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海外で勉強するならこの国!【2017年度学生が住みやすい世界の街ランキング】

海外で勉強するならこの国!【2017年度学生が住みやすい世界の街ランキング】

様々な角度から調査した2017年度「海外から来る学生が住みやすい街」のランキングが発表されました。日本の都市はランキングに入っているでしょうか。 楽しい学生生活を過ごすならどの国のどの街に行けばいいのでしょうか。Chika B記者が様々な視点からご紹介します!


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海外からの学生にとって、住みやすいは、学びやすい?

毎年、様々な世界の大学のランキングを出している会社「QS」が先ごろ、2017年度「海外から来る学生が住みやすい街ランキング」を発表しました。

この調査は大学の質、生徒のための設備、住みやすさ、学生の声、就職状況、国際性、治安、など
様々な角度から調査したものです。

学生が住みやすい街はどこなのでしょうか。日本はランクインしているのでしょうか。様々な視点からご紹介します。

国際的な街、カナダ、モントリオールが一位に!

2017年「学生が住みやすい街」第一位に選ばれたのはカナダのモントリオールです。
冬季オリンピックが開かれた場所として有名ですね。

カナダの母国語は英語でありながら、モントリオールでは主にフランス語が話されていて皆2ヶ国語話す上に、世界中から多くの移民が移り住んでいるため、多くの言語が飛び交う街です。
言葉や文化や人種が入り混じったこの国際的な街が、多くの海外からの学生を魅了し堂々の一位となりました。

モントリオールの人々はフレンドリーであり、また物価が安く経済的に無理せず生活ができる点も住みやすい街に選ばれる特徴でしょう。。
昔ながらの街並みを残しながらも、ナイトライフや多くのカフェ、ライブやアートの活動などが盛んに行われていて、勉強とともにシティライフも楽しめる点が学生の満足度につながっているようです。

カナダの最高学府マギル大学、モントリオール大学などのレベルの高い学校があり世界中から留学生がやってくるようです。

カナダは学生に人気の国

モントリオールだけではなく、カナダは全体的に学生にとって人気の国です。バンクーバーが十位、トロントが十一位に入っています。

理由はイギリスやアメリカよりも学費が安いこと、英語圏なので既に英語を話す生徒は比較的簡単にカナダの大学に馴染めること、カナダも積極的に留学生を受け入れていることなどがあります。

また、アメリカの現政権ではいつ移民や留学生への法律が変わるかわからない、と危惧する学生たちがアメリカへの留学の代わりにカナダを選ぶ、というケースも増えています。

▼カナダのトルドー首相は、まさにカナダの教育の良さの象徴です。

イケメン首相は、元教師!カナダの深イイ教育とは? 

http://istimes.net/articles/926

カナダの23代首相のジャスティン・トルドー。英語とフランス語が公用語のカナダで教師として教壇に立った後、政治の道に進みました。父ピエール・トルドーもカナダ首相を務め、「多文化主義」を進めました。カナダの教育の背景には、多文化理解を進める父ピエール理念が息子ジャスティンに教育として受け継がれています。

ヨーロッパの首都は不動の強さ

二位 パリ

何年も一位をキープしていたパリですが今回は二位になりました。

パリは、物価の高さや最近ではテロが起きるなど、学生が住むことに不安となる要素もあるように見えます。
しかし、「結局100パーセント安全な街はない」という意見やそれらの不安要素を補うだけの、素晴らしい文化、教育機関、に魅了される学生が多いようです。

三位 ロンドン

ロンドンはブレクシットに伴い、学生からの人気も下がるのではないかと危惧されていましたが、昨年の五位よりランクを上げて堂々の三位に入っています。

パリ同様、物価が高いことで有名なロンドンですが昨年のブレクシット発表以来、ポンドが下落しており、留学生にとっては以前より安めに留学できるようになったようです。

オックスフォード大学、ケンブリッジ大学など世界的に有名な大学がロンドン近郊にある他、ロンドンにも大学が多くあるため、多くの学生が集まります。

▼人気のインターナショナルスクール・オブ・ロンドンの取材記事はこちら。

【英国発】人気のインターナショナルスクール・オブ・ロンドンに潜入リポート!

http://istimes.net/articles/915

ロンドンで国際バカロレアを採用しているインターナショナルスクール・オブ・ロンドン(ILS London)。世界から転勤してくる生徒に母語と大切に探究的に学ぶインターナショナルスクールとして同校を訪問し、魅力について伺いました。ロンドン在住のChika B記者が同校をご紹介します。

ランキングに入った日本の都市は!?

