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【ラジオ対談】東大京大は滑り止めに?!教育の国際競争力と日本の課題

【ラジオ対談】東大京大は滑り止めに?!教育の国際競争力と日本の課題

2018年1月3日放送のTokyo FMタイムラインに、弊誌編集長の村田が出演しました!村田が出演したのは、人気社会派ブロガーのちきりん氏が2018年の注目分野として挙げた「教育の国際競争力と日本の課題」というテーマのラジオ対談。タイムスでは、当日の対談を文字起こしした原稿をお届けします!箕面高校実績1/11データ加筆


人気社会派ブロガーちきりん氏との対談が実現!

日本屈指の進学校、開成高校で海外大学への進学者数が伸びている、という弊誌の記事を見て対談のオファーをくれた社会派ブロガー、ちきりん氏。

ちきりん氏は、対談の冒頭で「野球でいうところの大リーグを最初から目指してプロ野球の選手になるような、最初から世界で戦おうとする現象が日本の大学の教育分野でも起こってくるのではないか。今はまだ走りの段階で5年後位が本丸かなと思う。」と語りますが、実際はどうなんでしょうか?

村田が取材を経て得た情報を元に、ちきりん氏が鋭く考察しながら深堀りしていきます。

●ちきりん:人気の社会派ブロガー
関西出身。バブル期に証券会社に就職し、その後、米国への大学院留学を経て、外資系企業にて勤務。2011年からは、文筆活動に専念するため退職。対談や旅行など"楽しいことだけして暮らす"を実践中。
社会派ブログ「CHIKIRINの日記」  http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/ の他
日常生活を綴る「ちきりんぱーそなる」  http://d.hatena.ne.jp/Chikirin+personal/
愛用品を紹介する「★ちきりんセレクト★」 http://d.hatena.ne.jp/Chikirin+shop/
などのブログを書いている。
東京 FM ラジオ、タイムラインの隔週水曜日のコメンテーター。

開成高校が伸ばす海外大学への進学者数

●ちきりん氏)
村田さんの開成高校(東大にも毎年かなりの人数を送り込んでいるエリート高校)から海外大学に進学する生徒さんが増えているという記事を読みました。

▼ちきりん氏が読んで今回、ゲストに呼んでいただいた記事。

東大合格者数No.1の開成で静かに進むIVYリーグ1%の衝撃

https://istimes.net/articles/922

東京大学の合格者数で35年以上トップの開成高校。2012年は海外の大学への進学者数は0。しかし、2017年では、その1%が海外の大学に進学していく。東大から海外への流れを2012年以降の同校の公表データからまとめてみた。(編集部2018年1月データ追加)

●村田)
実際に調べ始めたのは、5年前の2012年の開成高校の進学実績のデータからなのですが、その時は海外大学に進学する生徒は0人でした。

でも、そこから9人、17人、22人と年を追うごとに増えていきまして、去年の合格者数と入学者数を調べたところ、22人が海外大学に合格し、実際に7人が進学している事が分かりました。
1学年400人程度の生徒がいますので、ついに1%を超えました。

一学年400名の開成高校のうち2017年は、22名が海外の大学に合格し、7名が進学している。

●ちきりん氏)
この傾向は今後も続いていくと思いますか?

●村田)
今後も、進学先も含めて多様化して増えてくると思います。

●ちきりん氏)
開成高校でこのような進学が増えた背景というか、理由は何なんですか?

●村田)
海外の情報が入手しやすくなったという背景があると思います。

●ちきりん氏)
インターネットで情報が得やすくなったという事でしょうか?

●村田)
そうですね。これまで海外の大学の情報を得る機会が少なかった。中学生、高校生の学生さんがネットを使う事で、どういう研究をしたいとか、自分の将来の進路を幅広い情報から比較、検討できるようになった。そこで「この大学を受けてみたい」「あそこの研究室に入りたい」という流れができてきたのかな、と思います。

ハーバード大学のアドミッションのホームページには、奨学金についても掲載されている。

●ちきりん氏)
今までだと、開成高校に限らず、日本の高校生は、行けるのならば東京大学、京都大学に行きたいと思う人が一番多かったのかと思うのですが、行きたい大学も変わってきているという事ですか?

●村田)
行きたい大学が変わってきていると思います。世界の大学ランキングを見ても、アメリカやイギリスの大学が上位に来ていて、アジアを見ると、東大、京大含めて全体的にランキングが下がってきているんですね。

できる学生ほど、学べる環境、自分のやりたい事が明確になっているので、どんどん自分で情報収集して、「こういうところに行きたい、こういう事がしたい」と明確になってきています。

海外大学を志望するきっかけは?

●ちきりん氏)
グローバライゼーションも声高に言われていますし、将来海外で活躍できるようになるためには、最初から海外に行った方が良いと思うわけですね。

海外大学進学について検討するにあたり、本人がそう思うのか、親御さんが勧めるのか、学校が勧めるのか、その辺はどれが最初なんですかね?

