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先生絶賛!【アナ雪2】インターナショナルスクールの先生に訊く、ここがすごいよ「アナ雪2」。

先生絶賛!【アナ雪2】インターナショナルスクールの先生に訊く、ここがすごいよ「アナ雪2」。

インターナショナルスクールの先生に「アナ雪2」について聞いてみると国際教育的な効果があることがわかりました。観るだけではなく、演じることで道徳的な意味が深まるようです。お子さんが口ずさんだり、再現する様子など教育的な視点でも効果があるようです。また英語版やスペイン語版、フランス語版、中国語版と多様な言語で公開されている点など多様性を知ることができるのもディズニーらしいですね。


「アナ雪2」が世界中で大ヒット!

ディズニーが公開した「アナと雪の女王2」が世界で大ヒット。

▼ 世界中で「イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに」を口ずさむ子どもたちの声が聞こえてきます。ディズニーのYoutube公式サイトでは、松たか子さんが歌うバージョンも公開されています。

ストリーリーの中に多くの学びポイントが!

編集部は、早速、インターナショナルスクールの先生、プリスクールの先生などに聞き込み調査。
すると「アナ雪2」は、国際教育の視点でも素晴らしいことがわかりました。

編集部は、インターナショナルスクールの先生に訊く、ここがすごいよ「アナ雪2」をまとめました。

▼ ディズニーの「アナ雪2」公式Youtubeは、多言語です。フランス語版の公式Youtube。

振付けごと英語フレーズを暗記すること

「アナ雪2」のすごさ。
それは、「自然と踊りながら主人公の台詞をそらんじてしまうこと」とあるインターナショナルスクールの幼稚部の先生。

英語であろうと「台詞丸暗記」という見事な技を子どもに身につけさせてしまう。

▼ ちなみに2014年に大ヒットした「アナ雪」は、“レット・イット・ゴー”旋風を巻き起こしました。

松たか子さんが歌う「ありのままで」は、もちろん、英語版の「Let't is go」も大ヒット。

英語版の歌そのものを丸暗記する生徒が続出したそうです。
この踊りと英語の台詞は、まさに「演劇の手本」とインターナショナルスクール幼稚部の先生。

「人前で踊りながら歌い、そこに登場人物の感情を表現していくこと」がストーリーの理解、登場人物の台詞の意味などを身体から理解する。

そこが学びのポイントだと言います。

英語でプレゼン?

「英語でプレゼン」と聞くと英語が流暢な大人でも気がひけるのではないでしょうか。
インターナショナルスクールの先生が面白く教えてくれのが「ひょうきんじゃない子が、オラフになる時」でした。

英語で台詞を覚えてしまうので、ひょうきんなオラフを地味目な生徒が演じるとその子の知らない部分が見えてくるそうです。

ちなみに英語プレゼンを「エルザ」のようにまたは「アナ」のように、「オラフ」のようにプレゼンしようとすると実社会ではオーバーアクションですが、どこか心の底が楽になりますね。

ベンチマークすべき話し方、感情の込め方、表情など姿が浮かんできます。

登場人物の表現力を取り込むことで「プレゼン」を超えた「英語による自己表現の土台が育っていく」とインターナショナルスクール小学部の先生の声。

英語表現に登場人物の性格が付いてくるのも面白いですね。

道徳教育として

▼ エルサが荒れ狂う並みに何度も挑戦する姿。そこに「やり抜く力」の原点を垣間見ます。公式Youtube英語版。

アナ雪2の良さは、エルザとアナふたりの姉妹の生まれた背景の違いが謎解きをしながら展開されます。
姉妹の性格が大きく異なる理由も、注目です。

大きく異なる登場人物の性格を演じることで「相手の身になって考える」ことができるとプリスクールの先生。

2歳から6歳までの幼児の場合「自分と相手、自分と集団の理解が深まってくる」年齢です。
そのため「どのように接するべきか、振舞うべきか、どのように自分を表現するべきか」など教室の中でも理解していくという。

そのため「相手がどのように感じるか」、「自分の思いをどのように人に伝えることができるか」など演劇でわかりやすく学べると指摘します。

確かに「アナ」と「エルザ」の正反対のことを言って行動していることがあります。
「なぜ、その時、エルザはアナにそのようなことを言ったのか?」。

子どもたちは、自分の中で踊りながら、歌いながら体感していくのかもしれませんね。

物語の理解

インターナショナルスクールの小学部のある先生は、「自分がどのように物語を消化していくのか。それは年齢ごとに異なり、それが多層化する」と指摘します。

「アナ雪2」は、物語の深さも注目です。

実際にインターナショナルスクールに通う保護者から編集部が聞くのは「もう一度観たくなる」という言葉です。

保護者も物語の背景、なぞなどをさらに知りたくなるようです。

「アナ雪2」の凄みは、異なる年齢の子どもがそれぞれ「自分のアナ雪2」として物語を複雑に理解していくプロセスにもあるようです。

30代のお父さん、お母さんが共感して、理解する物語と5歳の子が理解する物語が違うようです。

英語版を観ること

「アナ雪2」の物語の深さを実感するのにオススメなのが「英語版」です。

プリスクールの先生は「英語版を観て、日本語版と違う」と気付くことも重要と指摘します。
「コミュニケーションの違い」を自分で発見したことになるからです。

その違いを親が教えるのではなくお子さんが「自分で発見し、なぜそのような伝え方なのか?」をお子さんが考え続けることがコミュニケーションの違いを理解することで重要だそうです。

「観る」から「演じるアナ雪2」へ

日本語版だけではなく、英語版など「言語と文化」の違いを「アナ雪2」は教えてくれます。
英語版で演じると日本語とは違うようです。
「物語を自分の中に落とし込んで「自分のアナ雪2」にする楽しみ」があるのでは、とプリスクールの先生。

物語の中で「自分の想像力で自由に遊ぶことが「創造力」に繋がる」と指摘します。

「アナ雪2」が持つ多様で多文化な世界観を観ることでインプットして、「家族の前で」「お父さんと一緒に」「おじいちゃん、おばあちゃんなど親戚の前で」「お友だちと」「知っている人の前で」「知らない人の前で」「英語で」と演じることでコミュニケーションの広さ、深さを体感できます。

▼「教室内でアナと雪の寸劇が繰り広げられる」。あるインターナショナルスクールの先生は、「その姿が楽しみだ」という。

自分のアナ雪2へ

「アナ雪2」をインターナショナルスクールの先生から見ると、物語の深さ。
物語の本質から言語を超えて、感情、表現に繋がっていく取っ掛かりになるのが、「演じる」ことのようです。

子どもが「もう一度観に行きたい」という場合、ぜひ、インターナショナルスクールの先生が考える教育的な視点を参考にしてくださいね。

お子さんと一緒に「歌って、踊って」ことで、親子の「共感するフィールド」が広くなるかもしれませんね。

▼ スペイン語版の公開用公式動画。字幕とともに観れるので、Youtubeを見比べるのも楽しいですね。

こちらも参考にしたいですね。

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この記事の記者

インターナショナルスクールタイムズの編集長として、執筆しながら国際教育評論家として、日本経済新聞やフジテレビホンマでっかTV、東洋経済、プレジデント、日本テレビ、TOKYO FMなど各メディアにコメント及びインタビューが掲載されています。

プリスクールの元経営者であり、都内の幼小中の教育課程のあるインターナショナルスクールの共同オーナーの一人です。

国際バカロレア候補校のインターナショナルスクールの共同オーナーのため国際バカロレアの教員向けPYPの研修を修了しています。

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