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インターナショナルスクールの小学校を考える前に義務教育について知ろう!

インターナショナルスクールの小学校を考える前に義務教育について知ろう!

全国的にプリスクールやキンダーガーデンが増えています。待機児童の増加もあり、英語で学べるプリスクールの増加を後押ししています。そのまま近所の小学部のあるインターナショナルスクールに進学したくなります。しかし、その前に小学校と中学校は、義務教育。義務教育について知っておきましょう。編集部:2019年12月28日加筆、修正。


全国的に増えているプリスクール

国際化、小学校英語必修化に伴い
プリスクールは毎年確実に増えていっています!

保育園に入れない待機児童問題も背景にありそうです。

英語のナーサリー・アフタースクール・ベビークラス・英語小学校を含め
1,000校近くになります。

英語で学んだプリスクールやキンダーガーデンの卒園児は、どのような学校に進学するのか?

プリスクールやキンダーガーデンに通わせているとこのままインターナショナルスクールの小学校に通わせたいと考えますね。

幼稚部を卒園後について書いているスクールでは、次のように書いています。

セントラルフォレストインターナショナルスクール立川のケースを参考にしてみます。
進学先は、下記の4つに分かれます。
1、東京ウエストインターナショナルスクール
2、他のインターナショナルスクール
3、私立小学校(横田基地内の小学校を含む)
4、国公立小学校

小学部のあるインターナショナルスクールを選ぶ前に知っておきたいのが、義務教育。

小学校と中学校は、就学の義務があります

日本国籍を持つ生徒にとって、小学校・中学校は義務教育です。
すなわち国民には、就学の義務があります。

グローバル化の進展を含め、プリスクールやキンダーガーデンが増えているため英語で学び続けさせたいと考える保護者も増えています。

文部科学省も保護者からの問い合わせにQ&Aとして掲載しています。

Q,子どもをインターナショナルスクールに通わせた場合、保護者は就学義務を履行したことになるのでしょうか。

A,学教法第17条第1項第2項には、学齢児童生徒の保護者にかかる就学義務について規定されています。
 そこでは保護者は子を「小学校又は特別支援学校の小学部」「中学校、中等教育学校の前期課程又は特別支援学校の中学部」に就学させると規定されています。

よって、保護者が日本国籍を有する子を一条校として認められていないインターナショナルスクールに就学させたとしても、法律で規定された就学義務を履行したことにはなりません。

学校教育法の一条のインターナショナルスクールで学ぶと就学義務を果たしているとなるようです。

しかし、現在、一条校の小学校・中学校のインターナショナルスクールは、幕張インターナショナルスクール、ぐんま国際アカデミー、LCA国際小学校や沖縄アミークスインターナショナルなど数校。

これらの学校は、教育特区・英語特区など特区で設立されたケースがほとんど。
インターナショナルスクールの小学校・中学校はほとんどないのが現状です。

幕張インターナショナルスクールの公式サイトのスクリーンショット。

学校側も法律に抵触する可能性のある日本人プリスクール・キンダーガーデン卒園児を主な対象にできないのです。

そのため一条校のインターナショナルスクールは、帰国生や二重国籍などの生徒を主な対象にしています。

しかし、海外から帰国した生徒、二重国籍の生徒も増えています。

そのため例外も増えているのが現状のようです。

インターナショナルスクールの小学部に入学させること

日本人がインターの小学部に進学すること

義務教育を受ける期間にわが子を学校に通わせない親は、学校教育法で定める就学義務に違反することになり罰せられる。それでも、わが子に喜んで登校拒否させている親たちがいるのだ。

日本国籍を持つ子どもがインターナショナルスクールの小学部に通うと、(本来は通うべき)小学校側の多くは、「登校拒否」児童として判断しています。

義務教育違反について地域によって学校、教育委員会の違いがあるようです。
東京都心部のようにインターナショナルスクールが多く、インターナショナルスクールに通う生徒が多い地域では、比較的スムーズなようです。

一方で、入学予定の小学校の校長先生が自宅に説得に来るケースもあるようです。

義務教育違反の現状は…

インターナショナルスクールに小学生の子ども通わせている親が次のように教えてくれた。

「長期欠席ということになっているみたいです。4月になると学校の先生が新学年の教科書を届けてくれますけど、うちの子がインターナショナルスクールに通っているのは知っていますから、それ以上に何か言われることはありません」。

ホームスクールやサポート校の増加など多様な教育形態が増えています。

そこに就学義務という現実があります。

学校としては、長期欠席にして在籍していることにしている

日本国籍を持ち、日本で生まれ育っているお子さんの場合、なかなかインターナショナルスクールの小中学校への進学を選びにくいのが現状です。

就学義務を違反してまでインターナショナルスクールに通わせるか?

小学生ではまだ子どもが自分で選べません。
インターナショナルスクールに通わせることは、授業料・学費を含めお金がかかります。

親として、小中学校の9年間をインターナショナルスクールに通わせられる金銭面、まわりのお子さんが国公私立小学生に通う中で少数派となる心理面を含め、決断が必要ですね。

自由に選べるには、幼稚園や高校

義務教育以外の教育課程は、自由に選べます。
幼稚園や高校にあたる教育課程は、自由に選べます。

プリスクールからの小学校選び。
そこが一番難しいですね。

現実を踏まえて

インターナショナルスクールの小学部に通わせることは、現状では、就学義務違反になることを踏まえて進路を選びたいですね。

こちらも参考にしたいですね。

知っておきたい。プリスクール・幼稚園・保育園の学費と内容の比較

http://istimes.net/articles/723

お子さんの最初の学校選びで、幼稚園・保育園とともにプリスクール(インターナショナルスクールの幼稚部)も選択肢に考えたことはありませんか。そこで学費に絞って比較してみました。

なぜ、インターナショナルスクールの授業料は高いのか?

http://istimes.net/articles/769

お子さんが生まれると一度は、インターナショナルスクールに通わせることを考えませんか?有名人が子どもをインターナショナルスクールに通わせている記事も載ります。ネットでインターナショナルスクールのホームページを見て、高い授業料に驚いた方もいると思います。なぜ、インターナショナルスクールの授業料は高いのか?をまとめました。

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この記事の記者

インターナショナルスクールタイムズの編集長として、執筆しながら国際教育評論家として、NHK、日本経済新聞やフジテレビ ホンマでっかTV、東洋経済、プレジデント、日本テレビ、TOKYO FMなど各メディアにコメント及びインタビューが掲載されています。

プリスクールの元経営者であり、都内の幼小中の教育課程のあるインターナショナルスクールの共同オーナーの一人です。

国際バカロレア候補校のインターナショナルスクールの共同オーナーのため国際バカロレアの教員向けPYPの研修を修了しています。

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