Terra Academyと弊誌の共同イベントが開催されました。
Terra Academyは、テクノロジーの変化と少子化、さらにグローバル化を見据え、不確実な未来を生きるために自分らしくワクワクイキイキと生き続ける力を養いたいという考えの元に創立されました。
イベント当日は、活育教育財団 共同代表理事の野崎 智成さんよりTerra Academyの活動の内容が説明されました。
「未来を見据え、ワクワクイキイキしながら社会とともに生き続ける力を育む」
Terra Academyにとって、今回のサマーキャンプがキックオフ。活動について語る野崎さん。
Terra Academyについて
Terra Academyでは、海外進学のサポートも実施しますが、具体的に海外のトップ大学に入るためには、グローバルスキル(リーダーシップ、課題解決能力)スキル、エッセイ、面接、課外活動、AO入試のスキルなども、(基礎的な)英語力を養います。
次に弊社の編集長の村田より、これまでの教育の変化から、「なぜ、Terra Academyがすごいのか」について説明をいたしました。
説明では、これまでの知識暗記型から探究型に移行しつつあること。
探究型で必要となってくるのが、Terra Academyが取り組む21世紀型スキルではないか、と説明がありました。
弊誌は、これまでの教育、今の教育、そして未来の教育について簡単に時系列で説明しました。
Terra Academyの学びとは?
Terra Academyの町田 来稀さんより、Terra Academyの内容、サマーキャンプの説明がありました。
Terra Academyについて説明する左から町田さん、野崎さん
アメリカのIVYリーグのブラウン大学を卒業した町田さんは、自身の体験とTerra Academyのメンバーの経験を活かし、海外大学の選び方から志願方法についてサポートできると説明。
なかでも、進学相談部分のノウハウは人から教えることで、ぐっと理解できると指摘します。
▼町田さんが卒業したアメリカのIVYリーグの1校であるブラウン大学。緑豊かなキャンパス。
海外大学の志願で最も重要なのは、エッセイと町田さん。
重要なのはエッセイ、いかに面白くアピールするか?
自分の哲学、自分の軸を言葉で書き出す力が必要。
80回でも、書き直しながら志望理由と自分を売り込んでいくエッセイに書落とす。
また、日本人が躊躇するのは、海外の大学の授業料と滞在費。
しかし、そこも多くの大学が「国際的な多様性」を確保するために「日本人に来て欲しい」ため多様な奨学金があると指摘します。
海外の大学は、奨学金も充実させているのに「なぜ日本人が志願してこないのか」なぞと思われているようです。
日本人の学生を取りたいと思う海外の大学と「どうしたら志願できるのか、わからない」をつなげるのがTerra Academyの活動のひとつです。
グローバルスキルを身につけるためのキャンプ
キックオフとなるサマーキャンプは、「グローバルスキルを身につけるためのキャンプ」であり、グローバル・マインド、課題解決スキル、発信力と表現力の3つのポイントがあります。
デザイン思考、スクラム開発について説明する町田さん。
プロジェクト・マネージメントの手法であるスクラム開発の手法を導入します。
スクラム開発では、参加者と一緒に試作品を作り、失敗から学びます。
それが大事であり、そこからフィードバックをもらい、成長力を身につけていきます。
サマーキャンプのスケジュールを説明する町田さん。
海外でも通用する「プレゼンの12のポイント」など大人も身に付けたくなるスキルも学ぶことができます。
説明の中で、印象的だったのが次の言葉。
脳のニューロンが繋がる時間は、勉強した後のリラックスした時間。それが重要です。
すなわち夕食後や寝る前までの時間に脳の中でニューロンが繋がり、理解が進むそうです。
脳科学の視点からも、詰め込むのではなく、効率的に21世紀型スキルを身につけることができます。
説明会の質疑応答では、町田さんよりサマーキャンプの豊富な経験と優秀なファシリテーターと個人的に仲良くなり、次のことを意識して欲しいとコメントがありました。
「旅行でも海外に行ったことがない」「英語ができないから海外の大学は無理」と考えている中高生にサマーキャンプを通して、ファシリテーターとともにネットワークを作って欲しい。
そして、ファシリテーターからアドバイスをもらって「海外進学」のネットワークとアドバイス、ノウハウ、つながりを得て海外に行く可能性を広げて欲しい。
また、Terra Academyの活動は、参加者だけのものではないと野崎さんは語ります。
「親御さんにもグロース・マインドセットが必要」その情報を含めてそれを提供できるのがTerra Academyの試みです。
海外大学から参加してくれた学生。
5日間で人生が変わるわけではないけれど、変わるきっかけになる。
Terra Academyの新しい国際教育の学び。
きっかけの夏にしたい中学生・高校生はぜひ検討したいですね。
キャンプ概要とお問い合わせ
日程:8月11(金)~15日(火) 4泊5日
場所:筑波大学館山研修所 千葉県館山市
対象:高校生 ※海外大学進学を視野に入れた、熱意ある中学生は歓迎します
定員:40名 ※先着順
参加費:98,000円(税込)※宿泊・食費を含みます。
一般財団法人活育教育財団からの支援により、全参加者に52,000円のサポート奨学金が寄附されることになりました。
英語力:アクティビティなどで簡単な英語も使いますが、バイリンガルの講師が複数いるため英語はどのレベルの方でも参加できます。
▼お問い合わせは、こちら。
Terra Academyとは、グローバルリーダー育成のプロがタッグを組みこれまでにない新しい21世紀型の教育をお届けする教育事業団体です。サマーキャンプや海外トップ大学への進学を中心とした私塾事業も始めます。海外進学・留学を検討している生徒のためのアカデミーです。
■こちらも参考にしたいですね。
【サマー】21世紀の高校生は、この三種のグローバルスキルをハックせよ!Terra Academyの高校生向けのサマーキャンプ
http://istimes.net/articles/947グローバル・リーダーを生み出す三種の必須スキル。それが「グロース・マインドセット」「デザイン思考」、そして「クリティカル・シンキング」。21世紀のグローバルスキルのトップ講師がついにサマーキャンプに集合。海外大学と名門大学の進学を考える高校生は、受けておきたいサマーキャンプですね。説明会日程も加筆し、再掲載。
【おめでとうISAK!】インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢の第1期の卒業式が開催されました。
http://istimes.net/articles/960インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(ISAK)の卒業式が開催されました。2008年9月「学校、つくります」という小林りん代表のブログから始まったISAK。国際バカロレアの認定、さらにUWCの加盟とISAKの一期生とともに歩んだ学校に編集部もお祝いします!
ボーディングスクールのスゴイ学費。世界トップに人脈を作るには、やはりお金がかかる?
http://istimes.net/articles/775世界トップの子弟が学ぶボーディングスクールの学費とはどのくらいかかるのでしょうか。中学校・高校で培った人脈は、一生続きます。ボーディングの学費とその施設を中心にまとめました。
インターナショナルスクールタイムズの編集長として、執筆しながら国際教育評論家として、NHK、日本経済新聞やフジテレビ ホンマでっかTV、東洋経済、プレジデント、日本テレビ、TOKYO FMなど各メディアにコメント及びインタビューが掲載されています。
プリスクールの元経営者であり、都内の幼小中の教育課程のあるインターナショナルスクールの共同オーナーの一人です。
国際バカロレア候補校のインターナショナルスクールの共同オーナーのため国際バカロレアの教員向けPYPの研修を修了しています。