系インターナショナルスクールの増加
2013.09.14
インターナショナルスクールの卒業生は、インド系の生徒は数理能力が高い生徒が多かったといいます。
また、勉強熱心なため、著名大学へ進学しています。
日本のインド系インターナショナルスクールの創設理由のおもしろいところは、主にIT関係者が子どもの教育のために創設している点です。
日本の老舗インターナショナルスクールの多くが、キリスト教宣教師によって創設されています。
また、戦後に創設されたインターナショナルスクールでは、米軍基地にある学校が廃校になるため、インターナショナルスクールとして引き継ぐことがありました。
しかし、インド系インターナショナルスクールは、IT関係者の子どもの教育のためであり、そのため学校もインド系IT関係者が多く住む江東区や江戸川区に集中しています。
今後、インド系インターナショナルスクールは、アメリカンスクール、ブリティシュスクールなどと同じように世界に展開していくと考えられます。
アメリカンスクールもブリッティシュスクールは、世界中にあります。
指導言語が英語のため、世界に展開できるのです。
例えば、シンガポールのアメリカンスクールでは、現地のシンガポール人の生徒、シンガポールに駐在している各国の子供たち(日本人の生徒もいます)、もちろんアメリカ人の生徒が通っています。
しかし、シンガポールの日本人学校では、こうはなりません。
指導言語が日本語のためインターナショナルスクールにはなれないのです。
インド系のインターナショナルスクールの場合、英語で学ぶためアメリカンスクールやブリティシュスクールのようにインターナショナルスクールとして展開できます。
現在、インド系のインターナショナルスクールでは、インドのナショナルカリキュラム、国際バカロレアや英国のカリキュラム、アメリカなどに準拠しています。今後、さらに世界中でインド系インターナショナルスクールが創設されると考えられるため、いずれインド系インターナショナルスクールの認定カリキュラムを作る動きがでてくると思います。
①インディア インターナショナルスクール・イン・ジャパン
2004年に開校。幼稚部から高等部まであり、インドのIT関係者の駐在員の声から創立された学校。
2008年には横浜校も開校。
インドのカリキュラムに沿った教育内容。
コース 保・幼・小・中・高
東京校
〒136-0072
東京都江東区大島1-20-20
TEL: 03-5875-5435
FAX: 03-5875-5436
E-mail: iisjtokyo@gmai.com
横浜校
〒226-0016
神奈川県横浜市緑区霧が丘3-23
TEL: 03-5875-5435
FAX: 03-5875-5436
E-mail: iisjtokyo@gmai.com
②グローバル インディアン インターナショナルスクール 東京校
グローバルインディアンファンデーションが世界に展開するインターナショナルスクールの東京校。
シンガポール、マレーシア、アラブ首長国連邦、タイ、ベトナムなどにグローバル インディアン インターナショナルスクールがある。
2006年に開校し、高等部では国際バカロレアのディプロマ課程で学ぶ。
コース 保・幼・小・中
各認定 国際バカロレア
〒136-0072
東京都江戸川区南篠崎町3-20-6
TEL: 03-5636-9151
FAX: 03-5636-9158
E-mail: admissions.tokyo@globalindianschool.org
インターナショナルスクールタイムズの編集長として、執筆しながら国際教育評論家として、NHK、日本経済新聞やフジテレビ ホンマでっかTV、東洋経済、プレジデント、日本テレビ、TOKYO FMなど各メディアにコメント及びインタビューが掲載されています。
プリスクールの元経営者であり、都内の幼小中の教育課程のあるインターナショナルスクールの共同オーナーの一人です。
国際バカロレア候補校のインターナショナルスクールの共同オーナーのため国際バカロレアの教員向けPYPの研修を修了しています。