2020年の東京オリンピック開催に向けて注目が集まる東京湾岸エリア。
高層マンションの建築が続く、都内でも人口が増えている地域です。
東京都中央区晴海1丁目にあるJCQバイリンガル幼児園晴海キャンパス(JCQ晴海)は、都営大江戸線の勝どき駅から歩いて4分、有楽町線、大江戸線の月島駅からも徒歩9分の晴海アイランドトリトンスクエア(以下、トリトンスクエア)にあります。
トリトンスクエアは、住友商事をはじめとしたグローバル企業の本社があります。
JCQは、2016年現在、国際バカロレアを日本語と英語で実施するPYPの候補校になっています。
そこで、同園を見学させてもらいました。
教室のインタラクティブボードに触れる子どもたち。
JCQバイリンガル幼児園とは
JCQバイリンガル幼児園は、晴海キャンパスと芝浦キャンパスがあります。運営会社は現代幼児基礎教育開発株式会社で、大前研一氏が率いる株式会社BBTのグループ会社です。
他にも東京都目黒区や練馬区にあるアオバジャパン・インターナショナルスクールや東京都新宿にあるアオバジャパン・バイリンガルプリスクール、 港区のサマーヒルインターナショナルスクールなどもBBTグループの学校です。
BBTグループの学校はすべて英語コミュニケーション能力と探究力の育成に力をいれています。
今回はJCQ晴海キャンパスを取材しました。
JCQバイリンガル幼児園もその一校であり、英語だけで教育が行われるインターナショナルスクールと違って日本語や日本文化も取り入れられています。
こぐま会の学び
今回、JCQバイリンガル幼児園の見学前にタイムズが興味を持ったポイントがあります。
それが、国際バカロレアの探究的な学びと私立小学校受験がどのように両立されているのか?を知ることでした。
以前、系列校である新宿区のアオバジャパン・バイリンガルプリスクール(アオババイリンガルプリ)早稲田を取材した際にも、幼児期に探究的な力を育てながら、小学校受験も目指したい場合、保護者はどのような準備すれば良いのだろうか?という疑問が浮かびました。
その点について、アオババイリンガルプリの園長の宇野先生は、同園でも放課後に選択できる小学校受験のこぐま会について教えてくれました。
アオバジャパン・バイリンガルプリスクール早稲田
「こぐま会の授業は、受験の準備科目でありながら、国際バカロレアの探究的な学びの延長にあり、本園の教育ともマッチする」
そこで、今回、JCQバイリンガル幼児園晴海キャンパスの見学とともにこぐま会の授業について記事にまとめました。
▼アオバ バイリンガルプリはこちらの記事を参考にしてください。
【見学!】アオバジャパン・バイリンガルプリスクール 早稲田キャンパス
http://istimes.net/articles/835国際バカロレアの幼小中高の一貫校のアオバジャパン・インターナショナルスクールを運営する株式会社BBTが2016年9月に東京都新宿区高田馬場、早稲田大学の近くに開校したのがアオバジャパン・バイリンガルプリスクール 早稲田キャンパスです。
校舎と教室
晴海アイランドトリトンスクエアにあるJCQバイリンガル幼児園晴海キャンパス。
トリトンスクエアは、住友商事などが入るオフィスタワーとショッピングエリア、住生活環境が集まったエリアに分かれています。
JCQ晴海キャンパスがあるのは、住生活環境が集まったエリア。
建物の表示上、2階にありますが、すぐ裏に緑のテラスが広がります。
園庭も緑のテラスに隣接しており、乳幼児でも歩いてすぐに避難できます。
運河と整備された公園が裏に広がります。勝どき橋からはレインボーブリッジが見え、まさに晴海らしいロケーションです。
また、トリトンスクエアが街のように整備されているため、全体がバリアフリーですごしやすいのも特徴。
そのため、下の子を連れたお母さんがベビーカーでそのままお迎えに来ている姿やスクエア内を子どもたちがお友だちと手遊び歌をしながら花壇の周りに座って待つ姿などトリトンスクエアの利便性を感じます。
