Powered by Global Step Academy    
【速報!】日本初のケンブリッジ国際認定小学校へ 昭和女子大学附属 昭和小学校

【速報!】日本初のケンブリッジ国際認定小学校へ 昭和女子大学附属 昭和小学校

昭和女子大学附属 昭和小学校が日本初のケンブリッジ国際認定小学校へ。昭和女子大学附属昭和小学校(校長 前田崇司氏:東京都世田谷区)は、2024年4月に開設予定の国際コースが日本の小学校(一条校)として初めてケンブリッジ国際認定校になったことを公表しました。一条校の小学校として初めての認定校となりました。


日本初!世界的なケンブリッジ国際認定校に

出典:昭和女子大学附属昭和小学校 公式ホームページより

昭和女子大学附属昭和小学校(校長 前田崇司氏:東京都世田谷区)は、2024年4月に開設予定の国際コースが日本の小学校(一条校)として初めてケンブリッジ国際認定校になったことを公表しました。

ケンブリッジ大学国際教育機構の認定式は、10月23日に実施されました。

世界1万校で採用されているケンブリッジ国際カリキュラム

ケンブリッジカリキュラムは、大きく幼小中高とあり、大学受験で3科目以上を学ぶAレベルが有名です。
世界では10,000校以上のインターナショナルスクールがケンブリッジ国際カリキュラムを採用しています。

建学の精神「世の光となろう」を理念に掲げる昭和女子大学附属昭和小学校は、私立小学校として文部科学省の学習指導要領に沿って学んでいます。

2024年4月からは、国際コース36名、探究コース60名と2コース制になります。

国際コースでは、国語、社会など日本語で学び、その以外の下記の科目は英語で学びます。
文部科学省の学習指導要領で学ぶ内容とケンブリッジ国際カリキュラムで学ぶことを一致させて英語で学びます。

▽ 国際コースの資料より抜粋。日本標準で学びながら、同時に授業の多くを世界標準のケンブリッジ国際カリキュラムでも学ぶことができます。

国際コースでは、国語、社会、道徳以外を英語で学びます。
1年生と6年生では、英語で学ぶ時間数は増えていきます。

日本標準と世界標準のダブルの学び

世界のインターナショナルスクールなどで多く使われているカリキュラムは、現在、2つあります。
ひとつが国際バカロレアの5000校。
もうひとつがケンブリッジ国際の10,000校です。

日本では、文部科学省が「国際バカロレア200校計画」を打ち立て、昨年、200校以上ができました。

「国際バカロレア200校」で日本の教育の国際化が進む中で、新たな国際教育の学びとして注目されているのが「ケンブリッジ国際カリキュラム」です。

同校は文部科学省が認定する「教育課程特例校」に申請しており、準備が進んでいる。

私立学校が国際カリキュラムを導入する事例は増えており、国際バカロレアに国公私立の幼稚園から高校までが認定を受けている。

また、ケンブリッジ国際カリキュラムは、上野学園が2024年4月に国際コースを開設予定です。

都内からケンブリッジ国際認定校の動きは、今後、さらに加速しそうです。

この記事の記者

インターナショナルスクールタイムズの編集長として、執筆しながら国際教育評論家として、NHK、日本経済新聞やフジテレビ ホンマでっかTV、東洋経済、プレジデント、日本テレビ、TOKYO FMなど各メディアにコメント及びインタビューが掲載されています。

プリスクールの元経営者であり、都内の幼小中の教育課程のあるインターナショナルスクールの共同オーナーの一人です。

国際バカロレア候補校のインターナショナルスクールの共同オーナーのため国際バカロレアの教員向けPYPの研修を修了しています。

関連するキーワード


ケンブリッジ国際認定校

関連する投稿


【2025年春開校!】ローラスインターナショナルスクール 文京校

【2025年春開校!】ローラスインターナショナルスクール 文京校

ローラス インターナショナルスクール オブ サイエンス(以下、ローラス)は、首都圏を中心にプリスクール、キンダーガーテン7校、初等部、中等部、高等部(2025年9月開校予定)を運営する、関東最大規模のインターナショナルスクールグループです。この度、2025年春に新しいスクールを文京区にオープンする計画が発表されました。


【ケンブリッジ国際】ローラスインターナショナルスクールがIGCSEを導入へ

【ケンブリッジ国際】ローラスインターナショナルスクールがIGCSEを導入へ

ローラスインターナショナルスクールオブサイエンス(以下、ローラス)は、首都圏を中心に8校を展開し、関東最大規模のインターナショナルスクールグループです。2025年9月に高等部を開校することが発表されました。


こんな校舎で学びたい!ローラス インターナショナルスクールの校舎が楽しすぎる!

