Powered by Global Step Academy    
英国大使が出席。マルバーン・カレッジ東京校の設立記念式典が開催!

英国大使が出席。マルバーン・カレッジ東京校の設立記念式典が開催!

マルバーン・カレッジ東京校の開校にあたり、ジュリア・ロングボトム駐日英国大使は、日本と英国の関係を踏まえ、両国の文化が融合する新たな学びに期待を寄せました。マルバーン・カレッジ東京校の初代校長マイク・スペンサー氏は、新キャンパスが今年9月に開校すること。第一期生の生徒を迎えることができるよう、才能豊かなスタッフに支えられていることに感謝し、歓迎のスピーチを述べました。


英国大使も同席したマルバーンカレッジ東京校の設立記念式典

マルバーン・カレッジ東京は、設立記念式典を英国大使公邸で開催しました。

祝杯を挙げる関係者。
写真前列中央右:ジュリア・ロングボトム駐日英国大使
中央左:マルバーン・カレッジ・インターナショナル アジア・パシフィック共同創設者兼最高経営責任者ジャクリーン・ソー氏。
左:マルバーン・カレッジ東京の初代校長マイク・スペンサー氏
右:マルバーン・カレッジ英国校長のキース・メトカーフ氏

マルバーン・カレッジ東京校は、東京都心から40分の多摩地区に開校計画を進めており、2023年9月に開校予定です。

キャンパスの大部分は建築家黒川紀章氏の設計によるもので、体育館、図書館、食堂、多目的スポーツ施設などが整備される予定です。

写真は、マルバーンカレッジ香港校の授業風景。

マルバーン・カレッジ東京校の初代校長マイク・スペンサー氏は、新キャンパスが今年9月に開校すること。
第一期生の生徒を迎えることができるよう、才能豊かなスタッフに支えられていることに感謝し、歓迎のスピーチを述べました。

マルバーン・カレッジ東京校の初代校長マイク・スペンサー氏。

東京初の英国系国際バカロレア校(申請予定)へ

全国でイギリス系インターナショナルスクールが増えています。
2022年9月開校 ハロウ安比校 岩手県 ケンブリッジ国際カリキュラム
2023年9月開校予定 ラグビー日本校 千葉県 ケンブリッジ国際カリキュラム

マルバーンカレッジ東京校は、2023年9月開校 国際バカロレア(申請予定)です。

ジュリア・ロングボトム英国大使は、日本と英国の関係を踏まえ、両国の文化が融合する新たな学びに期待を寄せました。
開校にあたり下記のように祝辞とコメントを述べました。

日英の友情はここ数十年で最も強いものであり、二国間関係の潜在力を十分に発揮するための経験と理解を、次の世代に与える必要性を強調しました。

創造性と革新性を育む教育制度の改革についてマルバーン・カレッジ東京のような学校が若者を育成する際に、2つの教育制度と2つの文化の長所を生かすことができるようになるとコメントを出しています。

マルバーン・カレッジ英国校長のキース・メトカーフ氏は、スイスやエジプト、中国などに展開することを踏まえ、下記のように述べました。

マルバーンの各校はそれぞれ独自の特色を持っていますが、すべての学校は同じ基本的な価値観を共有しています。

それは、変化に富んだチャレンジングなカリキュラムによる卓越した学力、全人的教育を意図的に重視すること、そして、人に焦点をあてたパストラル・ケア、家庭から離れていても家と呼べる場所を提供する、という3つの柱です。

これらの柱は、私たちのすべての行動を形成し、カリキュラムのすべての領域で最高水準を維持することを保証しています。

マルバーン・カレッジ・インターナショナルの共同創設者であり、アジア太平洋地域の最高経営責任者であるジャクリーン・ソー氏

編集部がマルバーンカレッジ東京校に注目するのは、学力とともに「パストラル・ケア」です。
大学入試改革が進む中で、ChatGPTなど人工知能が発達し、認知能力より人間の非認知能力が重要となると考えられるからです。