オフィスエリアとは離れているため、子どもの送り迎えもしやすいですね。
バイリンガルな学び
見学させてもらったのは、午後の3時。
一日の授業が終盤に差し掛かるころに、園長の高橋ゆかり先生と園長補佐の古尾谷先生に案内していただきました。
JCQは、1歳から5歳までの未就学児童が日本語と英語で学べる幼児園です。
日本語が母語の生徒が多く通うため、日本語と英語両方を用いた国際バカロレアのPYPで学べるのが特徴で、日本の幼児教育の良さと探究力、そこに保育とバイリンガルな学びで新たな幼児教育の仕組みを実現しています。
日本の教育の良さ
同園の良さは、日本の教育の良さを踏まえた上で、子どもたちが社会にでた時に必要とされる力を養うこと。
日本の社会では、日本語と日本の風習やしきたり、礼儀作法や道徳があります。
そのため同園では、基本的な動作である「あいさつ」「掃除」など日本の教育の良さを積極的に取り入れています。
社会で活躍するには、日本語によるコミュニケーション能力は基本です。さらにJCQででは英語力や、自分で考え、実行できる力の元となる「探究力」も育まれています。
この背景には、運営するBBTが国際バカロレア一貫校のアオバジャパン・インターナショナルスクールを運営していることが大きいと考えられます。
すなわち、インターナショナルスクールの教育を熟知しているBBTが、日本の教育に新たな橋をかけているのです。
イギリス発祥のジョリー・フォニックス
同園のフォニックスは、イギリス生まれのジョリー・フォニックスを採用。
従来のフォニックスは、「アナリティカル・フォニックス」とよばれる「音」と「文字」の対応が出来ていることを前提としたもの。
しかし、イギリス生まれのジョリー・フォニックスは、子どもたちが楽しみながら音とスペルを体験して覚えていく仕組みです。
ジョリー・フォニックスは、英語の正しい音を入れることができ、42文字の絵本はストーリー仕立てです。
見る・聞く・発音するだけではなく、音と文字の間に動きを取り入れことができます。
特に絵本のストーリーとともに「音」と「動き」を楽しく覚えることができるのが特徴です。
国際バカロレアの導入に向けて
国際バカロレアの導入に向けて、JCQ幼児園の高橋園長、古尾谷先生にお伺いしました
■編集部:JCQが国際バカロレアのPYP候補校になって生徒、保護者の方はどのように感じたのでしょうか?
高橋園長:この1年国際バカロレアのPYPを取り入れてきて子どもたちが変わってきています。
例えば、3歳児は、海の生き物について学びましたが、保護者の方から「ニモの魚の名前(カクレクマノミ)を図鑑で調べてクマノミと言うようになった」などの声を聞きました。
授業でも、問が多くなってきたと思います。「なぜ?どうして?」と質問が具体化されているのです。
生徒たちが調べた巻物のレポートを広げる高橋園長
また、「図鑑を買って欲しい」と頼まれることが増えたなどという保護者の声も聞いており、自分で調べたいという探究心が育ってきているように感じます。
子どもたちはお家で、自らが「面白い」と思って図鑑を開いているのです。
このように子どもたちは自分が興味を持ったことについて自ら追究していくという、本当の学びを経験できるようになってきているのです。
これが1年かけてPYPを取り入れてきた成果といえますね。
こうした子どもの変化に保護者の方も気づき、物事に向かう姿勢が変化してきたと実感されているようです。
「探究型」といわれても保護者の方にとってはわかりにくいかもしれません。
しかし、当園では、どんな風に学びを深めていくのか?を日々の生活のなかでお子さんと一緒に経験していただくことで、「そうだったのか!」と保護者の方にも理解していただけるようになってきました。
■編集部:国際バカロレアは、保護者とも教育理念を共有するそうですが、貴園ではどのようにされていますか?
