パンダは何語で生活しているのか?
上野動物園で赤ちゃんジャイアントパンダ(以下、パンダ)が誕生しました。
Panda cubs photo by Joshua Doubek 引用:wikipedia
本来、中国のごく一部で生息するパンダですが、世界の動物園で暮らしています。
世界中のパンダは、飼育員の言葉を理解しているのでしょうか?
▼上野動物園が公開した2017年6月12日(月)に「シンシン」の出産画像。
© Tokyo Zoological Park Society
そこから、パンダの生活言語をやや真剣に調べて見ました。
(*本記事は、あくまでも動物系ユーモア記事です)
国籍は、中国のパンダたち
人間と同じようにパンダにも国籍があります。
実は、世界の動物園にるパンダのほとんどは、中国籍です。
これはパンダのほとんどが中国からレンタルされているため。
Closeup of a seven-month-old panda cub photo by Sheilalau 引用:wikipeida
パンダの動物園へのレンタルは、中国の外交交渉でも重要な位置にあり「パンダ外交」と呼ばれています。
多くのパンダが4歳前後になると繁殖と保護のため中国に戻されています。
しかし、海外で生まれ育ったパンダが中国に戻されると飼育員の中国語を理解できないと指摘されています。
そのため、パンダも生まれ育った国の飼育員の言語と中国に戻った後の中国語のバイリンガルに苦労しているようです。
中国の動物園では?
中国のパンダの野生保護センターでは、掃除をする飼育員の掛け声は、中国語です。
果たして生活言語として中国語をどこまで理解しているのか、または理解して遊んでいるのかわかりません。
アメリカのパンダは?
アメリカの西海岸のサンディエゴ動物園のパンダの健康診断の様子。
英語で話しかけているようです。
パンダの母語とは?
結論からすると言語を持たないとされているパンダ。
しかし、世界の動物園で飼育されているパンダは、その国の飼育員の言語を一部、理解していると考えられます。
▲アメリカのアトランタ動物園から繁殖期になり中国に戻るパンダが、現地の中国語がわからないため苦労すると報じるTomoNews US。
▼中国の専門家は、アメリカ生まれであっても中国の生活に慣れていると指摘します。
まとめ
繁殖期になると多くのパンダはレンタル先の中国に戻る必要があります。
しかし、海外で生まれ育ったパンダの多くは、中国語以外の現地の言語で生活しています。
そのため、繁殖期に中国に戻っても、一時的に中国語がわからず言語的に困ることもあるようです。
パンダには、動画などから考えるとリスニング力があり、話す(スピーキング)と書く(ライティング)、読む(リーディング)は今のところないようです。
しかし、動物の中でも、絵を描く象や、文字を書くチンパンジーがいます。
人と動物のコミュニケーションツールとしては、犬語と日本語(英語版などもあります)のバウリンガルが代表的です。
今後、人工知能(AI)の発達によって、さらに進化した犬や猫など動物の感情を言語に翻訳・通訳する機械もできそうです。
生まれた時から繁殖期を見据えて、早期教育として中国語のレッスンを受けるパンダも出て来るかもしれませんね。
*本記事は、あくまでも動物系ユーモア記事です。
■こちらも参考にしたいですね。
プリ・キンダー卒園児の英語力が恐ろしく落ちる「小1英語の崖」
http://istimes.net/articles/851プリスクールやキンダーガーテンから小学校に進学して突き当たる英語力の事実。それが「小1英語の崖」です。英語で学ぶ環境から、日本語で学ぶ環境に変化することで英語力がゴールデンウィーク明けから一気に落ちます。プリ・キンダーの卒園児がどのように英語力対策をすれば良いのか。その点を含めまとめました。
インター受験の成功術〜プリスクールからどうやってインターに合格するか?
http://istimes.net/articles/845プリスクールからインターナショナルスクールを受験した場合、どのように対策を考えれ良いのでしょうか?意外と知られていないインター受験術。その方法と対策についてまとめました。インターナショナルスクールの小学部に進学したい、と考えたら一読してください。
2020年 オリンピック前後に待ち受ける教育の4大変化を知ると新たな勝ちルートが見えてくる?
http://istimes.net/articles/8372020年のオリンピック開催に合わせ、義務教育、英語教育、大学入試など一気に変わりそうです。お子さんがいる家庭は将来の進路に関わってきます。2020年のオリンピック後に社会で活躍するお子さんの未来を考えると、教育がどう変わるのか?を押さえておきましょう。
インターナショナルスクールタイムズの編集長として、執筆しながら国際教育評論家として、NHK、日本経済新聞やフジテレビ ホンマでっかTV、東洋経済、プレジデント、日本テレビ、TOKYO FMなど各メディアにコメント及びインタビューが掲載されています。
プリスクールの元経営者であり、都内の幼小中の教育課程のあるインターナショナルスクールの共同オーナーの一人です。
国際バカロレア候補校のインターナショナルスクールの共同オーナーのため国際バカロレアの教員向けPYPの研修を修了しています。