こんな校舎で学びたい!ローラス インターナショナルスクールの校舎が楽しすぎる!

同校は、ケンブリッジ国際認定校として、幼小中高の一貫校計画を進めています。今回、小中高の部分において港区芝の新校舎ができ、いよいよ体制が整ってきました。同校のサイエンスによってより深い思考力を身につける方法が新校舎で見えてきました。そこで本記事では、ローラスインターナショナルスクールの新校舎と学びの空間について写真とともに考えてみます。


【速報!】横須賀バイリンガルスクールがケンブリッジ国際認定校に。中等部も開校へ

【速報!】横須賀バイリンガルスクールがケンブリッジ国際認定校に。中等部も開校へ

神奈川県横須賀市にある横須賀バイリンガルスクールがケンブリッジ国際認定校になったことを公表しました。また、井上芙美代表は、今後、中等部の計画も公表しました。


2022年9月に ローラス 中等部 開校へ

2022年9月に ローラス 中等部 開校へ

これまで2023年に開校予定としていたローラス インターナショナルスクール オブ サイエンスは、この度、中等部の開始を前倒し2022年9月から開校すると公表しました。この背景には、4月始まりに既存の生徒が9月始まりの中等部でギャップイヤーが生まれるため、早めに生徒が継続的に学べる環境を作ろうとする動きでもあります。


最新の投稿


学校は社会の縮図 小さな国際コミュニティが教えてくれること

学校は社会の縮図 小さな国際コミュニティが教えてくれること

インターナショナルスクールは多様性が前提の小さな地球。子どもたちは共感力や協働する力を自然に学びます。家庭では「なぜこの学校を選んだか」という対話が重要で、比較ではなく価値観の共有が子どもの挑戦を支えます。「今日何を学んだ?」と問いかけ、「自分も他人も違いがある」という視点を育てることが国際教育の本質です。学校には移動の多い子どもたちに質の高いインクルーシブ教育を提供し、地域に根ざした存在として社会への責任を学ぶ場となることが求められます。


小学校受験に国際化の衝撃!サレジアン国際学園小学校インターナショナルクラス受験レポ

小学校受験に国際化の衝撃!サレジアン国際学園小学校インターナショナルクラス受験レポ

サレジアン国際学園小学校インターナショナルクラスは、2025年度入試で志願者が前年比220名以上増え、A日程2〜3倍、B日程8.1倍と高倍率でした。受験生の8割がプリスクール生や帰国生など英語環境の子どもで、英語未経験でも合格例がありました。入試では創造力、主体性、非認知能力が重視され、幼児教室未経験でも合格が見られました。「一条校×インター」の安心感、プリスクール生の増加、口コミの速さ、改革で知られる大橋学園長への期待、都心からの通いやすさが人気の理由として挙げられます。


ビジョン 2035:実用的な英語を最優先に

ビジョン 2035:実用的な英語を最優先に

日本がアジア太平洋地域で英語力のリーダーシップを発揮するには、中高の英語教育の抜本的な見直しが必要です。現在、週5時間の授業の大半が文法・読解に費やされ、スピーキング練習は週1〜2時間程度です。この比率を逆転させ、週5時間をスピーキング中心に、文法・読解は週1〜2時間とすべきです。AI会話ツールやオンライン交流などのテクノロジーを活用すれば、日本人教員でも実施可能です。2024年のEF英語能力指数で日本は116か国中92位でした。文法や読解を捨てるのではなく、「話す・聞く・書く力」を支える手段として再構成し、実際に使える英語力を育成することが重要です。試験や評価方法もスピーキング能力を反映したものに変える必要があります。


インターナショナルスクールへの転校を考える前に知っておきたい学校生活言葉の壁:その先にある課題

インターナショナルスクールへの転校を考える前に知っておきたい学校生活言葉の壁:その先にある課題

インターナショナルスクールへの転校は、言葉の壁を越えた先に、新しい文化や価値観との出会いが待っています。本記事では、子どもが多様な環境の中で自分らしさを保ちながら成長していくためのヒントを探ります。


東京大学、新学部カレッジ・オブ・デザインで日本のグローバル教育を拡充

東京大学、新学部カレッジ・オブ・デザインで日本のグローバル教育を拡充

東京大学は、2027年秋、70年ぶりに新学部「カレッジ・オブ・デザイン(College of Design)」を開設します。英語によるカリキュラムと柔軟な出願ルートを導入し、日本でも広がりつつある総合型選抜により、国内の学生にもグローバルな学びの選択肢を提供します。