高橋園長:保護者向けの国際バカロレアのワークショップを定期的に開催しています。保護者の方が参加しやすいように平日の夕方や土曜日に開催しています。
ワークショップを開催してみるとお父さんの参加率も大変高いですね。家族でお子さんの教育について積極的なご家庭が多いです。
■編集部:ワークショップに参加するとどのように子どもが学んでいるのか?どのように家庭でサポートするべきか、がわかりますね。
探究的な学びのこぐま会
こぐま会は、東京都の恵比寿・ 市ケ谷(新規開校)吉祥寺・大森などで、事物教育を通して教科学習の基礎と論理的思考力を育むための幼児教室を運営しています。
幼稚園受験や小学校受験のための講座・テスト・セミナーなどを実施しており、受験にも対応できる力を育む基礎教育を提供しています。「KUNOメソッド」で聞き覚えのあるお母さんも多いのではないでしょうか。
書店など幼児コーナーに並んでいる「こぐま会シリーズ」でも人気です。
週間朝日に掲載された「世界が注目 幼児教育「こぐま会」はなぜ支持されるのか?」では次のように掲載されています。
例えば円錐や円柱などの立体や積み木を子供たちに見せたり触らせたりする。また粘土で同じ形を作らせる。
まるで遊びのようだが、形や大きさ、数の概念を自然に理解させる。
久野さんはこれを「事物教育」と名付けた。
また、絶えず語りかける「対話教育」も重視する。自分の考えや気持ちを伝える能力を自然に育むことができるという。
そして、小学校の入学後の教科別の学習を単に早期に身につけるためではなく、しっかりと発達段階を考慮した生活体験の積み上げを行う「教科前基礎教育」としています。
これらの3つの理念を持ち、その実践と理論が「KUNOメソッド」です。
■グローバル人材育成を目指すBBTが「KUNOメソッド」とコラボする理由
大学院、大学、インターナショナルスクールからプリスクールまでグローバル人材育成教育の専門家集団のBBTですが、そのBBTグループのJCQが協力を進めているのがこぐま会の「KUNOメソッド」。
現在、こぐま会の生徒数は、合計で約9,000人。そのうち国内は約400人。
そのなかで海外の生徒は、約8500人。
「KUNOメソッド」で学んでいるお子さんは、海外の方が多いのです。
グローバル人材育成教育の専門家であるBBTが小学校受験対策を含め、探究的な手法で学習する「KUNOメソッド」とコラボレーションしている理由のひとつに海外でも高い評価を受けていることがありそうです。
「痛いのは角度が違うから?」こぐま会の授業
JCQの放課後のカリキュラムの一つであるこぐま会の授業、見学させていただいた日のテーマは、図形でした。
こぐま会の先生と補助の先生が教室に入ります。
開始からきちんと挨拶。対話式のこぐま会の学び。
図形の形、反転、かどの形状(角度)など手にとって、見て、触って先生と話しながら図形の理解を進めていきます。
先生が言うには、
「子どもたちは、大人が思っているほど形を見る精度が整っていません。
目から入る情報は皆同じでも、解釈という意味では、まったく違う形を見ているといっても過言ではありません。
ですから、授業の中で形を見る、視点、方法などをみんなと一緒に考えることで、より精度の高い図形解釈ができるようになります。」
三角形はひっくりがえしても三角。
図形の分類を三角形や菱型、長方形と丸形の違いから理解していきます。
見学をした5歳児は、お話し好き。
こぐま会の対話学習は、ひとりひとり質問をしながら、説明と進めていきます。
「真四角・長四角の似ているところは?」
「どこが違うかな?」
先生は、ひとりひとり質問をしていきます。
対話式の良さは、子どもたちの自由な発想を授業に取り入れることができこと。
さっそく子どもたちから「半分に切ったら同じだよ」と図形を切った場合のイメージが提案されました。
先生は、切った場合の図形とその他の図形を比較させながら、その子の意見を取り込みながら授業をもう一段上げていきます。
このかどの数は同じかな?かどは、どんな形だと思う?