マルバーン・カレッジ・インターナショナルの共同創設者であり、アジア太平洋地域の最高経営責任者であるジャクリーン・ソー氏は、アジアの展開を踏まえ、日本校開校にあたり次のように述べました。

マルバーン・カレッジ東京は、この地域で提供する教育をさらに拡大し、特に起業家精神、金融リテラシー、サステナビリティ、社会性や情緒性の推進に焦点を当て、生徒が将来成功するために必要な要素を備えています。

開校にあたり日本での教員募集には1000人以上の応募があり、マルバーン・カレッジ東京校では優れた教員チームを作ることができる、とエピソードを寄せています。

写真は、マルバーンカレッジ香港校の学習風景。

マルバーン・カレッジ東京校とは

マルバーン・カレッジにとって7校目の海外拠点となる学校です。
都心から約40分の多摩地区にあり、東京都内初の英国ブランドによる国際バカロレア一貫校として、そしてトップランクのインターナショナルスクールを目指しています。

開校初年度は、通学式で1年生から9年生までの生徒を受け入れます。
2027年までに幼稚園、初等部、中等部、高等部の一貫校となる計画です。

英国式の教育課程は、日本より一学年早く初等部に入学します。
年長から初等部1年生となり、高等部は、13年生で卒業します。

全校生徒は、950名の定員予定です。

British-branded All-through IB School In Tokyo | Malvern College Tokyo | Tokyo

https://www.malverncollegetokyo.jp/

Malvern College Tokyo aims to be the first British-branded all-through IB school in Tokyo and is set to open in September 2023 as the tenth addition to the Malvern College Family of Schools.

マルバーン・カレッジについて

1865年に設立された通学生および寮制のボーディング・スクールです。
3歳から18歳の共学のスクールで、4人のノーベル賞受賞者を輩出しています。
「ナルニア国物語」の著者C・S・ルイスも同校の卒業生です。

国際バカロレアでは、マルバーン・カレッジ英国は、すべての教科で世界平均点を大幅に上回っています。

2022年の国際バカロレアDP受験者の40%が40点以上(最大45点満点中)を獲得しています。
過去五年間の卒業生の平均得点は37点(世界平均の32点)です。

Malvern College | An Independent Boarding School

https://www.malverncollege.org.uk/

Malvern College is a leading co-educational independent (private) day and boarding school for boys and girls aged 13-18 located in Malvern, Worcestershire.

この記事の記者

インターナショナルスクールタイムズの編集長として、執筆しながら国際教育評論家として、NHK、日本経済新聞やフジテレビ ホンマでっかTV、東洋経済、プレジデント、日本テレビ、TOKYO FMなど各メディアにコメント及びインタビューが掲載されています。

プリスクールの元経営者であり、都内の幼小中の教育課程のあるインターナショナルスクールの共同オーナーの一人です。

国際バカロレア候補校のインターナショナルスクールの共同オーナーのため国際バカロレアの教員向けPYPの研修を修了しています。

関連する投稿


8/20(金)キャピタル東京インターナショナルスクール幼稚部の夏祭りイベントがShibuya Sakura Stageにて開催

8/20(金)キャピタル東京インターナショナルスクール幼稚部の夏祭りイベントがShibuya Sakura Stageにて開催

キャピタル東京インターナショナルスクール幼稚部の夏祭りが渋谷のShibuya Sakura Stageで開催されます。国際バカロレア一貫校を目指す同校は、すでに幼稚部、小学部、中学部、アフタースクールが開校しています。同校がShibuya Sakura Stageに今年開校したCTISキンダーガーテン渋谷の初めての地域イベントです。


東京ウエストインターナショナルスクール 座間校を2025年4月に開校へ

東京ウエストインターナショナルスクール 座間校を2025年4月に開校へ

東京ウエストインターナショナルスクールは、2025年度より神奈川県座間市に座間校を開設すると公表しました。座間校は、中学部8名、高等部8名の少人数制の全日制クラスを予定しており、本年10月より、数名の生徒の先行受入れを実施します。


