幼小中(高)と少人数の国際バカロレアへ
キャピタル東京インターナショナルスクール(以下、CTIS)は、2022年4月に小学部 (Grade 1 - Grade 5)を開校し、23年4月に中学部 (Grade 6 - Grade 9) を開校しました。
2024年4月に渋谷駅隣接するShibuya Sakura Stage に幼稚部を開園し、2026年4月に高校部 (Grade 10 - Grade 12)を開校予定です。
■小学部、中学部 説明会開催!
小学部の11月説明会は、南麻布キャンパスで開催されます。
11/25 (土) 10:30-11:30 会場:南麻布キャンパス
中学部説明会は、現在G5-G7 の生徒がいるご家庭を対象に南麻布キャンパスで開催されます。
12/9 (土) 10:30-11:30 中学部説明会 会場:南麻布キャンパス
▽ お申し込みはこちら。
Capital Tokyo International School (CTIS)
説明会では、希望者に創立者の佐藤 崇弘理事長がなぜCTISを開校したのか、その理念が詰まった著書『「好きなこと」を「好きなだけ」やればいい』がプレゼントされます。
23年4月に中学部が開校。26年に高等部 開校へ
編集部は、CTISの教育事業部の山田さんにキャピタル東京インターナショナルスクールが目指す方向についてお聞きしました。
ドイツ、イギリスのインターナショナルスクールで学び、国際バカロレアのDPを取得した経験があるCITSの山田教育事業部長。
村田:創立から2年目ですが、この1年で大きくスクールが変わった点を教えてください。
山田様:教育環境の整備やIB認定に向けたカリキュラム設計など、大急ぎで整えてきました。
短期間に色々な変化がありました。
立ち上げ当初は体育や美術は日本語による授業でしが、今は全ての授業が英語ネイティブのIB教師による100%英語授業になっています。
教師が20人近くまで増えたことも大きな変化です。
現時点での生徒数は小中学部合わせて50名ほどですが、生徒数が揃うより先に教科担当、コーディネーター、クラス担任とそれぞれの役割で優秀な人材を確保しています。
立ち上げたばかりのインターナショナルスクールではありますが、経験豊富な教師やスタッフを採用しています。
2年目にして既に手探り感もなく、定めた目標に向かって全員で急速に環境を整えて行っているという感じです。
特に学校長のヘルマンは世界各地のIB校での勤務経験が豊富なだけでなく、日本の学校もIB校にした実績があり、安心感があります。
加えてビックリするほどワーカホリックなので、CTISらしいベンチャー的な運営ができています。
グスタフ・ヘルマン学校長は、IB MYPコーディネーター/IB DPコーディネーター/IB CASコーディネーターなどを兼務しています。
ザンビア、アメリカ、アルゼンチン、インドネシア、中国、マレーシア、ブラジル、日本のインターナショナルスクールで教育に携わってきました。
村田:2年目になり先生の特徴も出てきたと思います。また校風として生徒さん、保護者の方からの特徴について教えてください。
山田様:個性豊かな教師が集まっていまして、それがIBらしいワクワクする授業作りにつながっています。
新設校に入職しようと思う教師ですから、できるだけラクをしよう、言われたことだけやろう、という教師はいません。
仕事が多いことや自分で作り上げないといけないことなどが多いことが分かった上で加わっていますし、ご自身もワクワクしたい、楽しみたいという空気を強く感じます。
生徒についても個性豊かな子どもが多く、PBLの授業でもユニークな意見や質問がたくさん出るので、頼もしく思います。
CTISでは大人の管理の都合やラクな指導のために子どもの行動を制限することはできる限りしないようにしています。
もちろん社会的に問題があることや本人の成長に繋がらないことは指導をしますが、大人の都合で個性を潰さないように気をつけています。
手間はかかりますが、それによって勉強が割と大変であるにも関わらず、楽しく過ごせているように思います。
放課後に生徒さんと談笑する山田教育事業部長。
村田:国際バカロレアの候補校として、準備が進んでいると思います。2年目の学びの特徴おすすめの授業、先生の授業を教えてください。
山田様:生徒、保護者様、教師、スタッフ、全方向に非常に評判が良い授業の代表はピレス先生のPE(physical education)の授業です。
体育に探究やステューデントエイジェンシーの要素を盛り込むというのはあまりイメージできていなかったのですが、色々なツールを生徒自身が選んで組み合わせて使う運動や、それぞれが好きなように超えていくパルクールなど見ているだけでも楽しめます。
生徒はPEの授業の中でクラスメイトと少し揉めながらも協働して目的を達成するというプロセスに自然に慣れて行っているように見えます。
▽ CTISは、放課後やウィンター、サマーなど外部生向けプログラムの提供も始めました。
キャピタル東京インターナショナルスクールによる放課後カリキュラム
https://clubs.capitaltokyo.com/東京都南麻布のキャピタル東京インターナショナルスクールによる放課後カリキュラムを開始。内容はSTEAM(プログラミング)とP.E.(パルクール・体操)。英語学童では身に付けられない実践的なスキルを手に入れよう。
村田:中学部は開校して1年目ですが、中学部に入学される生徒さんは、帰国生やインターナショナルスクールの転校生が多いのでしょうか。学年相当の英語力は必須でしょうか?
