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【独占インタビュー】千代田インターナショナルスクール東京・初等部principalのDr. Fitzpatrick

【独占インタビュー】千代田インターナショナルスクール東京・初等部principalのDr. Fitzpatrick

2018年4月に東京都千代田区四番町に開校予定の千代田インターナショナルスクール東京(以下、CHIST)。校舎も竣工し、開校を待つだけになりました。そこで編集部では初等部principalのDr. Fitzpatrickにインタビューをお願いしました。注目が集まるCHIST。独占インタビューです。


2018年4月開校!千代田インターナショナルスクール東京

人気が集まる千代田インターナショナルスクール東京の初等部principalに就任されるFitzpatrick先生にインタビューさせていただきました。

The English article is here.
http://istimes.net/articles/1075

2018年4月開校に向けて校舎建築、先生方の就任、オープンスクール、スクールツアーが続く千代田インターナショナルスクール東京(以下、CHIST)の初等部principalに就任するFitzpatrick先生にどのような教育を実施されるのか、をお伺いしました。

千代田インターナショナルスクール東京(以下、CHIST)の初等部principalに就任するFitzpatrick先生。

Dr. Fitzpatrick(CHIST Elementary School Principal)横顔

アメリカ(イリノイ州)とイギリスで中等教育の英語及び社会学の教員免許を取得すると共に国際教育の博士号をUniversity of Illinois at Urbana-Champaignで取得しています。

CHISTの開設準備設置室がある武蔵野大学有明キャンパスでお話をお伺いしました。

シンガポールから国際教育のキャリアをスタートさせたFitzpatrick先生。
28歳の頃、京都の学校で教壇に立ち、教育者を尊ぶ日本文化を体験しています。

Fitzpatrick先生は、その後、韓国、UAE、クウェート、アメリカ、中国、アルバニア、シンガポールとインターナショナルスクールの教員歴そしてキャリアを築いていきます。

▼国際バカロレア機構のPYPの公式動画

PYP learners: Take ownership of their learning from International Baccalaureate on Vimeo.

中国の上海では、中国のカリキュラムと国際バカロレア、APなどのカリキュラムとリベラルアーツ型の学びになるようにカリキュラム責任者として開発にあたり、教員研修も担当してきました。

国際バカロレアの学びに深い興味を持つ中で、CHISTの教育理念に共感し、初等部principalに就任しました。

国や文化、学校によって異なる学び

Fitzpatrick先生は、これまで世界中の学校で教壇に立たれて来ました。その経験から国や文化、学校によって異なる学びについて指摘します。

リラックスして資料を調べることができるライブラリーセンター。カラフルでやわらかな雰囲気。

編集部:開校前の忙しいところありがとうございます。編集部にも入学希望の保護者からお問い合わせをいただきます。すごい人気ですね。説明会も増やしていると聞きました。CHISTは、どのような教育を実施するのでしょうか?

Dr. Fitzpatrick:それぞれの児童生徒の環境は違いますが一般的にインターナショナルスクールは、各国の学校教育とは違います。
児童生徒構成も多様な構成からなり、多様な教職員がいます。

例えば、インターナショナルスクールは、出生国から長期間離れて生活する子供達である「サードカルチャーキッズ」に国際的な環境で教育を実践しています。
CHISTは、東京都千代田区で多様な児童生徒を受け入れるとともに、多様な児童生徒のための新しい国際教育を提供します。

編集部:探究的な学びには児童生徒が理解していく力、理解できていない部分を追究する力が必要だと思いますが、どのような学びがポイントになるでしょうか?

Dr. Fitzpatrick:特に質の高い質問力は、学びを深めます。
私たちCHISTの教員は、児童生徒の「なぜ?」を追究して、質の高い質問ができるようにリードしていきます。

私たちはそのような探究的な学びのために、教育用ICTツールを活用したUbT=Understanding by Technology教育を開発し、communicationを通して学びを深めるUbC=Understanding by Communication教育を開発しました。

その中で一つ一つの「なぜ?」を受け止め、それを皆で共有し、さらに深い理解に繋げていきます。

黒板ではなく、ホワイトボードとスマートボードが一体的になっている。

編集部:日本では、質問を「異議を唱える」と捉えるケースもあり、従うことが良いとされています。

Dr. Fitzpatrick:そうですね。日本人は一般的に自分の意見を伝えることが苦手と言われていますが、私たちの教育は、日本人のお子様の質問力を育てることができ、それが彼らにとって大きな飛躍となると考えています。

エントランスの中心にそびえる一本の木は、菩提樹。周りがベンチになっています。

編集部:質問力ですが、どの年齢で身につけるスキルでしょうか?幼児期に育つ力でしょうか?

Dr. Fitzpatrick: 結論から申し上げると「質問力」のスキルは、どの年齢でも育てることができます。

3歳と15歳では、もちろん発達的には差異が出てきますが、私は3歳でも複雑で抽象的な質問に「解」を求めていると考えています。

例えば、3歳でも「なぜ空は、青いのですか?」という物質的な問いから、「なぜあの男性は怒っているのか?」など抽象的なことまで、質問することができます。

年齢に関わらず、人は生まれながらに洗練された質問力を備えています。

そのため質問力を育てる点では、遅すぎることはありません。どの年齢でも質問力を育てることができると考えています。

リソースセンターには、和のテイストが含まれている。
空間自体が伸びやかな作りとなっている。

編集部:CHISTは、国際標準カリキュラムを導入する計画ですが、どのような学びがキーポイントとなるでしょうか?