似ているところ、違うところからかどの数や形を考えることが、図形を正確に理解するのに、大きな役割を果たしていることに気づいてもらいます。
その形に何個のかどがあるのか?
幼児でもわかりやすく「とんがり」が何個あるのか?
「とんがり」の先端は、どのくらい痛いのか?
鋭利な角度を「痛そうだね」という触覚でも理解を進めます。
先生が丸い図形を頬に当てると「つるつるしているから(360度は)、痛くないね」。
ここでもかどのある形と丸の違いを、かどの数や形状から図形の分類につなげていきます。
次に折り紙に描かれた、いろんな形を4等分する学習です。子どもたちは形をはさみで等分し、それをまた元に戻すことで、形を見る(解釈する)ための視点を増やし、より精度高く形を認識できるようになりました。
こぐま会の授業を見学して
短い時間でしたが、授業を見学させてもらい感じたのが、まさしく「対話式」ということ。
先生は子どもたち、ひとりひとりに質問を何度も投げかけます。
質問であったり、なぞであったり、予測であったり、子どもの話したい気持ちを広げてあげるのです。
自分の考えと思ったことを言いたいと思わせ、そこから違う意見とともにまとめていきます。
その日のテーマにそって、コミュニケーション能力とテーマの理解とさらに協調性を育てていました。
プレゼン力や自分で考え、分析していく力が求められる国際バカロレアの教育。
そして、こぐま会が理論背景としている「KUNOメソッド」は、幼児の基礎教育でありながら、小学校受験にも対応できることが頷けます。
こぐま会の学びについて
こぐま会の学びについて高橋園長、古尾谷先生にお伺いしました。
■編集部:探究型のこぐま会の授業が放課後にある理由とはどのようなところがねらいでしょうか?
古尾谷先生: 2020年に小学校の学習指導要領も変わります。そこでは、アクティブ・ラーニングがポイントです。
園が必ずしも受験を推奨しているわけではないのですが、こぐま会と小学校の受験をサポートしているのは、受験で才能を生かせるお子さんもいるからです。
こぐま会の授業は、知識を積み上げていく暗記型ではない点が他の小学校受験塾と違うところだと思います。
生徒たちが作った調査レポートを持つ古尾谷先生。
高橋園長:こぐま会の対話式の学びは、小学校の受験教育の詰め込みではない、グループ型の知育教育といえるのではないでしょうか。
■編集部:なるほど。グループ型の知育教育ですね。
古尾谷先生:グループ型の知育教育であり、対話学習が中心で受験にも対応している探究型のプログラムを提供している点がこぐま会の特徴だと思います。
高橋園長:実際に小学校受験もこの数年で大きく変わってきました。
背景には、小学校で求める人材像が変わってきているようです。
これまでの「文字を書ける」、「数式を解ける」、だけではなく、探究的な学びができるお子さんを学校側が求めるようになってきています。
■編集部:2020年の文科省の学習指導要領では、アクティブ・ラーニングが盛り込まれています。
小学校から英語の学習が始まります。
こぐま会のプログラムは、小学校受験を考えているご家庭だけでなく、すべてのお子さんにとって今後必要とされるスキルを身につけることができるものだといえますね。
探究的な学びの先に小学校受験の準備ができるものだとも言えます。
探究心によって遠足が決まる。
高橋園長の話を聞いていて驚くのが「遠足」が「年間行事」で決まっていないこと。遠足は、探究的な学びの先に必要ならば実施されるとのことです。
■編集部:びっくりしたのですが、校外学習が年間行事で決まっていないのですね。春と秋でてっきり2回決まっていると思ったのですが…。
高橋園長:校外学習は、子どもたちの考えやアイデア、そして興味が掘り下げる時に開催します。実は、今日も上野動物園に行って帰ってきました(笑)。
今日もそうですが、子どもたちと先生が話し合う中で、動物園見学や地下鉄の構造調査などのテーマが設定され、それらが随時課外授業として実施されます。
