東京YMCAインターナショナルスクールの中等部が開校!
東京YMCAインターナショナルスクールは、東京都江東区にあるインターナショナルスクールでYMCAの理念の元、運営されているインターナショナルスクールです。
これまで小学部(G1からG6)まであり、卒業生は、他のインターナショナルスクールなどに進学してきました。
そこで、今回、保護者の声があり、中等部(G7から)の開校を決定しました。
東京YMCAインターナショナルスクールの特徴
■YMCAの理念
YMCAは、キリスト教の教えに基づいた理念。
東京YMCAインターナショナルスクールは、YMCA東京が運営しているインターナショナルスクールです。
4つのキーワードがあります。
1.Caring 思いやり
2.Honesty 誠実さ
3.Responsibility 責任感
4.Respect 尊敬心
東京YMCAインターナショナルスクールの教育理念もこの4つの理念を中心にしています。
校訓のSLOsとは
東京YMCAインターナショナルスクールが、どのような生徒を目指しているのか、がわかりやすく書かれているのがSLOs(Student Learning Outcomes)です。
■1. I like to help myself and others:私は自分自身や他の人たちを手伝うことが好きです。
・I like to play, exercise and keep my body healthy & strong
私は遊んだり、運動をしたりして自分自身の体を健康に保つことができます。
■2. I learn important things in school:私は学校で大切なことを学びます。
・I can learn by myself and with others
私は自分自身で勉強することができ、また他の人たちと一緒に勉強することができます。
・I know how to read, write, listen and speak
私は読んだり、書いたり、聞いたり、話したりすることができます。
■3. I can solve problems in different ways by myself:私は色んな方法で問題を解決することができます。
・I can use what I learn at school when I am outside of school
私は学校で習ったことを学校の外でも使うことができます。
■4. I know how to read, write, speak and listen in English with other people:私は他の人と英語で読んだり、書いたり、話したり、聞いたりすることができます。
・I can use, and understand English in many different ways (books, computers, television, etc)
私は英語を色んな方法で使い、理解することができます。(本、コンピューター、テレビなど)
カリキュラム
東京YMCAインターナショナルスクールは、アメリカの共通したカリキュラムであるコモンコアを採用しています。
アメリカでは、各州ごとにカリキュラムが作られていましたが、2014年に全州で共通のコモンコアが作成されました。
クリティカルシンキングや問題解決能力、分析力に力を入れています。
コモンコアは、アメリカの生徒が高校卒業までに数学と読解で習得すべき学習達成目標を、学年ごとに定めた「全米共通学力基準」です。
コモンコアは大学や仕事で成功するために必要な知識とスキルを取得することを目指し、クリティカルシンキング(批判的思考)、問題解決能力、分析力に焦点をあてて作成されています。
国際認定組織からの認定
東京YMCAインターナショナルスクールは、アメリカの国際認定組織であるWASCから認定を取得しています。
WASCは、定期的に教育の質、カリキュラム、運営、教員、職員など多くのポイントをチェックしています。
厳しいチェック項目を継続的にクリアするスクールに認定を授けています。
そのため、文部科学省は、WASC認定校で学んだ生徒に国内の大学入学資格を与えています。
文部科学省が認定している国際認定組織は、CIS、ACSIがあります。
YMCAの施設でキャンプ
小学部の生徒が毎年、YMCAの施設に全員キャンプに行きます。
YMCAの施設を使うことで、例年、2月のスキーキャンプや10月のキャンプなどが通常のカリキュラムに組み込まれています。
学校を離れ、YMCAの施設と自然から多くを体験します。
英語を第二・第三言語として学習するクラス
同校では、英語を第二・第三言語とする生徒のための補助プログラムがあります。
それが、EALです(English as an Additional Language)。
EALで、より早く発音や単語、そして基本的な文法を学習するために、定期的にEnglish in a Flashプログラムを採用しています。
小規模なクラスで英語力をキャッチアップしていきます。
課外授業
東京YMCAインターナショナルスクールの特徴のひとつが、課外授業。
スキーなどから、教育理念のひとつであるCaring思いやりを学ぶための課外授業があります。
社会の一員として、道徳教育も特徴です。
豊富なクラブ活動
豊富なクラブ活動があり、今年度は、ヒップホップダンス部、フロアーホッケー部、チェス部、グローバルスタディー部、描画と文筆部、読書部、ロボット工学部、バイオリン部などが活動しています。
中等部を卒業後
同校の中等部を卒業後、どのような進路に進むことができるのでしょうか?