Dr. Fitzpatrick:CHISTが導入予定の国際標準カリキュラムには、ふたつのポイントがあると思います。
ひとつが「探究」、もうひとつが「関連性」です。

児童生徒は、学際的に関連性を持った質問をしてきます。

私たち教員は、数学、歴史、文学などその学年の児童生徒に対し、理解を深めるように答える総合的な教養と知性が必要とされます。

児童生徒は、私たち教員に「私はなぜこれを学びますか?」「それはなぜ関連しているのですか?」「それは何と関連があるのですか?」と矢継ぎ早に質問してきますから(笑)。

そこに回答がない場合、私たち教師は「非常に興味深い質問ですが、私はすべての答えを持っているわけではありません。一緒に考えてみましょう」と一緒に調べていくケースもあります。

カラフルな色使いのイスや机。明るくオープンな空間が印象的だ。

編集部:CHISTが他の学校と違うところを教えてください。

Dr. Fitzpatrick:私たちは、CHISTという新設学校を立ち上げる機会をいただきました。
そのために、私たちは新たな国際教育のための研究的なカリキュラムを開発していきます。

そこには、世界から素晴らしい教員が集まり、先ほど述べさせていただいたUbTとUbCを融合させた探究的なカリキュラムと最先端の設備が整っています。

開校までに私たち教職員の連携をさらに深め、集中的な研修を通して私たちにしか生み出せない新しい教育を作り上げていきます。

そして、2018年4月。
新しい校舎で、私たちは児童生徒たち、保護者の方と「新たな」コミュニティを生み出します。

東京の中心である千代田区で、地域とともに特別なコミュニティを築き上げていくのです。

竣工した校舎。北側から通用口を望む。

編集部:児童生徒、保護者、そして地域の結びつきからCHISTのコミュニティができていくのですね。気が早いですが、卒業後、児童生徒はどのような人生を歩んでいくのでしょうか?

Dr. Fitzpatrick: 私たちCHISTの教員は、児童生徒が「どのような人になりたいか」を自ら考えられるような学校にしていきたいと考えています。

児童生徒が卒業後に、世界中の大学など自分が進みたい進路を選択ができるように準備を進めます。

その先、CHISTの卒業生に願うのは、世界で平和と幸福を創造することを真剣に考えられる生涯学習者となり、新しいチャレンジとチャンスを求め続けている姿です。

そのためには好奇心を持ち、規律があり、バランスの取れた知識を持った豊かな人になることが必要です。

そのためにCHISTで共に学んだ友との素晴らしい友情が土台になるでしょう。

そして、CHISTの卒業生は、世界をより良くするために、多くの希望を持ち、地球、世界という視野で多様な視点から考えられる、そして、行動ができる人となっていることでしょう。 

写真は、武蔵野大学有明キャンパスの図書館で撮影。

編集部:Fitzpatrick先生、ありがとうございました。

歴史を感じる静けさが千代田区四番町にはある。

待望の校舎を見学!スクールツアー

スクールツアーは3回開催されることが決まっていますが、すでに1回目の12月23日は満席になっています。

1月のスクールツアーが受付中です。

2018年
 1月13日(土)
 1月20日(土)

開校前のインターナショナルスクールの校舎を見学できるのは、珍しいスクールツアーです。
▼お申込みは、こちら。

スクールツアーのお申込はこちら。 CHIST[Chiyoda International School Tokyo]

https://www.chist.jp/jp/admission/

CHISTの学校説明会やオープンスクール、お問い合わせ、Q&Aなどの紹介ページです。オープンスクールではCHIST教員陣による授業が体験できます。

朱色に近い赤と黒にシルバーのCHISTのロゴが映えます。

お問い合わせ

千代田インターナショナルスクール東京 設置準備事務室
Email:chist@musashino-u.ac.jp

Chiyoda International School Tokyo (CHIST)

https://www.chist.jp/

Chiyoda International School Tokyo (CHIST) is going to start as a new international education base in Chiyoda-ku, Tokyo; the political and financial center of Japan.

こちらも参考にしたいですね。

【独占インタビュー1】千代田インターナショナルスクール東京は、どのような学校になるのか?

http://istimes.net/articles/912

東京都千代田区に2018年4月に開校予定のChiyoda International School Tokyo(千代田インターナショナルスクール東京)。注目のHead of school(学園長相当)に国際バカロレアを日本に普及させてきたトップランナーの大迫弘和氏が就任予定です。どのようなスクールになるのでしょうか?

【見学!】人気沸騰の千代田インターナショナルスクール東京(CHIST)の説明会とは?

http://istimes.net/articles/980

人気が沸騰し、開校前の説明会の予約も取れない人気となった千代田インターナショナルスクール東京(以下、CHIST)。公式ホームページの公開とともに予約が殺到。当初、予定されていた説明会の回数も3回。なんと16回に増やしたそうです。そこで、編集部では、人気の説明会を見学させてもらいました。

この記事の記者

インターナショナルスクールタイムズの編集長として、執筆しながら国際教育評論家として、NHK、日本経済新聞やフジテレビ ホンマでっかTV、東洋経済、プレジデント、日本テレビ、TOKYO FMなど各メディアにコメント及びインタビューが掲載されています。

プリスクールの元経営者であり、都内の幼小中の教育課程のあるインターナショナルスクールの共同オーナーの一人です。

国際バカロレア候補校のインターナショナルスクールの共同オーナーのため国際バカロレアの教員向けPYPの研修を修了しています。

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