Powered by Global Step Academy    
東京駅前にインターナショナルスクールが計画へ。

東京駅前にインターナショナルスクールが計画へ。

東京駅前の八重洲口の再開発に伴い外国人向けのインターナショナルスクールが計画されていることがわかりました。東京都中央区八重洲二丁目の再開発では、竣工を2023年度としています。開校されるインターナショナルスクールの詳細は公開されていません。東京駅前にできるインターナショナルスクールとして注目を集めそうです。


東京駅前にインターナショナルスクールの計画が浮上。

東京都都市整備局の整備計画によると面積 2.0ha 延床面積 約38万m²が計画されています。

東京都八重洲口は、八重洲バスターミナルがありましたがその再開発とともにインターナショナルスクールを含めた再開発が行われています。

東京駅八重洲口のバスターミナルは、リニューアルとともにグランルーフと名付けられました。

このバスターミナルと新幹線、在来線と空港を結ぶ一等地にインターナショナルスクールの開校計画があります。

八重洲バスターミナルのグランルーフ

都市の国際競争力の強化のために本腰を入れる東京都

今回の再開発で、インターナショナルスクールが入る理由。
それは、東京都が都市としての国際競争力を上げる計画に含まれていたからでうs。

今回の計画は、東京都の東京都心・臨海地域(八重洲地区)整備計画によるもの。

東京都は、次のように計画についてまとめています。

国際色豊かな地域特性を生かし、国際競争力向上 に資する先進的なビジネス支援・国際観光・情報発信機能の導入促進、外国人が住みやすい居住環境の充実などを一体的に推進する。

写真は千鳥ヶ淵。

訪日外国人の増加や2020年の東京オリンピック。
一過性のものから、ビジネスを含め、外国人が住みやすい住環境の充実が計画されています。

いわば国際教育のインフラとして2023年前後にインターナショナルスクールの開校が計画されています。

計画予定地の近くは

八重洲口のすぐ先には日本銀行を含め、金融機関が集積し、さらに東京証券取引所など金融機関が集まっています。

外資系金融機関の駐在員にとってもアクセスが良いですね。
また、居住エリアにインターナショナルスクールが開校すると考えるとわかりやすいですね。

日本銀行本館と新館。

計画予定地の八重洲二丁目中地区の向かいには、香港の通信グループであるパシフィックセンチュリー社のビルが建っています。

地理的に金融機関が集まっており、日本銀行、東京証券取引所、東京駅の反対側はすぐに大手町です。

外国人駐在員が勤務する地域にインフラとしてインターナショナルスクールが計画されています。

フォーシーズンズホテル丸の内東京が入るパシフィックセンチュリープレイス丸の内。
(wikipediaより引用)

東京駅に一番近いスクールとして、計画されています。

どのようなスクールになるのか。
編集部も期待しています。

こちらも参考にしたいですね。

2020年 オリンピック前後に待ち受ける教育の4大変化を知ると新たな勝ちルートが見えてくる?

http://istimes.net/articles/837

2020年のオリンピック開催に合わせ、義務教育、英語教育、大学入試など一気に変わりそうです。お子さんがいる家庭は将来の進路に関わってきます。2020年のオリンピック後に社会で活躍するお子さんの未来を考えると、教育がどう変わるのか?を押さえておきましょう。

ボーディングスクールのスゴイ学費。世界トップに人脈を作るには、やはりお金がかかる?

http://istimes.net/articles/775

世界トップの子弟が学ぶボーディングスクールの学費とはどのくらいかかるのでしょうか。中学校・高校で培った人脈は、一生続きます。ボーディングの学費とその施設を中心にまとめました。

なぜ女子校激戦区の千代田区に国際バカロレア認定校がなかったのか?

http://istimes.net/articles/781

女子校の激戦区千代田区。東京都23区の中核区で、千代田区の皇居周辺には国会議事堂、最高裁判所といった国の中枢機関が集まっています。その千代田区にインターナショナルスクールや国際バカロレア認定校など国際教育インフラがありませんでした。理由について一部加筆しました(9月3日)。

