成功するインターナショナルスクール卒業生の特徴
編集部では、活躍するインターナショナルスクール卒業生を調べてきました。
その中で、インターナショナルスクールの教育と卒業生の活躍を分析しました。
その結果「5つの黄金能力」がインターナショナルスクール卒業生を成功へと導いていることがわかりました。
「5つの黄金能力」とはどのような能力でしょうか?
先日、英国王室はウイリアム王子とキャサリン妃の長男、ジョージ王子(3歳)が9月からロンドン南部にある「トーマス・バタシー校」に入学する事を明らかにしました。ジョージ王子に自分が卒業した学校とは、別の学校を選んだウイリアム王子、キャサリン妃夫妻。どんな学校に入学するのかロンドン在住のChika B記者がご紹介します。
やはり英語力と第二、第三言語
インターナショナルスクールは、英語で学ぶため、英語ができなくては勉強ができません。
そのため英語力は当たり前ですが、注目したいのが母語と英語、さらに第三言語です。
東京都港区にある西町インターナショナルスクールで幼稚部から中等部まで学び、高等部は聖心インターナショナルスクールを卒業し、アメリカのエマーソン大学(Emerson College)でマーケティングを学んだ関根麻里さんがこの例に挙げられます。
関根麻里さんは、日本語、英語、スペイン語など複数の言語を使いこなすことができます。
▼アメリカ留学推進プロジェクトで前駐日アメリカ大使キャロライン・ケネディさんと関根麻里さんインスタグラムより
インターナショナルスクール。ちょっと遠い存在の学校というイメージの方が多いのではないでしょうか。そこで印象的な10の物語と番外編をお伝えします。
さすがマルチカルチュラル
インターナショナルスクール卒業生の特徴は、複数の国での生活から様々な国の文化や言語、考え方自然と身につけていることがあります。
それを「マルチカルチュラル」と呼びます。
マルチカルチュラルなことで、複数の文化の価値観、様々な考え方を捉えた創造的な問題解決策を発想する力が強いと言われています。
アメリカンスクール・イン・ジャパンの卒業生でソニーCEOの平井一夫さんは、ICU大学に進学後、ソニーミュージック、アメリカでPlayStationなどの責任者を務め、ソニーのCEOに就任しています。
犬型ロボットaiboもAI搭載で復活させています。
▼銀座にあるソニービルの閉館イベントでサックスを演奏する平井一夫ソニーCEO。
王子は、カナディアン・インターナショナルスクール卒?ロイヤル・ウェディングから考えるインター卒の進路
http://istimes.net/articles/943秋篠宮家の眞子さまの婚約相手がカナディアン・インターナショナルスクール卒業生として話題になっています。そこで、編集部ではインターナショナルスクール卒業生がどのような国内の大学に進学しているのか、をまとめました。
探究する力
インターナショナルスクールの多くは、探究型に取り組んでいます。
自分の頭で考え、分析し、仮説を導き出して、実証して、改善していく。
その思考が教育を通して身についていきます。
思考法として「探求」する学びを身につけているため、問題解決型にも繋がります。
また、倫理的に「それが正しいのか?」を検証する脳のパターンを持ち合わせています。
2009年にロサンゼルスで「旨味」を探究したハンバーガーでアメリカで人気となったUmami Burger。
Umami Burger Japanを運営するスティーブン・メディロスさんは、セントメリーズインターナショナルスクールの卒業生です。
▼旨味バーガーの公式インスタグラム。バンズのUが印象的ですね。
インターナショナルスクール卒業生は、この3つタイプに進学していく!
http://istimes.net/articles/827インターナショナルスクールに通う日本人の生徒は、本当のところどのような大学に進学しているのでしょうか?調べてみました。するとインターナショナルスクールに通う日本人の進学先は、大きく3タイプに分けられるようです。
すぐやる実践力
論理的に物事を考えるのと同時に、すぐに行動に移す実践力があります。
インターナショナルスクールのフードフェアなどに行くと幼稚園児が飲み物を売っていることがあります。
寄付するために自分たちで思いついた方法で実践しています。
飲み物の調達方法から、販売方法など「実践する」ことが重視されています。
アメリカンスクール・イン・ジャパンの卒業生で歌手、女優として成功していたジュディ・オングさん。
日本家屋をテーマに画家としても活躍し、日展に入選しています。
プリ・キンダー卒園児の英語力が恐ろしく落ちる「小1英語の崖」
http://istimes.net/articles/851プリスクールやキンダーガーテンから小学校に進学して突き当たる英語力の事実。それが「小1英語の崖」です。英語で学ぶ環境から、日本語で学ぶ環境に変化することで英語力がゴールデンウィーク明けから一気に落ちます。
失敗を恐れないマインド
先ほどの「すぐやる実践力」にも繋がりますが、失敗を恐れないためマインドが根底にあります。
もちろん失敗を避けるようにしますが、柔軟に適応する力があるためマインドも恐れないようです。
例えば、インターナショナルスクールを卒業後、国内のA大学に入学し、途中で起業するタイプ。
さらに、海外の大学に編入してしまうタイプです。
自分のやりたいことが変化することを自然に受け入れ、やりたいことにチャレンジするマインドです。
MITメディアラボの所長であり、アメリカ、日本で起業家として活躍する伊藤穰一さんが挙げられます。
伊藤穰一さんは、西町インターナショナルスクール、アメリカンスクール・イン・ジャパンを経てタフツ大学を中退、シカゴ大学を中退していますが、現在は、MITメディアラボの所長であり、ソニーの社外取締役を務めています。
伊藤襄一さんのTwitterリンク。
先日、英国王室はウイリアム王子とキャサリン妃の長男、ジョージ王子(3歳)が9月からロンドン南部にある「トーマス・バタシー校」に入学する事を明らかにしました。ジョージ王子に自分が卒業した学校とは、別の学校を選んだウイリアム王子、キャサリン妃夫妻。どんな学校に入学するのかロンドン在住のChika B記者がご紹介します。
■まとめ
成功するインターナショナルスクール出身者の特徴を分析していくと『5つの黄金能力』にまとまってきます。
生まれ持った才能もありますが、インターナショナルスクールで学んだ環境が強い影響を与えると考えられます。
5つの黄金能力
・英語力
・マルチカルチュアル
・探求力
・実践力
・マインド
お子様の教育の参考にしたいですね。
■こちらも参考にしたいですね。
英国王室のプリンセスキャサリン妃は、どのような学校で学んできたのか?シャーロット王女も生まれ、ジョージ王子とともに人気の英国王室。ウィリアム王子とシャーロット王女も英国式保育園で学んでいます。ではキャサリン妃は、どのような教育を受けて育ってきたのでしょうか?プリンセスになったキャサリン妃のプリンセスの教育を解析します。
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インターナショナルスクールタイムズの編集長として、執筆しながら国際教育評論家として、NHK、日本経済新聞やフジテレビ ホンマでっかTV、東洋経済、プレジデント、日本テレビ、TOKYO FMなど各メディアにコメント及びインタビューが掲載されています。
プリスクールの元経営者であり、都内の幼小中の教育課程のあるインターナショナルスクールの共同オーナーの一人です。
国際バカロレア候補校のインターナショナルスクールの共同オーナーのため国際バカロレアの教員向けPYPの研修を修了しています。