そのため年間行事予定表に載っていません。
■編集部:毎年のルーティーンではないのですね。
高橋園長:そうなんです。学年やクラスによって行き先も、内容も変わるので年度始めに決められないですね。
子どもたちのアイデアや発想は毎年違います。
そのためクラスメートと話し合い、何をどのように調べたいか?で目的地や内容を決めていきます。
地下鉄は安全か?素朴な疑問から本格的な調査が始まる。
高橋園長:遠足の場所も内容も学年によってだいぶ違います。
5歳児クラスは、鉄道の歴史で、地下鉄が今と昔ではどのように違うのか?を調べるために地下鉄に乗って、さらに指令所も見学して比較をし、学びました。
4歳児は海の生物について調べるなかで、葛西臨海動物園で海の生態系を理解し、その先にある渚でさらに自然観察をしました。
■編集部:探究的な学びのための観察と分析。
編集部:探究的な学びのための観察と分析。
その調査ための校外学習。だから、高橋先生、古尾谷先生もどこに校外学習に行くことになるのかわからないんですね。
もちろん、校外学習が決まると先生方は安全に観察できるように下見に行ったり、充実した課外授業になるように準備されたりすると思いますが、大変ですね。
また、保護者の方も小さな研究者が校外学習などを通し、さまざまな疑問に取り組む姿を見ることで、学習内容に興味が深まるそうです。
高橋園長:先ほども述べたとおり、このように学びを深めていく過程を実際に子どもと一緒に経験していくと「そうだったのか!」とお父さん、お母さんも理解してくれます。
お父さん、お母さんの方が「学ぶことってこんなに楽しんだ!」と学び方に興味を持っていただくことも多いですね(笑)。
編集部:子どもが楽しく調べていく姿。そのプロセスを日々の成長で感じるお父さん、お母さんたちの素直な感想ですね。
最後に高橋先生から入学を検討されているお子様、ご家庭にメッセージをお願いします。
本園の教育経験を通して、グローバルなお子さんになってほしい。
自分で考えて行動できる子、自分の意見を言える子、さらにやさしさを持ったお子さんになってほしいと思います。
今日は、高橋先生、古尾谷先生、お忙しいところありがとうございました!
おすすめポイント!
取材して思ったのが、探究的な学びを体得し、英語力も育てながら日本の教育のなかでリーダーになれるお子さんを育てることができるのがJCQの特徴です。
しかし、JCQの良さは教育だけではありません。私たち親を助けてくれる仕組みがあるのです。
例えば共働きの家庭は、仕事を続けながら子どもを預けるのに多くの方にとって保育園しかありませんでした。
保育園は、幼稚園のように教育が目的ではないため、「預かってくれる」ことが中心。
乳幼児期の脳が成長する大切な時期に国際的に学ぶ力を育てて欲しいと思いますね。
日本語・英語のバイリンガルな表記。
同園では、国際バカロレアをベースとしており、探究的に学ぶ力や英語も同時に育ててくれます。
さらに共働きの世帯には嬉しいのは、保育園と同じ午後7時半まで預かってくれること。(延長保育は延長料金が設定されています)
さらに、夏休みも1週間と短いため、ひと月の夏休みで英語を忘れてしまう、ということもありません。
JCQと日本の幼稚園との比較表
JCQ幼児園と幼稚園、保育園の特徴を比較したものがこちら。
特徴は、教わる言語、内容、教員に大きな違いがあります。
しかし、保育時間や長期休暇などJCQは、幼稚園よりも保育園に近くなっています。
JCQの授業料は、一般的な幼稚園より高くなっています。
教育内容と預かり時間や日数などを考えて判断したいですね。
*長期休暇と授業料などは、幼稚園、保育園とも編集部が標準的な日数と金額を目安としてまとめたものであり、特定の園を比較したものではありません。
同園を卒園後、予想される進路
■ケース1 JCQ → アオバジャパン・インターナショナルスクール → 大学
