ピアソン社のELT Teacher Award
英語教育のピアソン社は、2017年の世界で最もイノベーティブな教育を実践する英語教師に国際教育プログラムを提供するタクトピア株式会社の嶋津幸樹先生をELT Teacher Awardに選出しました。
ELT Teacher Awardは、108ヶ国の1,395名の教員が対象となり、地域別の受賞者5名と読者投票による受賞者5名を決定しています。
今回、ピアソン社は、嶋津幸樹先生をの受賞理由を次のように説明しています。
世界で最もイノベーティブな英語教育を実践する英語教師に送られる英語教育ティーチャー・アワードを受賞した嶋津幸樹先生(写真中央)
「嶋津幸樹先生の日本での独自の英語キャンプは、生徒に英語を話す機会を生み出しています。共通の問題を解決する革新的なアプローチと英語教育の意欲と熱意があります。」
"Koki organises English camps around Japan to give students the opportunity to practise spoken English. Our judges thought it was an innovative approach to solving a common problem and showed his determination and enthusiasm for teaching English."
受賞理由にある共通の問題を解決するアプローチのキャンプとは、どのようなキャンプでしょうか?
白熱イングリッシュキャンプとは?
この共通の問題を解決するアプローチのキャンプが「白熱イングリッシュキャンプ」。
嶋津幸樹先生が開発したアプローチで開催されています。
世界のトップクラスの大学で学ぶ学生との協働をとおして「世界では何が起こっているのか」を知り、「自分の未来と学びたいこと」に向き合う集中日程型のイングリッシュキャンプです。
白熱イングリッシュキャンプの動画が公開されています。
楽しそうですね。
さっそく、3つのポイントにまとめてみました。
■ 1.多国籍の仲間との協働作業からダイバーシティを学ぶ
ハーバード大学をはじめ多国籍な大学生と一緒に協力して問題を解決してきます。
自然とダイバーシティを体感し、理解していきますね。
■ 2.英語を使い自分で未来の目標を設定できる力が身につく
多国籍なチームで共通語は「英語」。
その英語を使って、ともに目標を見出しながら進めていきます。
そのため、自分自信の目標も探し出して設定する力も育ちますね。
■ 3.学んだ成果を共有し成功/失敗経験を体に定着させる
ここで面白いのが、学んだ成果が成功であれ、失敗であれ貴重な経験としていること。
共に失敗した体験をその後にどう活かしていくのか?
そこがポイントのようです。
キャンプを運営するタクトピアとは?
グローカルリーダーシップの育成をミッションに掲げており白熱イングリッシュキャンプを運営する株式会社タクトピア。
中・高生を対象とした国内スタディキャンプやMITのアントレプレナーシップメソッドを活用した課題発見解決学習プログラムがあります。
また、米国・英国と東南アジアを舞台にした海外スタディーツアーとTOEFLやIELTSなどの4技能型試験に完全対応した語学力養成プログラムも提供しています。
世界各地の大学・起業家との強いネットワークがあるからこそできるプログラムですね。
タクトピアは、多様性あふれる仲間との「圧倒的な原体験」の共創を通じて、自分(読み:ローカル)と世界(読み:グローバル)の視点で考え行動し、ともに人生を切り拓く「グローカルリーダー」を育成する新しい学びのプラットフォームです。
ポイント
小学校の英語教育が変わるなかで、中・高生を対象とした英語キャンプが世界的な英語教育の賞を受賞したことで、英語で探究的に体験するプログラムの人気が高まってきそうですね。
特に、自分で考えて、体験すること。
さらにそのプロセスを英語で表現し、相手に伝えてアウトプットしていくこと。
白熱イングリッシュキャンプから留学にステップアップする生徒さんも多そうですね。
嶋津先生が教える教室型プログラムが9月より開催!
世界にハバタク英語力と探究力を身につけよう!
9月28日(水)から、最新の英語教育を取り入れた「探究型の英語クラス」がスタートしました。
タクトピアの独自の英語教育手法Native Mind™を提供するタクトピアと、探究学習プログラムの実績が豊富なa.schoolが連携する新クラスです。
日程:毎週水曜の授業を2回まで無料体験できます
定員 :各10
対象 :中高生
講師・ゲスト :タクトピア 嶋津先生、a.school 岩田先生
場所 :a.school本郷校
授業料 :無料
申込締切日:各回前日18:00
■こちらも参考にしたいですね。
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インターナショナルスクールタイムズの編集長として、執筆しながら国際教育評論家として、NHK、日本経済新聞やフジテレビ ホンマでっかTV、東洋経済、プレジデント、日本テレビ、TOKYO FMなど各メディアにコメント及びインタビューが掲載されています。
プリスクールの元経営者であり、都内の幼小中の教育課程のあるインターナショナルスクールの共同オーナーの一人です。
国際バカロレア候補校のインターナショナルスクールの共同オーナーのため国際バカロレアの教員向けPYPの研修を修了しています。