日本は東京が七位にランクイン。

自然が多く学生が溢れる街、というよりも様々な種類の人々が住み、忙しく賑やかで世界をリードする活気溢れた街、西洋文化とは違う独自の文化が発展した街、で暮らしたいと思う学生が集まるのだそうです。

ランキングを発表しているQSによると、東京に留学生が住む点でマイナスだと感じられるポイントは「住居費の高い」「大学内で留学生の数が他の国の大学と比べて少ない」こと。

そして他の国よりもずば抜けて良い点として
「就職活動がしやすい」点が挙げられるそうです。

「就職活動のしやすさ」というのは、他の国よりも多くのインターンシップの機会があり、また就職活動もしやすいのだそうです。

学生は東京の大学で勉強しながら、様々な就業経験や就職活動が多くできる機会が得ることができます。

関西は、17位に入っています。

東京は情報や人が集まりすぎていて、もう少しゆっくりしたペースで勉強したい、と思う学生が関西に集まるようです。

京都や奈良は日本のことをじっくり知ってもらうには最適な場所でしょう。

2017年度「学生が住みやすい街ランキング」トップ10はこちら

学生が住みやすい街をカウントダウン!

10位 バンクーバー(カナダ)
9位 ミュンヘン(ドイツ)
8位 ボストン(アメリカ)
7位 東京(日本)
6位 ベルリン(ドイツ)

5位 メルボルン(オーストラリア)
4位 ソウル(韓国)
3位 ロンドン(イギリス)
2位 パリ(フランス)
1位 モントリオール(カナダ)

ランキングには、カナダとドイツが2都市入っています。
アジアでは、ソウル(韓国)がロンドンの次につけています。

東京がアジアトップではないのが残念ですね。
モントリオール、パリとフランス文化の街が上位に選ばれています。
経済や文化が発展した大きな都市が主に選ばれていますね。

安く留学するできる街は?

一方、学生が「安く」住める街、と「経済的な優しさ」にクローズアップしたランキングも同時発表されています。
「学生が安く住める街」、第1位はマレーシアのクアラルンプールです!

海外からクアラルンプールに勉強しにやってくる学生にかかる平均の年間学費は2900ドル。日本円にすると約32万円になります。
ロンドンだと日本円で平均年間学費が236万円であることを考えると破格に感じますね。

希望する勉強ができるのであれば気候も良く治安も良いクアラルンプールで勉強するのもいいかもしれません。

以下、「安く学生が生活できる都市ランキング10」

学生生活が安くできるのは、次に10都市が選ばれています。

1位 クアラルンプール(マレーシア)
2位 リヤド(サウジアラビア)
3位 ワルシャワ(ポーランド)
4位 メキシコシティ(メキシコ)
4位 モンテレイ(メキシコ)

ドナウ川が流れるブダペストは、古くからの街

6位 ブダペスト(ハンガリー)
6位 サンクトペテルブルグ(ロシア)
6位 トムスク(ロシア)
6位 キエフ(ウクライナ)
10位 ヨハネスブルグ(南アフリカ)

学費や生活費の安さ、だけに注目すると、大都市ではなく小さい国の首都になることが多いようです。
マレーシアのクアラルンプール、リヤドとイスラム教徒が多い国都市が選ばれているのも印象的ですね。
また、ワルシャワ、ブダペスト、サンクトペテルブルグ、トムスク、キエフ、と東欧の都市が選ばれています。

▼ポーランドの教育については、ポーランド在住のチェシェク記者の記事が面白いですよ。

【ポーランド発】修士・博士が激増!高学歴が多いポーランドの小学生の一日とは?

http://istimes.net/articles/946

日本より授業時間は短いけど多忙なポーランドの小学生!学校のカリキュラムは一体どうなっているのか「なぜ、こんなに勉強するのか」調べてみました。ポーランド在住のチェシェク記者のレポートです。

ランキングを参考にして留学

世界には多くの学生が住みやすい街があります。留学先として一般的でない国や街でも、楽しい学生生活を過ごせる街がありそうですね。

世界の大学の様々な点を調査し、ランキングをつけているこちらのウェブサイトを参考にして
自分にぴったりな進学先や留学先を決めるのもいいかもしれません。

QS Top University
世界の大学についてあらゆる調査をし、ランキングをつけている会社のウェブサイト
https://www.topuniversities.com/university-rankings

こちらも参考にしたいですね。

【英国発】人気のインターナショナルスクール・オブ・ロンドンに潜入リポート!

http://istimes.net/articles/915

ロンドンで国際バカロレアを採用しているインターナショナルスクール・オブ・ロンドン(ILS London)。世界から転勤してくる生徒に母語と大切に探究的に学ぶインターナショナルスクールとして同校を訪問し、魅力について伺いました。ロンドン在住のChika B記者が同校をご紹介します。

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カナダの23代首相のジャスティン・トルドー。英語とフランス語が公用語のカナダで教師として教壇に立った後、政治の道に進みました。父ピエール・トルドーもカナダ首相を務め、「多文化主義」を進めました。カナダの教育の背景には、多文化理解を進める父ピエール理念が息子ジャスティンに教育として受け継がれています。

東大合格者数No.1の開成で静かに進むIVYリーグ1%の衝撃

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