●村田)
私が実際に進学相談を受けている生徒さんですと、中学校の時に海外の学校訪問だったり、サマースクールだったりで実際に現地に行って、キャンパスがすごいとか、先生方が面白い事を教えてくれるといったところから、興味を持っています。

多くの大学では、高校生向けにサマースクールを開催している。
オックスフォード大学のサマースクールのホームページスクリーンショット。

●村田)特に私立の中高だと、学校の先生がどんどん積極的に海外に目を向けていて、オープンキャンパスに連れていってくれます。そこにプラスして、親御さんがバブル時代に海外留学した世代で、理解が得られやすいというのがあります。プッシュしてくれる。

また、本人もInstagramなどを通して、情報が海外、国内問わずに自由に入ってきていて、海外に抵抗感がない。

▼UCLAのインスタグラム。一度、足を踏む入れると心理的な距離感がぐっと近くなる。

海外大進学で存在感を増す、公立の箕面高校

●ちきりん氏)
確かに、中学校、高校時代にサマースクールや短期留学なんかで、アメリカの大学のキャンパスが素晴らしいのを見ちゃうと、「あ、ここで勉強したい」と思うという事ですね。
ちなみに開成高校だけではなく、他の高校、日本全体の高校で海外大進学を希望する生徒は増えているんですか?

●村田)
増えていると思います。
今回調べてみて分かったんですけど、大阪府にある公立高校の箕面高校。ここは普通の公立高校なんですけど、校長先生がかなり力を入れて海外大進学を後押ししています。
日本の普通のご家庭の生徒さんでも、受験のノウハウ含めた情報を入手して、対策を取って、あと心理ハードルさえ超えてしまえば、大学側は多様性を進めていて日本の生徒さんを取りたいので、どんどん合格させているという現実があります。

大阪府立箕面高等学校は、公立校として海外大学の合格者が近年急増している。
平成29年度は、海外大学の合格者数が36名とさらに増加しています。

●ちきりん氏)
箕面高校って、大阪府立高校の、いわゆる一般的な公立高校ですよね。
確か民間の校長先生の起用し、海外大学への進学に積極的になられたと聞いているんですが、結構な人数が海外大学に進学しているんですよね。

●村田)
箕面高校は、実際に合格者の人数がかなり増えておりまして、去年は17人合格しています。
(編集部修正:平成29年度は、36名が合格しています)

●ちきりん氏)
17人!?凄いですね。
おそらく大阪大学とかそういうところにも進学実績のある高校だと思うんですが、17人というのはかなりの人数ですよね。そうすると一般的な、普通のご家庭で育ち、地域の公立高校で育ち、いきなりアメリカの大学に進学するような生徒もこれから出てくるという事なんですかね?

●村田)
そうですね。その前にどういう風に自分が学びたいのか、アプライするためのノウハウの部分を習得できれば、入れると思います。

優秀な学生は、最初から世界に挑戦する時代

●ちきりん氏)
そういう進路指導をやってくれる高校かどうか、塾があるかどうかが重要だという事ですね。
ちなみに海外大学というと、授業料が高額になるというような話を聞くんですが、その辺は普通のご家庭のお子さんでも留学できるんですかね?

●村田)
分かりやすい例としてハーバード大学を出しますと、年間授業料が800万前後します。
(編集部加筆:授業料と寮費などの合計金額)

●ちきりん氏)
すごいですね!年間800万という事は、、4年間行くんですよね?都会でマンションが買えますね。

●村田)
ただ、ハーバードを含めて海外の一流大学は、奨学金の基金がかなり整備されているので、世帯年収に合わせて、授業料が変わる場合もあります。

●ちきりん氏)
特に成績優秀者だと奨学金が取りやすいというのがあるんですよね?

●村田)
取りやすいですね。

▼ハーバード大学ではどのように奨学金を申し込むのか、を動画で公開しています。

●ちきりん氏)
そうすると、普通のご家庭で、公立の高校生でも、可能性はあるという事ですね?

●村田)
あります。はい。

●ちきりん氏)
今言われていたケースというのは、皆、日本の大学も受けて比べているんですか?それとも最初から海外大学だけを目指しているんですか?

●村田)
海外の大学を目指す生徒さんというのは、英語力を含めて学力が非常に高い生徒さんですね。
尚且つ、積極的に海外に打って出る子というのは、課外活動も積極的にされているので、その時点でAO入試で日本の大学を安全牌として受ける事もできます。
ただまあ実際に、アメリカの大学を一般入試で受験する場合には、SATなどそれなりの対策が必要ですね。

●ちきりん氏)
ハーバード大学やスタンフォード大学のような、アメリカの一流大学に入ろうとするのであれば、勉学はもちろん必要だけど、ボランティア経験だったり、リーダーシップ経験が必要になってくるので、アメリカの大学で認められるような経験をしているのであれば、日本だとAO入試でそれなりの大学に入れてしまうという事ですね。

で、SAT(Scholastic Assessment Test:大学能力評価試験)、という風に言われたのは、日本でいうところの共通一次、つまりセンター試験ですよね。これにはそれなりの特別な対策が必要になると。

●村田)
はい。

▼SATを実施しているThe College Boardでは、模擬問題をインスタで公開している。

●ちきりん氏)
今後、開成なり他の進学校から海外大学に進学する生徒は、もっと増えていくとおもいますか?

