Powered by Global Step Academy    
ブリティッシュ・スクール・イン 東京が、日本人アーティスト青山悟氏との 「アーティスト・イン・レジデンス」プロジェクトを開始

ブリティッシュ・スクール・イン 東京が、日本人アーティスト青山悟氏との 「アーティスト・イン・レジデンス」プロジェクトを開始

ブリティッシュ・スクール・イン 東京(以下BST)は日本人アーティスト、青山悟氏との「アーティスト・イン・レジデンス」プロジェクトを開始しました。BSTの生徒が世界的に有名な日本人アーティストと一緒に作品制作をするのは、今回が初めてとなります。


「アーティスト・イン・レジデンス」は、2022年9月から2023年4月の期間、青山悟氏を中心に、BSTの初等教育科生徒と中高等教育科生徒が進めるアートプロジェクトです。このプロジェクトは全8回のワークショップとチュートリアルセッションで構成され、各セッションではそれまでのセッションで得てきたコンセプトやスキルを駆使しながら作品を完成させていきます。

「アーティスト・イン・レジデンス」プロジェクトを通じて、生徒たちは制作プロセスを学びます。またアーティスト青山氏とのコラボレーションの中で「多様性」をテーマにした作品制作を進めます。

完成した作品「Diversity Map with Clocks」は2023年9月東京都 虎ノ門・麻布台プロジェクトにオープンするブリティッシュ・スクール・イン 東京 プライマリー スクール 新キャンパスに展示される予定です。

《Planning Drawings for BST’s “Diversity Map” #1》

ブリティッシュ・スクール・イン 東京 学校長 ポール・タフより

青山氏をBST初のアーティスト・イン・レジデンスとしてお迎えすることができ、喜ばしく思っております。このような機会はめったにありません。BSTの才能ある生徒たちが、アーティスト青山氏からの直接の指導により大きな恩恵を受けることでしょう。このコラボレーションが私たちコミュニティの多様性、そして日本とBST独自のつながりを反映した、素晴らしい作品を生み出すことに間違いないでしょう。このプロジェクトを実現させてくれたBST年次基金の支援に大変感謝しております。

アーティスト青山悟氏より

BST生徒との制作活動を大変楽しみにしています。大きなスケールで、自由な、そして現代社会の多様性を反映した作品となります。

BST「アーティスト・イン・レジデンス」プロジェクトは、BST年次基金からの支援を受けています。BST年次基金は、BST 初等教育科と中高等等教育科生徒のための、より充実した学習体験の実現、そしてよりチャレンジングな機会の提供を目的としています。

ブリティッシュ・スクール・イン 東京(The British School in Tokyo)

ブリティッシュ・スクール・イン 東京は、1989年に学校法人渋谷教育学園の中の一校として設立されました。3歳から18歳までの60以上の国籍からなる生徒が英国ナショナルカリキュラムに基づき学んでいます。現代の英国アイデンティティに、国際色を取り入れた教育を日本の地で提供する英国公認ブリティッシュインターナショナル スクールとして、生徒の英国帰国後の学習の継続、他校への転校、また大学への進学等、生徒それぞれのあらゆるニーズに対応できる教育を行っています。

BSTの使命は生徒一人ひとりの可能性を伸ばし高い志と探求心をもった豊かな個性の育成を目指し、下記のコアバリューを掲げています。

- 自己ベストを目指します。
- 誠実であり人にやさしさ、思いやり、敬意を表します。
- 強い好奇心を持ち、物事を創造的、革新的に考えます。
- 多様性を受け入れ個性を尊重します。
- 国際的視野を持ち文化の違いに敬意を払います。
- 社会的及び環境的問題に対する意識と責任を持ちます。

青山 悟

撮影:本野克佳

1973年東京生まれ。ロンドン・ゴールドスミスカレッジのテキスタイル学科を1998年に卒業、2001年にシカゴ美術館附属美術大学で美術学修士号を取得し、現在は東京を拠点に活動。工業用ミシンを用い作品を制作している。

BST年次基金


BST年次基金はBST 初等教育科と中高等教育科の生徒に、より素晴らしい学習体験、そして通常では得ることができない経験や機会を提供するための基金です。
基金のためのキャンペーンが毎年10月から翌年2月にかけて行われ、年間を通し学校スタッフ、生徒、保護者から年次基金の支援対象となるプロジェクトの提案やアイデアが出されます。出されたアイデアはBST学校長、ファイナンス ディレクター、そしてトラスティー教育委員会代表、ディベロップメント委員会代表たちから成る年次基金配分委員会に提出されます。

BST年次基金へのご支援は、いかなる規模のものでも大変意味のあるものであり、BSTはありがたくお受けし感謝いたします。

ブリティッシュ・スクール・イン 東京 新プライマリー スクール 虎ノ門・麻布台キャンパス

ブリティッシュ・スクール・イン 東京 は2023年9月、東京都 虎ノ門・麻布台プロジェクトに新しいプライマリースクールキャンパス(移転申請中)をオープン予定です。新しいプライマリースクールはNursery (3歳児) から Year 6 (満11歳)までを通した教育に必要なすべてを完備するだけでなく、現在渋谷キャンパスと昭和女子大学構内にある昭和キャンパスの2つのキャンパスに分かれたBST プライマリースクールが初めて統合され、プライマリー生徒全員が同じキャンパスで学ぶ環境を実現します。

