Powered by Global Step Academy    
アメリカのTopボーディンスクールの生徒は、夏休みをどう過ごす?

アメリカのTopボーディンスクールの生徒は、夏休みをどう過ごす?

日本の受験業界では、御三家(開成・麻布・武蔵)女子御三家などがあります。アメリカでもボーディンスクールの御三家ならぬ「The Ten Schools(ザ・テン・スクールズ)」と呼びます。アメリカの名門ボーディンスクールは、名門大学の進学だけではなく教養も身につけます。


アメリカのTopボーディンスクールの生徒は、夏休みをどのように過ごしているのでしょうか?

日本の受験業界では、御三家(開成・麻布・武蔵)女子御三家とは、桜蔭・女子学院・雙葉などがあります。

それと同じようにアメリカでもボーディンスクールの御三家ならぬ「The Ten Schools(ザ・テン・スクールズ)」という言葉あります。

▼ローレンスビル・スクール(Lawrenceville School)の公式インスタグラムより 緑豊かなキャンパス

アメリカの名門ボーディンスクールは、主に中学校・高校を全寮制(一部通学型もあり)で学びます。

IVYリーグをはじめとして名門大学に進学だけではなく、スポーツや演劇など教養も重視した学校です。

特に歴代の大統領をはじめ政財界に多様な人材を輩出してきました。

ジョン・F・ケネティは、チョート・ローズマリー・ホールで学び、妻のジャクリーン・ケネディはミス・ポーターズ・スクールで学びました。写真中央は、駐日大使を務めたキャロライン・ケネディ

そのなかの一校であるマサチューセッツ州アンドーバーにあるフィリップスアカデミーに通っている田中陸さんが夏休みの過ごし方について書いています。

田中さんが寄稿しているのが「ボーディングスクールに通う日本人のネットワークを一緒に広げ、ボーディングスクールをもっと日本に発信していきましょう」とボーディンスクールの在校生、卒業生が主宰するJABSAの公式ブログです。

▼8月6日(日)12時半から西町インターナショナルスクールで実際にボーディンスクールに通う在校生・卒業生の声を聞くことができるイベントが開催されます。

8月6日(日)12時半に東京都港区の西町インターナショナルスクールで開催される「第一回JABSAボーディンフェア」の詳しくはこちら。

インターンや海外のスクールで学ぶ夏休み

田中さんはJABSAのブログで6月の初旬から9月の初旬まで約3ヶ月あるボーディンスクールの夏休みをどのように過ごすか書いています。

例えば、田中さんの友人たちはユニークな体験をしています。
・6週間の病院でのインターンシップ
・学校が主催する海外研修プログラムに参加
・サマーキャンプ
・家族旅行

では、田中さんはどのような夏休みを過ごしているのでしょうか?

▼フィリップス・アカデミーの公式インスタグラムより引用

台湾に短期語学留学

田中さんが選んだ今年の夏休みの過ごし方。
それが、台湾に短期語学留学ことでした。

言語だけではなく文化も学びたいと思い台湾の大学付属の語学学校で学ぶプログラムに参加している田中さん。

平日は語学学校で午前、午後各3時間の授業を受け、土日には友達と会ったり、台北101や故宮博物院などの観光地を廻りました。

高層ビルの台北101と台北。

田中さんが通うフィリップスアカデミーでは、第二外国語も豊富です。

アラビア語、ロシア語、フランス語、スペイン語、ラテン語、ギリシャ語、日本語、中国語が学べます。

台湾の大学の付属語学学校で学びながら、帰省しているフィリップスアカデミーの友人とも会っていたようです。

ボーディングスクールの生徒は世界中から集まっているので、台湾でも帰省している学校の友人と会うことができました。

世界各国の友人ができるのもボーディングスクール生ならでは。

台北市内は、交通の便も良く食べ物も美味しい。

3ヶ月以上の夏休みがあるボーディンスクールですが、夏休みも自分らしく過ごすために準備をしているようです。

長い夏休みの計画を立てるのはとても楽しいです。そして今年もその計画に沿って充実した夏休みを過ごせたらいいと思っています。

長い夏休みを使って世界で様々なことを体験し、学ぶ姿が見えてきますね。

ボーディンスクールでどのような生活をしているのか?
また、実際の生の話を在校生、卒業生から聞くことができる貴重なイベントがあります。

▼8月6日(日)12時半から西町インターナショナルスクールで開催されます。詳しくは、公式ホームページからお申込みください。

日本アメリカボーディンスクールアソシエーション Japan America Boarding School Association

http://www.jabsa.org

Japan America Boarding School Association(JABSA)はアメリカのボーディングスクールに通う在校生、及び卒業生によって構成されている学生団体です。ウェブサイトでは今後のイベント情報やブログの記事を随時公開していきます。

こちらも参考にしたいですね。

2018年4月に理工系リベラルアーツのボーディングスクールが開校。国際高専のスゴイ挑戦とは?

http://istimes.net/articles/939

2018年4月に開校予定の国際高等専門学校。石川県白山に開校されます。世界から学生を募集し、英語で理系を中心とした専門教育を受けることができます。3年次にはニュージーランドの理系大学に1年間留学します。高専として合計5年間を学び、大学へ編入学もでき、海外の大学にも進学するルートが拓けます。