【速報!】25年9月開校 英国 国際バカロレアトップ校 ノースロンドンが神戸に開校へ

【速報!】25年9月開校 英国 国際バカロレアトップ校 ノースロンドンが神戸に開校へ

25年9月開校 英国 国際バカロレアトップ校 ノースロンドンが神戸に開校へ ノースロンドンカレッジスクール神戸校が2025年9月に開校することが決まりました。2025年9月から小中が開校し、2028年中高の新校舎は、六甲山・国立公園を予定しています。建築家ミケーレ・デ・ルッキ氏が設計を担当する計画です。ノースロンドンカレッジは、神戸校の開校により、英国、シンガポール、韓国、UAE、ベトナムと合わせて6カ国に開校することになります。本記事は、随時更新されます。


「高等部 開設」で幼小中高一貫校に 東京ウエストインターナショナルスクール 加藤理事長・韓高等部校長インタビュー

「高等部 開設」で幼小中高一貫校に 東京ウエストインターナショナルスクール 加藤理事長・韓高等部校長インタビュー

2010年4月に創立された東京ウエストインターナショナルスクールは、プリスクール、幼稚部、小学部、中学部と教育課程を順次拡大し、現在、国際バカロレアのPYPの認定校となっています。高等部開設に伴い将来のキャリアを見据えた国内外の希望の大学へ最短で進学できる仕組みを構築しました。そこで編集部は、同校の加藤理事長と高等部 韓校長にインタビューをお願いしました。


東京ウエストインターナショナルスクールに高等部開校!幼小中高の一貫校へ

東京ウエストインターナショナルスクールに高等部開校!幼小中高の一貫校へ

東京都八王子市にある東京ウエストインターナショナルスクールは、2024年度から高等部を設立し、将来のキャリアを見据えた国内外の希望の大学へ最短で進学できる仕組みを創りました。国際バカロレア PYP認定校である同校の中学部、高等部の年間学費は、約110万円と他のインターナショナルスクールに比べると良心的な設定です。


最新の投稿


BST Starts a New Partnership with the Royal Shakespeare Company

BST Starts a New Partnership with the Royal Shakespeare Company

The British School in Tokyo (BST) is thrilled to announce a dynamic new partnership with the Royal Shakespeare Company (RSC), one of the world’s most prestigious theatre companies.


BSTが英国 ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーとのパートナーシップを発表!

BSTが英国 ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーとのパートナーシップを発表!

ブリティッシュ・スクール・イン東京(以下、BST)は、世界屈指の劇団であるロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(RSC)との新たなパートナーシップを結ぶ運びとなりました。本パートナーシップにより、BSTは革新的なワークショップ、パフォーマンス、専門プログラムを通じて、さらに充実した演劇教育を提供し、生徒と教師の学びを深化させることを目指します。


25年1月 ドルトン探究ラボが丸の内で開催!

25年1月 ドルトン探究ラボが丸の内で開催!

探究学習のパイオニアであるドルトンプランによる幼児(5-6歳児)・小学1-3年生(親子で参加)向けのドルトン探究ラボが2025年1月13日(月・祝)に丸の内で開催されます。日本の経済の中心である東京 丸の内のまちづくりに携わる三菱地所の所員さんとプログラムの中で自ら疑問を持ち、問題を発見し、解決するための調査や実験を行うプロセスを重視した体験ができます。


Overview of Snowbound and Leadership Camp 2024-25!

Overview of Snowbound and Leadership Camp 2024-25!

Come experience something truly unique with us at the Snowbound and Leadership Camp 2025 with the breathtaking winter scenery of Niseko, Japan. This year is almost here for the 2024-25 Snowbound and Leadership Camp.


BST Hosts Special Event with Munich Philharmonic Orchestra

BST Hosts Special Event with Munich Philharmonic Orchestra

As part of an inspiring cultural exchange between Germany and Japan, supported by BMW Group Japan Corp. (President and CEO: Masatoshi Hasegawa, hereinafter "BMW"), The British School in Tokyo (BST) was honoured to host a special event in partnership with the Munich Philharmonic Orchestra.