メディアコンタクト:
Marketing@bst.ac.jp

関連する投稿


BST to Deliver IBDP from August 2025

BST to Deliver IBDP from August 2025

The British School in Tokyo (BST) is delighted to announce that the school has been officially authorised as an IB World School and will offer the International Baccalaureate Diploma Programme (IBDP) to students in Years 12 and 13 from August 2025.


国際バカロレア認定校へ ブリティッシュ・スクール・イン東京(BST)が2025年8月よりIBDPを導入

国際バカロレア認定校へ ブリティッシュ・スクール・イン東京(BST)が2025年8月よりIBDPを導入

ブリティッシュ・スクール・イン東京(BST)は、このたびIBワールドスクールとして正式に認定されました。これにより、2025年8月よりインターナショナル・バカロレア・ディプロマ・プログラム(IBDP)をYear 12およびYear 13の生徒に提供します。


BST students to Perform with the Tokyo Symphony Orchestra

BST students to Perform with the Tokyo Symphony Orchestra

The British School in Tokyo (BST) is proud to host a momentous musical collaboration between its most gifted student musicians and the renowned Tokyo Symphony Orchestra (TSO) in a special concert celebrating the school’s 35th anniversary.


ブリティッシュ・スクール・イン東京の生徒が東京交響楽団と共演

ブリティッシュ・スクール・イン東京の生徒が東京交響楽団と共演

ブリティッシュ・スクール・イン東京(BST)は、最も才能ある音楽学生たちと、日本を代表するオーケストラである東京交響楽団(TSO)との歴史的な音楽コラボレーションを発表いたします。BSTの創立35周年を記念するこの特別なコンサートは、2025年3月24日にBST昭和キャンパスの人見記念講堂にて開催され、若き才能とプロフェッショナルな演奏が織りなす、感動的な音楽のひとときをお送りします。


【ウィンター】小中学生対象 STEAM Winter School/Program 2024開講!

【ウィンター】小中学生対象 STEAM Winter School/Program 2024開講!

日本で唯一のSTEAMインターナショナルスクールのローラスが、ウィンターイベントを開催。楽しくSTEAMが学べる小学生向けのウィンタースクール、本格的なサイエンスに触れる中学生向けのウィンタープログラムに注目です。


最新の投稿


教室でのVEXロボティクス:保護者のためのガイド

教室でのVEXロボティクス:保護者のためのガイド

VEXロボティックスについての説明とそしてこれがどう子供の学習に向いているのかをFAQも含めて解説してます。


日本におけるニューロダイバーシティとインターナショナルスクール

日本におけるニューロダイバーシティとインターナショナルスクール

インターナショナルスクールは、多文化・多言語・多様な神経特性を持つ子どもたちが共に学ぶ場として、ニューロダイバーシティ(脳の多様性)を実践的に体験できる教育環境を提供しています。 日本でも近年、企業や文化の分野でニューロダイバース人材や障害のあるアーティストの価値が認識され始め、社会全体が「不自由」ではなく「能力」として多様性を捉える方向へ変化しています。 保護者は子どもと日常の会話の中で「違い」を強みとして伝え、互いの多様性を認め合う力を育むことが、未来の社会を豊かにする第一歩となります。


アメリカの大学出願におけるAI利用の現状 (2025)

アメリカの大学出願におけるAI利用の現状 (2025)

想像してみてください:高校3年生がストレスを抱え、真っ白なPC画面に点滅するカーソルを見つめています。そしてChatGPTを開き「大学のエッセイのアイデアを考えてくれる?」と入力する・・。こうした光景がますます増えています。生成AIはもはや未来的なツールではありません。普通の学生たちが大学入試という迷路を攻略するために活用しています。しかし、大学側はこれを容認しているのでしょうか?


スクリーンタイム:権威・教育・信頼

スクリーンタイム:権威・教育・信頼

いまや私たちの生活のあらゆる場面にスクリーンが存在し、多くの家庭にとって、子どもたちがそれらとどう関わっていくかが、現代の子育てにおける大きなテーマとなっています。学習、娯楽、友人との交流など、用途は多岐にわたり、オンラインで過ごす時間はかつてないほど長くなっています。では、保護者は、子どもたちがスクリーンタイムと健全に付き合うために、どのようにサポートできるのでしょうか?


国際教育フェア2025春 インタビュー : CTIS(キャピトル東京インターナショナルスクール

国際教育フェア2025春 インタビュー : CTIS(キャピトル東京インターナショナルスクール

本記事では、2025年春に東京で開催された国際教育フェアにて取材したCTIS(キャピトル東京インターナショナルスクールをご紹介します。