国際高等学校が全寮制として、東海地方初の国際バカロレア認定校に
全寮制高等学校として2022年9月に開校した国際高等学校は、国際バカロレアのDP(ディプロマ・プログラム)認証を取得したと公表しました。
これにより、同校の生徒は国際バカロレアのDP(ディプロマ・プログラム)を履修することができます。
▽ 編集部は、同校の認定書を独占公開!NUCB International Collegeは、同校の英語名。
なお、本画像は、原本から解像度を下げて画像にして掲載しております。
原本は、同校でご覧ください。
同校は、今回の認定取得について生徒にとって下記のメリットがあるとしています。
探求型学習を行い、日本の高等学校卒業資格と国際的に認められる大学入学資格(国際バカロレア資格)を同時取得することが可能
引用:国際高等学校公式HPより
写真左:弓型の校舎、写真中央:円型の学生寮。
写真奥:大学図書館とカフェなどがあり、野球場、アメフト場、テニスコートなどスポーツ施設も整備されています。
写真提供:国際高等学校
日本の高等学校卒業資格は、国内外の大学に志願することができますが、各大学の受験方法に合わせて受験対策が必要です。
すなわち、学校の成績と同時に受験対策の2重対策が必要です。
しかし、国際バカロレアのDP(ディプロマ・プログラム)を履修している場合、DPの見込み点で大学に志願することができます。
すなわち学校の授業に集中することができ、そのスコア(成績)が大学受験時に使われるため「学業に集中すること」が進学に繋がります。
寮の共有部は、勉強とともにコミュニケーションが増えるようにゆったりと設計されています。
最速の認定の背景には
国際高等学校は、開校から4ヶ月(2022年9月開校)という短期間で取得できました。
全寮制高等学校として、東海地方初の国際バカロレア認定校になった国際高等学校の栗本理事長は、開校からわずか4ヶ月で正式認定された点について次のように編集部にコメントを述べました。
国際高等学校の栗本博行理事長からコメントをいただきました。
1、IB教育のinquiry-base(探求型)の学びの特色やTOKやEEなどDPとしての教育課程の魅力を全学的に理解し、経営大学院と連携しながら実践していた点が国際バカロレア認定が早かったのではないか。
2、討論型授業や寮生活を含めて英語を公用語としているため、英語力の高い生徒が多く学んでいます。国際バカロレア認定のポイントになったのではないでしょうか。
3、IB認証の基準を上回る教員採用条件とMBA流の教授法のトレーニングを経営大学院と連携しながら実施していた点も高い評価を受けたのではないでしょうか。
国際バカロレアの根幹であるTOK(Theory of Knowledge=知の体系)やEE()自分で選んだ課題について調査、仮説から検証を進め学術的な論文の形で発表することなど大学院との連携が国際バカロレア機構も高く評価をしていたと考えられます。
また、同校はハーバード流ケースメソッドを導入し、英語で討論型の学びを実践しています。
同時に同校の教員は、修士以上のため教員の質においても高い評価を受けたと考えられます。
国際バカロレアで全人格教育と全寮制の国際高等学校
国際バカロレア認定校となった国際高等学校。
全寮制で国際バカロレアを学べます。
日本の高等学校として、ハーバード流ケースメソッドなどを導入している点もユニークです。
今後も、同校の学びに注目が集まります。
日本庭園を眺めるライブラリー。
お問い合わせ
校 名:国際高等学校 (NUCB International College)
H P: https://ic.nucba.ac.jp/jp/
電 話:0561-73-8181(代表) 月-金曜9:00-17:00
定 員:225人・男女共学(全寮制)
学校種:高等学校(学校教育法第一条)
言 語:英語
場 所:愛知県日進市米野木町三ヶ峯4番地の4
イベント情報 | 国際高等学校《全寮制》ボーディングスクール
https://ic.nucba.ac.jp/jp/event/ボーディングスクールとは ボーディングスクールとは全寮制の学校教育を指しており、特に本校は英語を公用語とする男女共学の「インターナショナルボーディングスクール」です。国際高等学校の教育手法はリーダー...
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【見て分かる!】国際高等学校 校舎大図鑑!国際バカロレアの全寮制インターナショナルスクールのすべて | By インターナショナルスクールタイムズ
https://istimes.net/articles/526#outline49国際バカロレアで全寮制の高等学校になる「国際高等学校」が愛知県日進市に開校しました。私立高等学校の全寮制インターナショナルスクールの開校です。国際バカロレアで学び、ビジネススクールのケースメソッドも導入します。帰国生やインターナショナルスクールの生徒にとって国内ボーディングスクールとして新たな選択肢です。
インター生におすすめ【速報!】国際高等学校が愛知県知事より設置許可! | By インターナショナルスクールタイムズ
https://istimes.net/articles/1384国際高等学校が愛知県知事より設置許可!本年9月に開校へ。男女共学のボーディングスクールとして私立高等学校として開校します。同校はすでに国際バカロレア候補校になっており、カリキュラムの特徴としてハーバード流のケースメソッドを導入した学びを導入します。新年度が9月始まりの私立高等学校は、日本では珍しく、新年度を9月にしている時点で卒業生の多くが世界に進学を前提にしていると考えられます。
インターナショナルスクールタイムズの編集長として、執筆しながら国際教育評論家として、NHK、日本経済新聞やフジテレビ ホンマでっかTV、東洋経済、プレジデント、日本テレビ、TOKYO FMなど各メディアにコメント及びインタビューが掲載されています。
プリスクールの元経営者であり、都内の幼小中の教育課程のあるインターナショナルスクールの共同オーナーの一人です。
国際バカロレア候補校のインターナショナルスクールの共同オーナーのため国際バカロレアの教員向けPYPの研修を修了しています。