●村田)
増えていくと思います。優秀な学生ほど、学びたい環境、目的意識がかなり高いので、日本でもインドでもフランスでも、国を選ばないです。学びたいものがはっきりしていれば、そこに進むだけなので、言語の壁を乗り越えてそこに向かっていくと思います。

●ちきりん氏)
高校生の頃から強い意志を持って、一人で海外に住む事も恐れないんですね。
例えば野球でいうと、一流選手は皆、大リーグに行ってしまう。大リーグに行けない人が、しょうがないから日本のプロ野球にいるみたいな構図があると思うのですが、日本の大学教育においてそういう事が出てくる可能性ってあるんですか?

●村田)
正直言ってあると思います。優秀な学生ほど、世界のあらゆる大学から進路先を選べるようになっています。
例えば、シンガポール国立大学ですと、奨学金で授業料は免除、尚且つ生活費まで出してくれます。

●ちきりん氏)
え!そうなんですか?

●村田)
かなり高額で生徒の引き抜きをする場合もあります。

●ちきりん氏)
シンガポール国立大学というのは、シンガポールの東大ですよね?優秀な学生であれば、海外の学生であっても生活費まで出してくれる。そこで英語で勉強して学位を取れば、変な話、就職先も日本に限定する必要は全くないですよね。

▼世界大学ランキングで東大を抜いてアジアトップとなったシンガポール国立大学のインスタグラム。

海外大進学に向けて、一番のハードルはメンタル

●ちきりん氏)
そういう道が今まだ少ないのは、テクニカルな、どうやって受験をするかみたいなノウハウが日本全国に行きわたっていないからだ、という事でいいですか?

●村田)
ノウハウと、、実は3つあると思うんです。その3つというのは、ノウハウ、言語、メンタルなんですね。

大阪の箕面高校の例を取ってみると、校長先生が一番尽力されたのは、言語力ではなくて、実はメンタルなんです。
実際に自分が海外に行って、現地の大学で学べるんだというメンタル部分。勇気であったり、可能性を信じる、一人でポンと行ってアウェイで戦えるんだというメンタル。

▼リベラルアーツ名門のウェズリアン大学。この中に入って行くメンタルは、馴れが重要。

●ちきりん氏)
高校生は18歳ですから、自分で違う国に行って、初めて親元を離れて、母語ではない言葉で、違う食べ物を食べて、色々な人の中で、自分の意見をどんどん発信できる、メンタルの強い人でないとやっていけないという事ですよね?

●村田)
きっかけは実はそんなに難しい事ではなくて。
実際にハーバードの校舎を回って、先生やアドミッションの方から「こういう学校ですよ。こういう学びがありますよ。」というのを自分の耳で聞いて、実際に体験していくと、その心理的なハードルがパッと取れてしまって、目標が定まっていくんです。

海外スタディーツアーのTAKTOPIAは、アメリカのMIT(マサチューセッツ工科大学)など大阪府立箕面高校のスタディーツアーを開催。

●ちきりん氏)
どこかのタイミングで、そういう学生さんが急増する可能性がありますね。

●村田)
あります。

●アナウンサー)
日本の大学は努力していかないと、これからどんどん滑り止めみたいな世界になってしまいますよね。

●ちきりん氏)
なってしまうと思います。
特に企業は、英語が出来て、リーダーシップ経験があり、多様性の中で生き残ってきた人を、とにかく採用したいと思うようになります。
人気企業が、海外の大学の卒業生ばっかり採るようになれば、人気企業に入りたければ、東大よりも海外の大学に行った方が良い、というような発想になりかねないですよね。そうなると加速がつくんじゃないかと思います。

こちらも参考にしたいですね。

なぜ、ハーバードに合格する名門インターナショナルスクールに偏差値がないのか?

https://istimes.net/articles/1010

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【東大からハーバードまで】世界名門大学インスタ勝負!vol.1

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世界名門大学のインスタグラムを徹底調査。リベラルな校風やアカデミックな雰囲気からユーモア溢れるインスタを紹介します。世界名門大学のインスタの世界とは?

7/23 追加!【ミネルバ・ワークショップ】最難関大学ミネルバ生によるワークショップが開催!

https://istimes.net/articles/992

世界で最も入学が難しいといわれているミネルバ大学がついにワークショップを開催。ミネルバ大学の1年生が全員身につける「HCカリキュラム」を体験する公開イベントが7月23日 9時から東京都港区で開催します。高校生、大学生を中心にミネルバ・スタイルの興味のある方を対象した体験イベントです。

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