同校は、WASCの認定校のため、横のつながりがあります。
そのため、高等部は、提携したインターナショナルスクールに進学枠があります。
すでに複数のインターナショナルスクールの高等部と提携をしており、国内外の進学を含め、準備ができています。
2016年 説明会情報
東京YMCAインターナショナルスクールの2016年の説明会は、下記の日程で開催が決まっています。
教育理念やカリキュラムについて説明会で知ることができます。
【2016年日程】
10月11日(火)、25日(火)、11月8日(火)、17日(木)
【時 間】10:30〜12:00
【場 所】東京YMCAインターナショナルスクール
【連絡先】03-3615-5632
お問い合わせ
YMCAの東京本部にあるインターナショナルスクール。施設も充実しています。
コース 保・幼・小 ・中
各認定 WASC
新年度 8月から
東京都江東区東陽2-2-20
HP: http://tokyo.ymca.or.jp/tyis/
TEL: 03-3615-5632
FAX: 03-5635-1023
E-mail: tyis@tokyo.ymca.or.jp
■プロモーションビデオも参考にしたいですね。
ところで知ってる?YMCAとは?
世界各国で活動しているキリスト教の団体です。国内では、188カ所に活動拠点があります。
キリスト教主義に立ち、教育・スポーツ・福祉・文化などの分野の事業を展開する非営利公益団体である。
日本では1880年に東京で始まり、現在では北海道から沖縄まで188の拠点で、約10万人の会員とともに活動を行っています。
■キャンプやスイミングスクールなどで有名ですね。
YMCAがキャンプやスイミングスクールを開催するのは、従来の学校から離れたオルタナティブ(もう一つの)な学習の場を子どもたちに提供するため。
放課後などを含め、子どもたちに社会生活に必要な知識や人間関係のあり方を学ぶこと重視しています。
そのためフリースペースや、単位制高校、インターナショナルスクールなど、さまざまな学び育ち・生き方を支援しています。
評判も高いですね。
YMCAのキャンプ
1番有名どころはここじゃないかな。
各地域によって行われるキャンプが違うので、「YMCA 東京」のように、お住まいの地域で検索すると出てくると思います。
うちはYMCAのキャンプやスキーを利用していました。
少々お高いですが「おじさん」でなく「お兄さん」がリーダーで懐きやすかったみたいです
世界的なYMCA東京のインターナショナルスクール。
楽しみですね。
■こちらも参考にしたいですね。
「インターナショナルスクール」は、日本の学校と比べると何がどう違うのでしょうか?3つの能力から分析してみたいと思います。グローバル・コミュニケーション能力、探究的な学び、非認知能力の3つからまとめました。
学費も年収も2倍に?日本人がインターナショナルスクールに通うメリットとは?
http://istimes.net/articles/782日本人がインターナショナルスクールに通うメリットとは?インターナショナルスクールタイムズの調べでは、学費は日本の学校に通わせるより2倍以上かかります。しかし、インターナショナルスクール卒業生の所得も2倍以上になっていると考えられます。
インターナショナルスクールタイムズの編集長として、執筆しながら国際教育評論家として、NHK、日本経済新聞やフジテレビ ホンマでっかTV、東洋経済、プレジデント、日本テレビ、TOKYO FMなど各メディアにコメント及びインタビューが掲載されています。
プリスクールの元経営者であり、都内の幼小中の教育課程のあるインターナショナルスクールの共同オーナーの一人です。
国際バカロレア候補校のインターナショナルスクールの共同オーナーのため国際バカロレアの教員向けPYPの研修を修了しています。