CTISの校風 2年目で飛躍
山田様:初年度に加わった中学部の生徒については、海外の転勤で転校したり、CTISが合わなくて辞めてしまったりということがありました。
小学生まで日本の学校に行っていた生徒でも受け入れていますが、小学校低学年に比べて求められる英語力も高くなります。
日本の小学校に通っていて、中学部から入学を検討している生徒さんについては、英検3級相当の知識があれば仮にスピーキングやリスニングが苦手でも直ぐにキャッチアップする可能性が高いです。
CTISのカラフルで洗練されたファニチャーが印象的。
山田様:一方で英会話スクールや英語学童にずっと通っている生徒で周りが「英語が上手」と思っている生徒も語彙力や文法知識に乏しく、且つ「自分は英語が話せる」という自身がありすぎてあまり英語力を強化する意志がない場合は難しいこともあります。
色々なケースがありますので、一概に英語レベルだけで合格、不合格が決まることはありません。
学ぶ意欲と学ぶ能力があれば、中学から勉強しても十分に大学やビジネスで活躍するために必要なレベルの英語を修得することができます。
加えて、インターナショナルスクールの文化は日本の学校の文化とは違いますので「自由なところ」と思って入学すると「思っていたのと違う」と感じることもあるようです。
継続している生徒さんは着実に力をつけてきていて、アカデミックな英語をどんどん修得して、CTISの勉強のスタイルや文化に慣れてきているように思います。
また、来年度に向けて出願してくださっている生徒さんの中には大使館関係の外国籍の生徒や帰国子女が増えてきていますので、来年度は更に多様な生徒が集まる中学部になりそうです。
2026年に幼小中高の国際バカロレア一貫校へ
生徒さんの姿を見て、少人数制の良さがわかります。
説明会など見学がおすすめです。
山田様:CTISは2026年にK-12のIB一貫教育の完成を目指しています。
1クラス定員12人の少人数制で運営していることが大きな特徴です。
保護者様に特に評価をしていただいている部分は、日本人としてのアイデンティティや日本文化の中で仕事をしていくための学力とコミュニケーション力を身に着けながら、英語でIB教育を受け、国際感覚や異文化理解力を養うという点です。
そして、外国籍の生徒に対しては、せっかく日本に住むわけですから、IB教育を英語で受けながら、日本語を学ぶだけでなく日本文化や日本コミュニティーでの振る舞い方、日本のビジネスなどの知識を得て、将来社会に出た時にスキルとして使ってもらいたいという思いがあり、そのようにCTISを紹介しています。
写真用にポーズをお願いしたところ、生徒さんと扇のポーズ。
student central(生徒中心)を絵に描いたようなポーズ。
少人数制で教職員とも距離感が近いのも特徴です。
小学部の11月説明会は、南麻布キャンパスで開催されます。
11/25 (土) 10:30-11:30 会場:南麻布キャンパス
中学部説明会は、現在G5-G7 の生徒がいるご家庭を対象に南麻布キャンパスで開催されます。
12/9 (土) 10:30-11:30 中学部説明会 会場:南麻布キャンパス
▽ お申し込みはこちら。
お問い合わせ
キャピタル東京インターナショナルスクール
HP:https://www.capitaltokyo.com/
TEL : 03-6427-7133 (代表)
Email: info@capitaltokyo.com
Address: 106-0047 東京都港区南麻布4-11-30南麻布渋谷ビル4階(受付)・5階
インターナショナルスクールタイムズの編集長として、執筆しながら国際教育評論家として、NHK、日本経済新聞やフジテレビ ホンマでっかTV、東洋経済、プレジデント、日本テレビ、TOKYO FMなど各メディアにコメント及びインタビューが掲載されています。
プリスクールの元経営者であり、都内の幼小中の教育課程のあるインターナショナルスクールの共同オーナーの一人です。
国際バカロレア候補校のインターナショナルスクールの共同オーナーのため国際バカロレアの教員向けPYPの研修を修了しています。