東京都江東区にあるK.インターナショナルスクール東京
国際バカロレア認定校が増える中で、K.インターナショナルスクール東京が躍進している。
まずは結果を見てみよう。
K.インターナショナルスクール東京が公表しているアカデミックパフォーマンスによると2017年度の国際バカロレアのDP(ディプロマ資格試験)で、35名が試験を受け100%の合格率だった。
さらに、平均点が38点(満点45点)を超えている。
国際バカロレアのDP試験は、DP課程に在籍する2年間の成績と最終試験の結果であり、一夜漬けなどが効かない。
2年間を通したいわばトライアスロン型の試験だ。
▼国際バカロレア機構でも、大学志願について志願方法を含め告知をしている。
国際バカロレア機構が公表したイギリスにある大学の志願例。名門キングス・カレッジでは37点が志願の平均だ。
DP試験の世界平均点は。29点(45点満点)。
38点は、世界の一流大学に志願していく点数だ。
ハーバード大学など世界最難関の大学は、DPの点数では、40点前後から志願していく。
K.インターナショナルスクール東京のDP試験結果は、45点満点のうち同校の最高点は43点。
なんと43点が4名もいる。
さらに42点2名、41点2名、41点6名と半数以上が40点以上でDPを取得している。
40%近い生徒が、ハーバード大学に志願する40点以上を取得している(35名中14名)。
なぜ女子校激戦区の千代田区に国際バカロレア認定校がなかったのか?
http://istimes.net/articles/781女子校の激戦区千代田区。東京都23区の中核区で、千代田区の皇居周辺には国会議事堂、最高裁判所といった国の中枢機関が集まっています。その千代田区にインターナショナルスクールや国際バカロレア認定校など国際教育インフラがありませんでした。理由について一部加筆しました(9月3日)。
最高点が高いK.インターナショナルスクール東京
編集部が注目するのが2つデータだ。
1.平均点の推移
2.合格者数
この二つのデータは、学校全体の総合力が反映されるからだ。
詳しく見ていこう。
アメリカの教育者であるDr. Patricia Fiorielloは「国際バカロレアのDPで学ぶ12のメリット」として公開しています。そこで、国際バカロレアのDPを習得した著名人と照らし合わせてみました。政治家から王室、女優から宇宙飛行士と幅広く活躍しています。「国際バカロレアとは」と思った方は一読してくださいね。
■1.平均点の推移
同校の平均点は、2015年から35点を超えている。
2015年 35.9点 2016年 36.6点 2017年 38.0点
3年間で平均点がじわじわと上昇しているのが下記の図からもわかる。
ここで重要なのは、平均点を押し上げているのが、一部の優秀な生徒かもしれない、ということだ。
そこでDP志願者における2.合格者数が重要なポイントとなってくる。
▼参考までにどの科目で何点を取得しているのか、もチェックしておこう。
どの科目で何点を取得しているのかも公表されている。化学、数学、ビジュアル・アーツで世界平均点より2点以上高い。
高校からは国際バカロレア!と決めたヨーロッパの小国アンドラの大きな挑戦。
http://istimes.net/articles/844フランスとスペインの国境にもなっているピレネー山脈に小さな国があるのをご存知ですか?それがアンドラ公国です。23区ほどの面積に約7万人が住んでいます。アンドラ政府は、高校で学ぶカリキュラムを国際バカロレアにすることを決めました。小さな国の大きな挑戦。アンドラ公国の決断は、同国の未来にどのように影響するのでしょうか?
■2.合格者数
同校のデータを引用しよう。
同校の卒業生は、3年間で次のように推移している。
2015年 29人、2016年 38人、2017年 39人と高い合格率で推移している。
▼それを図にしたのがこちら。
卒業生のうち、ほとんどがDPを志願し、合格している。
2015年 28人(合格率97%)
2016年 37人(合格率95%)
2017年 35人(合格率95%)
すなわち、DP試験の平均点は、同校のG12のほとんどが受験し、そして合格しているのだ。
ここに同校の強みが見えてくる。
すなわち、全体で平均点が高いのだ。
詳細を知りたい方は、K.インターナショナルスクール東京の公式ホームページにデータが公開されている。
▼詳しくは、こちら。
大学の合格実績は、アメリカ、イギリス、日本を中心に各国に幅広い。インターナショナルスクールの進学先は、アメリカが中心となるが、同校は、イギリスの大学の合格実績が比較的高いのも注目だ。
K.インターナショナルスクール東京の学費・授業料
現在の学費・授業料は2017年~2018年度のものです。
出願時にかかる費用
・出願料 ¥20,000
入学時にかかる費用 (入学時のみ)
・入学金 ¥300,000
・施設費用 ¥500,000
毎年かかる費用
・授業料 ¥1,640,000〜(幼稚部から9年生まで)
・施設維持費 ¥70,000
・その他諸経費
お問い合わせ
K.インターナショナルスクール東京
URL:https://www.kist.ed.jp
〒135-0021 東京都江東区白河 1-5-15
Tel:03-3642-9993 ( English )
03-3642-9992 ( 日本語 )
お問い合わせ時は、タイムズを見たとお伝えするとスムーズです。
Fax:03-3642-9994
最寄駅:清澄白河駅 ( 都営大江戸線・東京メトロ半蔵門線 ) から徒歩約 1 分
森下駅 ( 都営新宿線 ) から徒歩約 6 分
■こちらも参考にしたいですね。
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インターナショナルスクールタイムズの編集長として、執筆しながら国際教育評論家として、NHK、日本経済新聞やフジテレビ ホンマでっかTV、東洋経済、プレジデント、日本テレビ、TOKYO FMなど各メディアにコメント及びインタビューが掲載されています。
プリスクールの元経営者であり、都内の幼小中の教育課程のあるインターナショナルスクールの共同オーナーの一人です。
国際バカロレア候補校のインターナショナルスクールの共同オーナーのため国際バカロレアの教員向けPYPの研修を修了しています。