【イベント 8月6日】ハリー・ポッターのような学校生活?ボーディングスクール通う生徒の生の声を聞こう!

http://istimes.net/articles/962

アメリカのボーディングスクールで学ぶ在校生と卒業生が「ボーディングスクールを知るため」のイベントを8月6日に東京都港区にある西町インターナショナルスクールで開催します。歴代大統領やザッカーバーグを始めとするベンチャー企業経営者を育ててきたアメリカのボーディングスクールの生の声が聞くことができる貴重なイベントです。

ボーディングスクールのスゴイ学費。世界トップに人脈を作るには、やはりお金がかかる?

http://istimes.net/articles/775

世界トップの子弟が学ぶボーディングスクールの学費とはどのくらいかかるのでしょうか。中学校・高校で培った人脈は、一生続きます。ボーディングの学費とその施設を中心にまとめました。

ハリー・ポッターの呪い?それでも英国のボーディングスクールが笑う理由

http://istimes.net/articles/951

世界的ベストセラーの児童書といえば、J・K・ローリング著の「ハリー・ポッター」。ハリー・ポッターが通ったホグワーツ魔法魔術学校は、イギリスのボーディングスクールが舞台です。英国のボーディングスクールの展開も実は、ハリー・ポッター効果があったようです。

この記事の記者

インターナショナルスクールタイムズの編集長として、執筆しながら国際教育評論家として、NHK、日本経済新聞やフジテレビ ホンマでっかTV、東洋経済、プレジデント、日本テレビ、TOKYO FMなど各メディアにコメント及びインタビューが掲載されています。

プリスクールの元経営者であり、都内の幼小中の教育課程のあるインターナショナルスクールの共同オーナーの一人です。

国際バカロレア候補校のインターナショナルスクールの共同オーナーのため国際バカロレアの教員向けPYPの研修を修了しています。

最新の投稿


ビジョン 2035 – 基準を引き上げる時

ビジョン 2035 – 基準を引き上げる時

日本は2035年までに全高校生が英検2級レベルに達する目標を掲げているが、現実は厳しい。6年間英語を学んでも基本的な会話ができない生徒が多く、英語能力の国際ランキングでは92位とアジア諸国に大きく遅れている。根本的な問題は、週1回程度の学習では不十分なことと、英語を「あると便利」程度にしか考えない社会の認識だ。本当の改革を実現するには、教師・保護者・政策決定者が意識を変え、英語を必要不可欠なスキルとして捉え直し、継続的な学習と実践を重視した教育に転換する必要がある。


ビジョン2035: 日本の将来を見据えた英語能力の向上

ビジョン2035: 日本の将来を見据えた英語能力の向上

「ビジョン2035」は、2035年までに日本の全高校卒業生の英語習得を目指す教育改革計画です。人口減少により労働力が縮小する中、英語力向上は生産性と柔軟性を高める重要な手段となります。現在、高校3年生の英検2級合格率は20%強に留まり、多くの学生がグローバル環境で必要な言語能力を持たずに卒業しています。英語力は観光を超えた経済的視野の拡大をもたらし、地方企業の国際展開や学術研究への参加を可能にします。この取り組みは教育格差の解消と社会的流動性の向上にもつながり、日本の文化的アイデンティティを世界に発信する手段ともなります。目標達成には教育者、家族、機関、政策立案者の連携が不可欠です。


【速報!】K.インターナショナルスクール DP 満点7名、平均点42.0点

【速報!】K.インターナショナルスクール DP 満点7名、平均点42.0点

東京にあるK.インターナショナルスクール東京(KIST)が、2025年5月に実施された国際バカロレア DPにおいて、驚異的な成果を収めました。同校によると、今年度のDP試験では7名の生徒が満点である45点を獲得。さらに、受験生の平均点は42.0点という、世界平均を大きく上回る優れた成績を記録しました。


【インタビュー】山口学園長 LCAきたかる森のインター初等部・プリスクール 26年4月に開校へ

【インタビュー】山口学園長 LCAきたかる森のインター初等部・プリスクール 26年4月に開校へ

軽井沢は、豊かな自然や東京から新幹線で約1時間という利便性から、子育て世代にも注目されています。山口学園長が率いるLCAきたかる森のインター初等部・プリスクールは、26年4月に開校予定で、極少人数教育や本格的なバイリンガル教育を特色とします。「ふるさと科」「生き方科」など独自の探究型学習も導入し、子ども一人ひとりの可能性を伸ばすことに力を入れています。また、多様な進路選択を支える提携校とのネットワーク構築も進めています。


関西国際学園 さくらインターナショナルスクール初等部が国際バカロレアPYP認定校に

関西国際学園 さくらインターナショナルスクール初等部が国際バカロレアPYP認定校に

関西国際学園さくらインターナショナルスクール初等部が国際バカロレア(IB)PYP認定校に!すでに神戸校はPYP、MYP、DPの認定校でしたが、この度、東京初等部がPYP認定を取得しました。日英バイリンガル教育と探究力が特徴で、幼稚部も全国展開しています。