JCQバイリンガル幼児園を卒園後、アオバジャパンインターナショナルスクールの小学部へ。国際バカロレアのPYP,MYP,DPと一貫して学び、国内外の大学に進学します。
■ケース2 JCQ → 公立小学校 → 国公私立中高(留学)→大学(留学)
JCQバイリンガル幼児園を卒園後、公立小学校へ。
小学校ではアオバジャパンのサマースクールなどに通い多文化な刺激を受け、中学受験をする。
国公私立の中高一貫校に進学し、高校1年でカナダに留学。大学は国内の大学を選び、航空力学を学びながらパイロットを目指す。
■ケース3 JCQ → 私立小学校 → 私立中高一貫校 → 大学
JCQバイリンガル幼児園を卒園後、私立小学校へ。私立中高一貫校で学び、大学で法律を学ぶ。司法試験を受験し、裁判官を目指す。
お問い合わせ
所在地: 〒104-0053 東京都中央区晴海1丁目8−2 晴海トリトンスクエア2階
電話: 03-6228-1811
URL:www.jcq.jp/
日本初!英語,日本語,中国3カ国学が学べる幼稚園。英語教育は卒園時に英検4、3級レベルを目標!日本語教育は全園児に名門小学校受験全ての項目と知能、体操、空手、ダンス、算盤、ピアニカ、リトッミクを必修にし、バランスよく総合能力開発を育てる
■こちらも参考にしたいですね。
【見学!】アオバジャパン・バイリンガルプリスクール 早稲田キャンパス
http://istimes.net/articles/835国際バカロレアの幼小中高の一貫校のアオバジャパン・インターナショナルスクールを運営する株式会社BBTが2016年9月に東京都新宿区高田馬場、早稲田大学の近くに開校したのがアオバジャパン・バイリンガルプリスクール 早稲田キャンパスです。
「世界で使える大学志願資格」国際バカロレア(International Baccalaureate)とは、世界中を転勤する家庭の子どもが、大学に進学できるように国際的に認められる大学志願資格を作ろう!という動きから生まれました。世界的な転勤族の子どもの教育を考えて生まれたと考えるとわかりやすいですね。
なぜ女子校激戦区の千代田区に国際バカロレア認定校がなかったのか?
http://istimes.net/articles/781女子校の激戦区千代田区。東京都23区の中核区で、千代田区の皇居周辺には国会議事堂、最高裁判所といった国の中枢機関が集まっています。その千代田区にインターナショナルスクールや国際バカロレア認定校など国際教育インフラがありませんでした。理由について一部加筆しました(9月3日)。
1976年に設立されたアオバジャパン・インターナショナルスクールは、東京の練馬区光が丘と目黒区青葉台にキャンパスを持つ、幼稚園から小学校、中学校、高校までの一貫校です。2013年に大前研一氏が代表を務める株式会社BBTが運営をはじめてから3年でIB校一貫校になりました。
国際バカロレアは、国公立・私立・インターナショナルスクールの三つどもえ?
http://istimes.net/articles/799国際バカロレアは、広島と東京が熱い?国際バカロレアは、国公立・私立・インターナショナルスクールがそれぞれ異なる言語で実施しています。なかでも広島はインターナショナルスクール、私立、公立と人口280万人の都市ながら国際教育に積極的です。また、東京は国立、公立も国際バカロレアコースを設置。全国に普及するか、が注目です。
インターナショナルスクールタイムズの編集長として、執筆しながら国際教育評論家として、NHK、日本経済新聞やフジテレビ ホンマでっかTV、東洋経済、プレジデント、日本テレビ、TOKYO FMなど各メディアにコメント及びインタビューが掲載されています。
プリスクールの元経営者であり、都内の幼小中の教育課程のあるインターナショナルスクールの共同オーナーの一人です。
国際バカロレア候補校のインターナショナルスクールの共同オーナーのため国際バカロレアの教員向けPYPの研修を修了しています。