この記事の記者

インターナショナルスクールタイムズの編集長として、執筆しながら国際教育評論家として、NHK、日本経済新聞やフジテレビ ホンマでっかTV、東洋経済、プレジデント、日本テレビ、TOKYO FMなど各メディアにコメント及びインタビューが掲載されています。

プリスクールの元経営者であり、都内の幼小中の教育課程のあるインターナショナルスクールの共同オーナーの一人です。

国際バカロレア候補校のインターナショナルスクールの共同オーナーのため国際バカロレアの教員向けPYPの研修を修了しています。

最新の投稿


国際教育フェア2025秋【東京・大阪】開催概要と見どころ

国際教育フェア2025秋【東京・大阪】開催概要と見どころ

国際教育フェアは、国際教育を牽引する教育専門家、学校、業界のリーダーが、国際教育分野における様々な可能性や機会を全国の保護者や生徒、関係者に向けて継続的かつタイムリーに発信することを目的としたイベントです。


TOEFL 2026年改訂:セクション構成・スコア・対策を解説

TOEFL 2026年改訂:セクション構成・スコア・対策を解説

2026年1月、TOEFLは数年来最も大幅な変更を迎えます。全セクションにわたって新しい形式、採点システム、課題タイプが導入されます。試験時間の短縮、リーディングとリスニングの適応型システム、そして新しいライティングとスピーキングの課題まで、ETSによる今回のアップデートは単なる見た目の変更以上の意味を持ちます。本ガイドでは、各セクションの変更点とテスト全体への影響について分かりやすく解説します。


KAインターナショナルスクールが日本初のコーウィン・ビジブル・ラーニング認定校になりました。

KAインターナショナルスクールが日本初のコーウィン・ビジブル・ラーニング認定校になりました。

今年、KAインターナショナルスクールは、コーウィンから「ビジブル・ラーニング・スクール」認定を受賞する栄誉に浴しました。日本で初めてこの称号を獲得した学校となります。これは、私たちの学校を特徴づけてきた共同努力、共有された考え方、そして研究に基づく実践への取り組みに対する意義深い評価です。KAインターナショナルスクールでは、学習を可視化することで学習をより良いものにし、最も重要なことに集中できるようになりました。それは、すべての生徒の成長を支援することです。


ビジョン 2035 – 基準を引き上げる時

ビジョン 2035 – 基準を引き上げる時

日本は2035年までに全高校生が英検2級レベルに達する目標を掲げているが、現実は厳しい。6年間英語を学んでも基本的な会話ができない生徒が多く、英語能力の国際ランキングでは92位とアジア諸国に大きく遅れている。根本的な問題は、週1回程度の学習では不十分なことと、英語を「あると便利」程度にしか考えない社会の認識だ。本当の改革を実現するには、教師・保護者・政策決定者が意識を変え、英語を必要不可欠なスキルとして捉え直し、継続的な学習と実践を重視した教育に転換する必要がある。


ビジョン2035: 日本の将来を見据えた英語能力の向上

ビジョン2035: 日本の将来を見据えた英語能力の向上

「ビジョン2035」は、2035年までに日本の全高校卒業生の英語習得を目指す教育改革計画です。人口減少により労働力が縮小する中、英語力向上は生産性と柔軟性を高める重要な手段となります。現在、高校3年生の英検2級合格率は20%強に留まり、多くの学生がグローバル環境で必要な言語能力を持たずに卒業しています。英語力は観光を超えた経済的視野の拡大をもたらし、地方企業の国際展開や学術研究への参加を可能にします。この取り組みは教育格差の解消と社会的流動性の向上にもつながり、日本の文化的アイデンティティを世界に発信する手段ともなります。目標達成には教育者、家族、機関、政策立案者の連携が不可欠です。